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生後1ヶ月の赤ちゃんに必要なミルクの量はどれくらい?足りているかのサインも解説

生後1ヶ月の赤ちゃんに必要なミルクの量はどれくらい?足りているかのサインも解説

生後1ヶ月は、新生児期を終えて赤ちゃんの発育が一気に進む時期です。一方で「ミルクの量はこれで足りているの?」と不安になる方も少なくありません。厚生労働省の調査でも、授乳について困ったことがあると答えた保護者は77.8%にのぼり、なかでも「母乳が足りているかどうかわからない」が40.7%と最も多くなっています※1。この記事では、生後1ヶ月に与えるミルクの量の目安を、完全ミルクと混合に分けて解説します。併せて授乳間隔と回数の考え方、足りている・不足・飲みすぎのサイン、日々の管理のコツもご紹介します。

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生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴

生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴

生後1ヶ月(生後4〜8週ごろ)は、新生児期を終えて体重・身長が急速に増加する時期です。こども家庭庁の「令和5年乳幼児身体発育調査」による体重・身長の中央値を見ても、この1ヶ月で1kg以上増えていることがわかります※2。

男の子 女の子
出生時の体重 3.06kg 2.95kg
生後30日の体重 4.15kg 3.91kg
生後1〜2ヶ月未満の体重 4.80kg 4.44kg
生後1〜2ヶ月未満の身長 55.5cm 54.5cm

一方で、胃の容量はまだ小さく、一度に飲める量は多くありません。まとめて飲ませるのではなく、少量を頻繁に飲む授乳スタイルが基本になるのはこのためです。
そして、この時期は個人差がとても大きいことも特徴です。同じ月齢でも体格には幅がありますし、母乳・ミルク・混合と栄養方法もさまざまです※2。目安量はあくまで参考値と考えてください。

生後1ヶ月のミルクの量の目安

生後1ヶ月のミルクの量の目安

「1回何mL飲ませればいいのか」は、多くの保護者が最初に知りたいポイントです。完全ミルクと混合、それぞれの考え方を整理します。

完全ミルク育児の場合

まず確認したいのは、使っている育児用ミルクのパッケージに記載された調乳目安です。育児用ミルクは母乳代替食品として特別用途食品の表示許可を受けた食品で※1、製品ごとに月齢別の1回量と回数が示されています。この表示に従うのが最も確実です。
全体像は1日の総量から考えると分かりやすくなります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生後0〜5ヶ月の乳児の基準哺乳量を1日0.78L(約780mL)としています※3。1日6〜7回に分けると、1回あたりおよそ110〜130mLという計算です。
併せて、上限も示されています。この時期の赤ちゃんは反射で吸うため満腹でも与えただけ飲むことがあるとしたうえで、通常は1日あたり体重1kgにつき200mLを上限の目安としています※4。体重4.5kgなら1日約900mLです。
大切なのは、1回ごとの数字にとらわれすぎないことです。回数よりも1日に飲む量を中心に考えること、1日の目安量に達しなくても子どもが元気で体重が増えているならば心配しすぎる必要はありません※1。

混合育児(母乳+ミルク)の場合

混合栄養は、母乳分泌の不足や母親の健康上の理由、疲労などから、母乳と育児用ミルクを合わせて与える方法です※4。
足すミルクの量には、「何mL」という一律の公的な基準はありません。母乳の出方で適量が変わるため、数字では決められないのです。とはいえ、目安がまったくないと始めにくいものです。1回40〜80mL程度を目安に、赤ちゃんの様子を見ながら調整するとよいでしょう。判断の軸になるのは体重で、1ヶ月児健診では退院時からの増加量が1日20〜50gを標準として評価されます※4。
具体的な量は、1ヶ月児健診や新生児訪問などの機会に、体重の増え方を見ながら相談して決めるのが確実です。
量以外にも、混合育児を続けていくうえで気をつけたいポイントとして次の3点が挙げられます。

  • 母乳が少しでも出るなら、母乳育児を続けるために育児用ミルクを有効に利用するという考え方で取り入れる※1
  • 母乳分泌が十分ある場合、夜間にミルクを与えて直接授乳の間隔があきすぎると、乳腺炎や乳管閉塞のリスクになるため注意する※4
  • 体重増加が良好でミルクを減らせそうなときは、母乳育児に詳しい助産師や小児科医に相談する※4

いずれも、混合の配分は一度決めたら固定するものではなく、母乳の出方や赤ちゃんの成長に合わせて変えていくものだという考え方に基づいています。

生後1ヶ月の授乳間隔と回数の目安

生後1ヶ月の授乳間隔と回数の目安

ミルクは母乳に比べて消化に時間がかかるため、授乳間隔は3時間おきが一つの目安とされています。回数にすると1日6〜7回程度です※3。
ただし、この時期は間隔がバラバラになるのが自然です。生まれてすぐの赤ちゃんは体内時計がまだ十分に働いておらず、昼夜のリズムが整い始めるのは生後7週前後。生後8〜11週で8割の赤ちゃんが獲得するとされています※4。授乳のリズムそのものが確立するのも生後6〜8週以降で、個人差もあります※1。
したがって、時計を見ながらきっちり3時間おきにする必要はありません。赤ちゃんが欲しがるとき、飲ませたいときに授乳する、というスタイルで問題ないとされています※1。
一方で、よく眠っていて間隔が空きすぎるときは、起こして授乳してかまいません。生後2ヶ月頃までは4時間以上空けないようにするとよいでしょう。

ミルクが足りているかのサインと確認方法

ミルクが足りているかのサインと確認方法

量や回数の数字よりも頼りになるのが、赤ちゃん自身が見せるサインです。ここでは観察ポイントを整理します。

ミルクが足りているサイン

ミルクが足りているかどうかは、一つの数字ではなく複数の様子を合わせて見るのが基本です※1。目安になるのは次の3つです。

  • 1日5〜6回以上おしっこが出ている
  • 体重が1日あたり25〜30g程度、順調に増加している※5
  • 飲んだ後に満足した様子で、ぐっすり眠れている

体重は、出生時からではなく産科施設を退院したとき(または2週間健診時)からの1日あたりの増加量で計算します※4※5。母子健康手帳の発育曲線に記入して、カーブに沿って伸びているかを確かめておくと安心です※2。

ミルクが不足しているサイン

反対に、次のような様子が続くときは、ミルクが足りていない可能性があります。

  • 授乳後すぐに泣く、グズグズが続く
  • 体重が増えていない、もしくは減少している
  • 1日のおしっこの回数が著しく少ない(5回未満が目安)

体重増加不良の主な原因は、授乳がうまくいかず栄養が足りていないことです※4。適切に飲めるようになれば増加に転じることが多いので、一人で抱え込まず、かかりつけ医や助産師に授乳の様子を見てもらいましょう。1ヶ月健診では、退院時からの体重増加が1日25gを下回る場合、その後のフォローアップの対象になります※4。

ミルクの飲みすぎのサイン

逆に、次のような様子が見られるときは、飲みすぎている可能性があります。

  • 授乳後に頻繁に吐き戻す
  • 体重の増加が1日30gを大きく超えて続いている

生後1ヶ月頃は、飲んだ乳がだらだらと口から出てくる「溢乳(いつにゅう)」がよく見られます。口の中に異常がなく体重が順調に増えていれば、様子を見て問題ありません※4。飲ませすぎを防ぐには、授乳間隔を意識することが大切です。
ただし、目安以上に増えているからと自己判断で量を減らすのは避けてください。必要な栄養が足りなくなるおそれがあります※5。気になるときは健診や小児科で相談しましょう。勢いよく吐く嘔吐が繰り返される場合も、受診をおすすめします※4。

生後1ヶ月のミルク管理で意識したいこと

生後1ヶ月のミルク管理で意識したいこと

生後1ヶ月は成長が著しく、ミルクが適切に与えられているかを日常的に確認したい時期です。数値として記録しておくと変化に早く気づけ、健診や受診の際に医師へ正確に伝えられます。以下で意識したい2つのポイントを解説します。

体重をこまめに測る

体重の増加は、ミルクが足りているかどうかを確認する最も確実な指標です。生後1ヶ月の正常な体重増加の目安は1日あたり25〜30g程度で※5、これを下回る状態が続く場合は早めに医師に相談することが推奨されます※4。
毎日測る必要はありませんが、週に1〜2回程度ベビースケールで計測し、増加のペースを把握しておくと安心です。測ったら母子健康手帳の発育曲線に記入して、カーブに沿って伸びているかを確かめておきましょう※2。
なお、体重は出生時からではなく、産科施設を退院したときからの増加量で計算します※4。生まれた直後は一時的に体重が減るため、出生時と比べると実際より増えていないように見えてしまうためです。

飲んだ量を記録する

もう一つは授乳の記録です。毎回の授乳時間、ミルクの量、おしっこの回数などを記録しておくと、飲みムラや体調の変化に気づきやすくなります。
記録が蓄積されていれば、1ヶ月健診や小児科を受診する際にも役立ちます。健診で確認されるのは主に以下の内容です※4。手元にメモがあれば、そのまま伝えられます。

  • 混合・人工栄養の場合:1回あたりのミルクの量と授乳回数
  • 母乳の場合:授乳回数、授乳のタイミング、1回あたりにかかる時間
  • 共通:排便の回数や形状

育児ノートでもスマートフォンのアプリでも構いません。すべてを完璧に埋めようとすると負担になるので、無理のない方法で続ける習慣をつけることが大切です。

生後1ヶ月のミルクに関するよくある悩み

生後1ヶ月のミルクに関するよくある悩み

最後に、1ヶ月健診でも相談の多い2つの疑問を取り上げます。

ミルクを飲まないときの対処法

いつもより飲みが悪いときは、まず次の3点を確認してみましょう。

  • 哺乳瓶の乳首のサイズや形が合っているか、別のタイプを試してみる
  • ミルクの温度が人肌程度になっているか確かめる
  • 眠い、おむつが気持ち悪い、ガスが溜まっているなど、ミルク以外の原因を探る

意外と見落としやすいのが調乳です。粉ミルクと水の量が表示どおりの濃さになっているか、温度が高すぎたり低すぎたりしていないかを確認してください。濃度や温度が適切でないと、飲む量が減ったり下痢につながったりすることがあります※4。
なお、飲まないからといって湯冷ましや麦茶を与える必要はありません。カロリーのないもので空腹が満たされると、かえって哺乳回数や摂取量が減ってしまいます※4。

夜間の授乳はどうすべき?

生後1ヶ月は、夜間も3〜4時間おきの授乳が必要になることが多い時期です。基本は、赤ちゃんが自然に起きて泣いたら対応するスタイルで問題ありません※1。
ただし4時間以上間隔が空くようであれば、起こして授乳しましょう。この時期はまだ昼夜のリズムが整っておらず、8割の赤ちゃんがリズムを獲得するのは生後8〜11週とされています※4。夜中に何度も起きるのは自然な姿だと考えて大丈夫です。
負担を減らす工夫としては、夜間の授乳時に部屋の照明を明るくせず、間接照明で対応する方法があります。朝の光や日中の生活音とあわせて、赤ちゃんのリズムづくりを助けるとされています※4。
赤ちゃんが寝ているときは、保護者も一緒に休んでください。産後1ヶ月は体調が不安定な時期が続きます。つらいときは、こども家庭センターや産後ケア事業、子ども医療電話相談(#8000)などを遠慮なく利用しましょう※4。

生後1ヶ月のミルク作りにはウォーターワンがおすすめ

生後1ヶ月のミルク作りにはウォーターワンがおすすめ

生後1ヶ月の授乳は1日に何度も訪れ、そのたびに調乳が必要です。育児用ミルクは、授乳の直前に70℃以上のお湯で溶かし、人肌に冷ましてから与えることが求められています※4※6。水道水を使う場合は沸かして冷ます工程が加わり、赤ちゃんを待たせる時間も保護者の負担も大きくなりがちです。
また、水の選び方にも注意点があります。調乳にペットボトルの水を使う場合、赤ちゃんの腎臓への負担や消化不良などを生じる可能性があるため、ミネラル分が多く含まれる硬水は避け、軟水を選ぶことが推奨されています※1。
その点、ウォーターワンの天然水は不純物が少ない軟水または超軟水で、調乳に使う水として選びやすいのが特長です。富士山・南阿蘇・島根・沖縄の国内4つの採水地から好みのお水を選ぶことができ、定期的にご自宅に配送されます。サーバーは87℃前後の温水がいつでも使えるため、お湯を沸かして冷ます手間をかけずに調乳でき、眠気と戦う夜間の授乳でも準備がスムーズです。温水コックには標準でチャイルドロックが搭載され、冷水コックにもオプションで追加できるので、小さなお子さまがいるご家庭でも安心して使用できます。ミルクが必要な時期を過ぎたあとも、離乳食づくりや毎日の水分補給、料理に活用できます。忙しい育児のなかで手間を一つ減らす選択肢として、ぜひ検討してみてください。

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