生後7ヶ月は、離乳食が1日2回食へと進み、ミルクの量や回数も変わっていく時期です。「離乳食が増えたぶん、ミルクはどれくらい減らせばいいの?」「以前より飲まなくなったけれど大丈夫?」と悩むパパ・ママは少なくありません。この時期は離乳食を1日2回にして生活リズムを確立していく段階にあたり、母乳や育児用ミルクは離乳食の後に与えるほか、授乳のリズムに沿って与えるのが基本とされています※1。この記事では、生後7ヶ月の1回あたりのミルク量と授乳回数、離乳食との組み合わせ方、飲む量が減った・増えたときの対処法、水分補給の注意点までを解説します。
生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴

生後7ヶ月は、離乳の段階でいうと「離乳中期」にあたります。生後5〜6ヶ月頃に始めた離乳食を1日2回にして、食事のリズムを整えていく時期です※1。まずは、この時期の赤ちゃんに見られる変化を整理しておきましょう。
- 舌と上あごを使って食べ物をつぶせるようになり、舌でつぶせる固さのものが目安になる※1
- 舌と顎の動きが前後運動から上下運動へ移行し、口唇が左右対称に引かれるようになる※1
- 離乳食が1日2回食に進み、生活リズムが少しずつ整ってくる※1
- お座りが安定してきて、食卓での姿勢を保ちやすくなる
- 家族の食事に手を伸ばすなど、食べることへの興味が増してくる
口を上手に使えるようになるにつれ、食べられる食材の幅も広がります。1日2回食に進む頃には、穀類(主食)、野菜(副菜)・果物、たんぱく質性食品(主菜)を組み合わせた食事にしていくのが目安です※1。
一方で、この時期にもっとも意識したいのは個人差の大きさです。子どもの食欲や摂食行動、成長・発達のパターンにはそれぞれ個性があるため、画一的な進め方にならないよう留意する必要があります※1。離乳食をよく食べる子もいれば、なかなか進まない子もいます。ミルクの量や離乳食の進み方にばらつきがあるのは、この時期には自然なことです。月齢はあくまで目安と考え、目の前の赤ちゃんの様子に合わせて進めていきましょう。
発育の確認には、母子健康手帳の乳幼児身体発育曲線が役立ちます。身長や体重を記入して変化をみることで成長の経過を確認でき、体重増加がみられず成長曲線からはずれていく場合や、逆に大きくはずれるような急速な体重増加がみられる場合は医師に相談しましょう※1。
生後7ヶ月のミルクの量の目安

ここからは、生後7ヶ月のミルク量の基本を確認していきます。育て方によって考え方が変わるため、完全ミルクと混合に分けて見ていきましょう。
まず全体の枠組みとして、離乳中期(生後7ヶ月〜8ヶ月頃)は、母乳または育児用ミルクを離乳食の後に与え、このほかに授乳のリズムに沿って母乳は子どもの欲するままに、ミルクは1日に3回程度与えるのが目安とされています※1。離乳食後の授乳が2回、それとは別の授乳が3回程度で、合わせて1日5回前後という組み立てになります。
完全ミルク育児の場合
完全ミルク(完ミ)で育てている場合は、この考え方をそのまま当てはめやすいのが特徴です。押さえておきたいポイントを整理します。
- 1回あたり200〜220mL程度を1日5回、というのが一般的な目安としてよく挙げられる
- 離乳食が2回食に進んでいる場合は、離乳食の後にミルクを補う形が基本になる※1
- そのほかに、授乳のリズムに沿って1日3回程度を目安に与える※1
- 授乳量は赤ちゃんによって異なるため、回数よりも1日に飲む量を中心に考える※1
- 1日の目安量に達しなくても、赤ちゃんが元気で体重が増えているならば心配はない※1
- 缶のラベルの表示や担当医師の指示を優先し、目安量はあくまで参考として捉える※2
特に覚えておきたいのが4つめと5つめです。1回ごとの飲み残しに一喜一憂するより、1日単位・数日単位で捉えるほうが、赤ちゃんの実態に合った見方ができます。調乳量は製品ごとに設計が異なるため、いま使っている製品の表示を優先してください。
混合育児(母乳+ミルク)の場合
混合育児は、母乳を十分に与えられない場合に母乳と育児用ミルクを合わせて与える方法です※1。母乳をどれだけ飲んだかは目に見えないため、「ミルクを何mL足せばいいのか」がいちばん悩ましいところでしょう。
- 離乳食の後にまず母乳を飲ませ、足りない分をミルクで補う形が基本になる
- 1回あたりのミルク量は母乳の量によって大きく変わるため、一概には言えない※1
- 赤ちゃんが満足している様子で、体重が順調に増えていれば問題ないことが多い※1
- 母乳の授乳回数を減らすと母乳の分泌が減り、母乳育児の継続が難しくなる場合がある※1
- 判断に迷うときは、体重や授乳状況を確認しながら専門職に相談する※1
母乳が足りているかどうかは、子どもの状態や個性、体質、母親の状態や家庭環境などを考慮に入れたうえで総合的に判断する必要があります※1。体重の増え方に加えて、授乳回数、排尿・排便の回数、機嫌といった日々の様子も手がかりになります。決まった配分を守るより、その日の母乳の出方に合わせて調整するほうが続けやすいでしょう。
生後7ヶ月の離乳食とミルクのスケジュール

生後7ヶ月は、1日2回食に慣れながら生活リズムを整えていく時期です。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、食事を規則的に摂ることで生活リズムを整え、食べる意欲を育み、食べる楽しさを体験していくことを目標とすると示されています※1。時間をきっちり守ることが目的ではなく、毎日おおよそ同じ流れで進めることがリズムづくりにつながります。
離乳食は朝と夕方の1日2回が基本で、食後にミルクを補う形が標準的なパターンです。1日の組み立てにすると、次のような流れになります。
- 起床後:授乳(母乳またはミルク)
- 午前:1回目の離乳食 → 食後に授乳
- 日中:授乳
- 夕方:2回目の離乳食 → 食後に授乳
- 就寝前:授乳
離乳食とミルクの間隔は、4〜5時間おきを一つの目安にすると、消化の負担を減らしながら空腹のリズムも整いやすくなるといわれています。ただし、時間帯や回数は赤ちゃんによって異なるため、あくまで一例として考えてください。
また、夜間の授乳は、赤ちゃんによってまだ必要な場合があり、無理にやめなければならない時期ではありません。授乳を終了する時期を決めることは難しく、いつまで続けるのが適切かは保護者の考えを尊重して進めるものとされています※1。夜中に欲しがるようであれば、これまでどおり応じて構いません。
離乳食づくりの負担が大きいときは、ベビーフードの活用も選択肢です。加工食品を上手に使用することで作る負担が少しでも軽減するのであれば、それも一つの方法とされています※1。
ミルクの量が減ってきたときの対処法

離乳とは、成長に伴い母乳または育児用ミルクだけでは不足してくるエネルギーや栄養素を補完するために、母乳から幼児食に移行していく過程です※1。離乳食が進むにつれてミルクを飲む量が自然に減ってくることは、この移行の途中で起こる発達の一部といえます。体重が順調に増加していれば、過度に心配する必要はありません※1。
ミルクを飲まなくなってきたとき
まず確認したいのは、赤ちゃんが元気かどうかと、体重が増えているかどうかです。
- 離乳食から栄養と水分が摂れていれば、ミルクの量が減っても問題ない場合が多い
- 1日の目安量に達しなくても、元気で体重が増えているならば心配はない※1
- 母子健康手帳の乳幼児身体発育曲線に記入し、カーブに沿っているかを確認する※1
- 体重増加がみられず成長曲線からはずれていく場合は、医師に相談して変化を観察する※1
- 無理に飲ませようとせず、画一的な進め方にならないよう気をつける※1
無理にミルクを飲ませようとすると、授乳や食事の時間そのものが赤ちゃんにとって負担になり、食べる意欲が育ちにくくなることもあります。離乳の支援にあたっては、子どもの成長や発達状況、日々の様子をみながら進めること、無理させないことに配慮することが大切です※1。今日は飲まなかったという日があっても、数日単位の流れで見ていきましょう。
もっとも確実なのは、乳幼児健康診査や地域の育児相談の機会に体重の増え方を確認し、医師に相談することです。保健センターや子育て世代包括支援センター、産科・小児科の医療機関、助産所なども窓口になります※1。
なお、フォローアップミルクは母乳代替食品ではなく、離乳が順調に進んでいる場合は摂取する必要はないとされています※1。離乳が順調に進まず鉄欠乏のリスクが高い場合などに、医師に相談したうえで活用を検討するものです※1。
ミルクを飲みすぎているとき
反対に、飲みすぎているように感じるケースもあります。この場合も、まず見るのは体重の推移です。以下のポイントを確認しましょう。
- 体重の増加が著しい場合や、成長曲線から大きくはずれる場合は、医師や助産師に相談する※1
- 授乳量は回数ではなく1日に飲む量を中心に捉え、全体量を把握する※1
- 離乳食が主食・副菜・果物・主菜の組み合わせになっているかを見直す※1
- 食品の種類や調理方法が単調になっていないかを確認する※1
ミルクへの執着が強いときは、離乳食の内容を見直すことが有効な場合があります。家族の食事から調味する前のものを取り分けたり、薄味のものを取り入れたりして、食品の種類や調理方法が多様になるような内容にするとよいとされています※1。また、離乳中期は、つぶした食べ物をひとまとめにする動きを覚え始めるため、飲み込みやすいようとろみをつける工夫も必要です※1。食べにくさが原因で離乳食が進まず、そのぶんミルクを欲しがっているケースも考えられます。
また、おもちゃや外出などでミルク以外の楽しみを増やしていくうちに、自然と授乳のペースが落ち着いていくこともあります。ただし、体重の増え方が気になる場合は、自己判断で量を減らさず、必ず専門職に相談してください。
生後7ヶ月の水分補給について

生後7ヶ月頃になると、白湯や麦茶など、ミルク以外の飲み物を少量ずつ試せるようになります。哺乳瓶ではなくコップやスパウトで飲む練習を始めるのも、この時期からが一つの目安とされています。食事に少量添える形で取り入れると、無理なく慣れていけるでしょう。
ただし、ミルクや母乳が主な栄養源であることに変わりはありません。おかゆや汁ものなど離乳食自体にも多くの水分が含まれているため、水分補給だけを目的に飲み物を多く与える必要はありません。水分でお腹がいっぱいになり、肝心の授乳や離乳食が進まなくなっては本末転倒です。あくまで補助的なものと位置づけましょう。
飲み物を与えるときに知っておきたい注意点も整理しておきます。
- イオン飲料は、多量摂取による乳幼児のビタミンB1欠乏が報告されており、授乳期および離乳期を通して基本的に摂取の必要はない。必要な場合は医師の指示に従う※1
- はちみつは、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、1歳を過ぎるまでは与えない※1
- 牛乳を飲用として与える場合は、鉄欠乏性貧血の予防の観点から1歳を過ぎてからが望ましい※1
- 子どもは細菌への抵抗力が弱いため、調理や調乳の際は衛生面に十分配慮する※1
生後7ヶ月のミルク作りにはウォーターワンがおすすめ

生後7ヶ月は、離乳食づくりが1日2回に増え、そのうえで1日5回前後の授乳が続く時期です。ミルクづくりの手間をどう減らすかは、パパ・ママの休息時間に直結します。
まず押さえておきたいのが、お湯の温度です。調乳に使用する湯は70℃以上を保つこと、調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄することが推奨されています※2。やかんで沸かして冷ます工程は、夜間や離乳食づくりと重なる時間帯には特に負担になりがちです。
次に、水の種類です。調乳にペットボトルの水を使う場合は、赤ちゃんの腎臓への負担や消化不良などを生じる可能性があるため、ミネラル分が多く含まれる硬水は避け、軟水を選ぶことがすすめられています※1。
『ウォーターワン』の天然水は、富士山・南阿蘇・島根・沖縄という国内4つの採水地からお好みのお水を選べます。いずれも飲みやすい軟水または超軟水で、加熱処理を行わずにボトリングしているため、お水本来の味わいとミネラルバランスがそのまま生きています。不純物が少なくまろやかな味わいで、赤ちゃんのミルクづくりから大人の水分補給まで、家族みんなで使えます。
サーバーからは87℃前後の温水と6℃前後の冷水がいつでも使えます。温水は調乳にすすめられる70℃以上を満たしているため、お湯を沸かして冷ます工程を省いて、粉ミルクを正しい温度で溶かせます。できあがったミルクは人肌程度まで冷ましてから飲ませますが、冷水も同じサーバーから使えるので、その時間も短く済みます。眠い目をこすりながらお湯を沸かす必要がなくなる点は、夜間授乳が続く時期のパパ・ママにとって大きなメリットになるはずです。
安全面にも配慮されています。温水コックには標準でチャイルドロックが搭載されており、冷水コック側もオプションで追加が可能です。ハイハイやつかまり立ちが始まる時期に合わせて、ご家庭の状況に応じた設定を選べます。
そして、出番はミルクの時期だけでは終わりません。生後7ヶ月からの離乳食づくりでは、おかゆをのばす、野菜を茹でる、だしをとるといった場面で日常的にお湯とお水を使います。離乳が完了したあとも、家族の調理用のお水として使い続けられる点は、長く付き合う設備だからこその魅力です。この機会に、ぜひウォーターサーバー『ウォーターワン』をチェックしてみてください。
ウォーターワン編集部は、ガス・電力・ウォーターサーバーなどのサービスを展開する株式会社サイサンが運営する編集チームです。お水やウォーターサーバーに関する情報を中心に、日常生活に役立つ知識をわかりやすくお届けします。












