水道水はそのまま飲むと危険?マンションの配管問題やあまり知られていない真実とは

日本の水道水はそのまま飲める?危険性と解決策について

水道水に対して「カルキ臭がしてクサい」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

水道水に対するイメージは臭いだけではありません。

「残留塩素などの物質が含まれている心配」
「本当にそのまま飲んでも大丈夫?」

などのように、水道水についてさまざまな不安を感じている方も多いです。

結論から言えば日本の水道水はそのまま飲めるほど綺麗ですが、マンションや建物の清掃状況が良くない場合が多く、危険や問題点もあるというのが現状です。

今回の記事では「水道水はそのまま飲むと危険なのか?」について詳しく解説していきます。

日本の水道水は安全なのか?そのまま飲む危険性とは

水道水は安全に飲めるのか

水道水が飲めるということは世界的に見ると当たり前ではありません。

国土交通省が2018年に発表した調査結果では、世界でも水道水が飲める国は、たった9ヶ国しか存在しないのです。

9ヶ国のうち、ほとんどがヨーロッパの国でアジアでは日本だけとなっています。

日本の水道水は1957年に制定された「水道法」により、その水質基準が厳格に定められています。

「水質基準項目51項目」に加え、「水質管理目標設定項目27項目」「要検討項目45項目」によって世界でもトップクラスの厳しい検査をクリアした安全な水であると言えます。

しかし、そんな水道水でも多くの危険性や問題点を含んでいます。

日本の水道水には以下3つの問題点があります。

問題点1.建物の貯水タンク清掃の問題点

貯水タンクの清掃問題

貯水タンクの管理については国ではなく、所有者や管理者に責任があります。

そのため、所有者や管理者が厚生労働大臣から認可を得た事業者に点検清掃を依頼しています。

しかし、この貯水タンクの点検清掃に関しても問題点があります。

実は97.4%以上の貯水タンクは点検されていない!?

10tを超える貯水タンクに関しては、認可を受けた業者による1年に1回の検査や定期清掃が義務付けられています。

しかし、検査が義務付けられているのは10tを超える貯水タンクのみ。

それ以下の貯水タンクに関しては所有者任せとなり、「検査や清掃は義務付けられていない」のです。

全国にある10t以下の貯水タンクがある建物は「約90万施設」もあります。

ところが検査実施率はたった2.6%程度で、残り97.6%の施設は検査や清掃が行われていないという事実があるのです。

小規模貯水槽水道では、施設数が全国で907,843件に対して、検査実施施設数は23,463件にとどまり、受検率は、わずか2.6%となっています。これは、設置者や管理者が飲料水の安全確保に対する意識が十分ではないことを物語っている数字です。引用元:貯水槽水道の現状と問題点(財団法人東京顕微鏡院 食と環境の科学センター)

問題点2.塩素やトリハロメタンの危険性

水道水を煮沸する

日本の水道水は、塩素消毒を行うことで殺菌しており安全性を保っています。

その基準は1957年に制定された水道法により、蛇口で検出される塩素の濃度(残留塩素濃度)が0.1mg/L以上を保持することが定められているのです。

しかし、残留塩素が多すぎると味や臭いに影響してしまうため、上限1mg/Lに抑えるという水質管理目標があります。

実は知らない塩素の有害性

この塩素は強力な殺菌効果がある反面、人体に影響を及ぼすことが指摘されています。

例えば水道水に触れることで皮膚炎の原因になったり髪が傷んだりするなどです。

米国化学学会の報告によると、皮膚や呼吸から吸収される塩素量は水道水を飲む場合の6~100倍とされており、その影響が懸念されています。

また、この塩素が水中に存在するフミン質などの物質と反応して生成されるのが「トリハロメタン」です。

このトリハロメタンは塩素濃度が高くなるほど増えてしまうため、「塩素濃度が高い=安全」ではなくなってしまうという問題点があるのです。

問題点3.鉛製水道管の危険性

マンションの水道管の危険性

2020年度の水道普及率は98%を突破しており、それだけ多くの水道管が地下には張り巡らされています。

鉛は錆びにくさと柔らかさから水道管の材料としては1980年代後半まで使われていました。

しかし、この鉛製水道管の危険性が問題になっているのです。

鉛製の水道管は長時間水が使われなかった場合、鉛の成分が水に溶け出してしまいます。

また、鉛製の水道管でなくとも、法定耐用年数の40年を超えて使用されている水道管もあります。

そういった長年使用されている水道管には、水道管内部に水垢やサビが発生する危険性もあります。

家庭内の水道管は自己責任?

国としては老朽化や大規模震災を想定し、平成29年度の水道施設整備費予算を前年度の121.8%に拡大しており、対策を進め始めています。

しかし、私有地にある水道管に関しては、その土地の所有者が管理しなければなりません。

古い水道管をそのまま使用している建物も多いため、その安全性には疑問が残ってしまいます。

水道水を美味しく安全に飲む方法

水道水を美味しく飲む方法

さまざまな問題点や危険性が考えられる水道水ですが、美味しく安全に飲む方法を3つご紹介します。

是非参考にしてみて下さい。

方法1.煮沸する

水道水を煮沸する

まず最初の方法は水道水を煮沸する方法です。

水道水を10分~15分間煮沸することで、残留塩素やトリハロメタンを除去することができます。

注意点は「必ず10分は煮沸し続けること」です。

トリハロメタンは短時間の加熱では逆に増加してしまいます。

また、塩素が除去された水の長期保存は危険です。

煮沸により塩素を除去すると消毒効果がなくなるため、細菌が繁殖するリスクが高くなります。

面倒ですが大量に作り置きはせずに、都度飲み切るようにしましょう。

方法2.浄水器を設置する

浄水器

浄水器を設置することで、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタン、その他成分を取り除くことができます。

浄水器のフィルターによって除去できる成分が違うため注意が必要です。

活性炭 中空糸膜 RO膜
残留塩素
トリハロメタン
放射性物質 × ×
鉄サビ
一般細菌
カビ臭
カルキ臭

また、浄水器と言っても数千円で買える物から、10万円以上する物もあります。

製品によりフィルターの寿命はさまざまのため、中には使用期限が切れたまま長年使用しているご家庭も多いでしょう。

浄水器を使用する場合、フィルター交換の手間や費用なども含めて考える必要があります。

詳しくは浄水器とウォーターサーバーはどっちがいい?機能性やコスト面を徹底比較!をご覧ください。

方法3.水道水ウォーターサーバーを使用する

水道水を補充するだけのウォーターサーバー

3つ目の方法は水道水をろ過するタイプのウォーターサーバーを使用する方法です。

これは水道水ウォーターサーバーとも言われており、残留塩素やトリハロメタンなどを除去し、美味しく安全な水にすることが可能です。

さらに、ウォーターサーバーの利点である「冷水温水をいつでも使うことができる」ので非常に便利です。

月額制のため水の量を気にせずに使え、フィルターは自動で配送されるので安心です。

東京の水道水は美味しくなっている?

東京の水道水について

以前から東京の水道水は

「地元の水道水と比べると全然美味しくない・・・」
「カルキ臭がキツくて不味い」

などの声がよく聞かれます。

しかし、東京の水道水は近年水質改善が進み、劇的に美味しくなっているのはご存じですか?

東京や千葉の飲み水に使用されていた利根川水系はひどく汚れていました。

また、当時は現在ほど浄水施設の性能が高くなかったため、塩素が強めだった時期があります。

塩素が強いためカルキ臭が強くなり、東京の水は不味いと言われるようになったのです。

ですが、現在は浄水施設の性能が向上したおかげで、塩素量を下げることができ、東京の水が美味しくなったと言われているのです。

東京の水道水が不味いと言われる理由

しかし、それでもまだ東京の水が不味いと言われるのには、以下の様な理由があります。

    東京の水が不味いと言われる理由

  • マンションが多いから
  • マンションの水道管の劣化
  • 水源のキレイさが違うから

それでは一つずつ見て行きましょう。

理由1.マンションが多いから

東京には地方に比べ、マンションやアパートの数が圧倒的に多くあります。

マンションやアパートの場合、貯水タンクに水を蓄えてから各部屋に水を送っています。

しかし、こうした貯水タンクは10t以下の場合、1年に1回の点検義務がありません。

そのため、管理者にもよりますが数年間そのままという場合も少なくないのです。

浄水場から送られた水を蓄える貯水タンクが汚れていれば、各部屋から出る水が不味くなってしまうのは当たり前ですね。

理由2.マンションの水道管の劣化

マンションやアパートに張り巡らされている水道管の劣化が、水質や味に影響している可能性もあります。

現在はステンレス製の水道管が一般的ですが、以前は鉛製や鉄製の水道管が使われていました。

鉄製の場合はサビてしまい鉄サビや赤水になってしまいます。

しかし、水道管の取り換えには莫大な費用が掛かり、クリーニングは漏水リスクがありほとんど実施されることがないのです。

理由3.水源のキレイさが違うから

やはり、元々の水質の違いも水道水の美味しさに大きく影響しています。

たしかに以前より東京の水道水は確実に美味しくなっています。

しかし、それは以前の東京と比べての話し。

水道水が美味しいと言われる東北地方や山梨、熊本といった地方に住んでいた人からすれば、まだまだ東京の水は不味く感じてしまうのです。

水道水から赤水や鉄サビが出る原因と対処法

水道水の鉄サビ

特に築年数の古い建物の場合、水道水を使っていると鉄サビや赤水が出たりする場合があります。

このような経験をしてしまうと「身体への影響は大丈夫?」と心配になってしまいます。

その原因や対処方法に関してお伝えしていきます。

原因は鉄製の水道管

平成10年頃にステンレス製やポリエチレン製の水道管が開発されるまでは、鉄製の水道管が使われていました。

その鉄製の水道管に水道水を通すことで、塩素が鉄を酸化させ鉄サビが発生する原因になっていたのです。

現在でも鉄製の水道管は多く残っており、鉄サビや赤水が出ることがあるので注意が必要です。

鉄サビや赤水の対処方法

もし鉄サビや赤水が出てきた場合の対処方法は水を10~20L(バケツ1~2杯)出し続けて下さい。

こうすることで色やにおいを緩和できます。

蛇口を全開 バケツ
10リットル 約30秒 約1杯分
20リットル 約1分 約2杯分

旅行や出張などで、長期間水を使わなかった場合もこの方法はおすすめです。

しかし、目に見えないゴミや臭いなども気になる場合は前述した水道水ウォーターサーバーがおすすめ。

鉄サビはもちろん、残留塩素やトリハロメタンなども除去されるので、安全で美味しい水を飲むことができます。

知ってますか?水道水の水質基準が変わりました!

水道水の水質基準

2020年4月1日より水道水の水質基準がいくつか改正されました。

私たちが安心して飲めるように水道水には「水道法」という法律に基づいた水質基準が定められています。

水質基準は昭和33年(1958年)に初めて制定され、その後数回改正されています。

現在の水質基準の多くは平成15年(2003年)の水質基準大改正の際に定められました。

その後、科学的知見に照らし合わせ何度か改正されていますが、直近では2020年に新たに水質基準が改正されました。

六価クロムの水質基準値が改正

2020年4月1日から水道水中の六価クロムの水質基準が以下の様に改正されました。

六価クロムの水質基準値
改正前 0.05mg/L
改正後 0.02mg/L

六価クロムは自然界にほとんど存在せず、主に工業的な要因で発生し飲用水に混入します。

六価クロムのように毒性の高い物質は、一生涯飲み続けても健康に影響がない量を基にして決められています。

2020年の改正は2018年に食品安全委員会から発表された「食品健康影響評価の結果」なども踏まえ、基準値が見直されることになりました。

基準値が強化される農薬、緩和される農薬

水道には水質管理目標設定項目(全26項目)というものも設定されており、農薬に関する目標値も改正されました。

改正内容は以下の通りです。

農薬名 変更前 変更後 内容
カルタップ 0.3mg/L 0.08mg/L 強化
ジクワット 0.005mg/L 0.01mg/L 緩和
プロチオホス 0.004mg/L 0.007mg/L 緩和
セトキシジム 0.4mg/L 0.2mg/L 強化
チアクロプリド 0.03mg/L 新規設定
チオシクラム 0.03mg/L 0.05mg/L 緩和
ベンスルタップ 0.09mg/L 0.06mg/L 強化

上記の様に強化された農薬もあれば、目標値が緩和された農薬もあります。

目標値が緩和されたのは影響が少ないと判断されたからですが、やはり心配になってしまいますね。

水道水ウォーターサーバーって何?おすすめ3選

エブリィフレシャスと浄水器の違い

浄水器を付けているご家庭も多いですが、近年では浄水器とウォーターサーバーが合体した水道水ウォーターサーバーという機種が人気です。

定額3,300円で導入費用も無料、フィルター交換費用もずっと無料でコストパフォーマンスの高さが人気の理由です。

そんな水道水ウォーターサーバーの中からおすすめ3つを厳選しました。

ハミングウォーター

ミズセレクトのオリジナル素材 ハミングウォーター

\圧倒的人気!堂々の第1位!/
ハミングウォーターの詳細を見る
月額料金 定額3,300円
工事費用 なし
(水道水を補充するだけ)
フィルター交換費用 無料
(6ヵ月に1回)
使用できる温度 冷水・常温水・温水
タイプ 水道水を補充するだけ
電気代 \省エネ設計!/
約475円/月

\設置後1ヵ月間は月額料金が無料!!/
ハミングウォーターのココが魅力

・定額3,300円で飲み放題
・フィルター交換代がずっと無料
・常温水が使用できる
・横幅26㎝のコンパクトな設計

公式サイトで見る

水道水を浄水して使うタイプのウォーターサーバーを世に広めたのがハミングウォーターと言っても過言ではないでしょう。

なんといっても一番の魅力は定額3,300円で飲み放題ということ。

フィルター交換代や配送料、サーバーレンタル代金なども全て無料で使うことができます。

浄水能力については、国が定める水の安全性基準で合計12項目をクリアしているので安心して使用することができます。

さらにハミングウォーターは設置工事が必要ないため簡単に導入することができます。

エブリィフレシャスmini(卓上型)

ミズセレクトのオリジナル素材 エブリィフレシャスmini

\卓上サイズ!!初月3,300円が無料!!/
エブリィフレシャスminiの詳細を見る
月額料金 定額3,300円
工事費用 なし
(水道水を補充するだけ)
フィルター交換費用 無料
(6ヵ月に1回)
使用できる温度 冷水・温水
タイプ 水道水を補充するだけ
電気代 \省エネ設計!/
約410円/月

\送料無料!初月3,300円が無料!/
エブリィフレシャスminiのココが魅力

・定額3,300円で飲み放題
・フィルター交換代がずっと無料
・デザインがおしゃれでコンパクト
・省エネ設計で電気代が月410円

公式サイトで見る

エブリィフレシャスminiは機能性も高く最新の卓上ウォーターサーバーです。

ハミングウォーターと同じく定額3,300円と安く、とても小さくておしゃれです。

コンパクトながら非常に高性能で、周囲が暗くなると自動でスリープモード(節電)になったり、ECOモードにすることで電気代を60%カットすることができる省エネ設計。

第1位の「ハミングウォーター」とは、床置きタイプまたは卓上タイプを基準にして選ぶと良いでしょう。

エブリィフレシャスminiは設置工事がないので置き場所を選ばず、静音設計のため寝室などにも設置することができます。

エブリィフレシャスtall(床置き)

ミズセレクトのオリジナル素材 エブリィフレシャスtall

\新登場!初月3,300円が無料!/
エブリィフレシャスtallの詳細を見る
月額料金 定額3,300円
工事費用 なし
(水道水を補充するだけ)
フィルター交換費用 無料
(6ヵ月に1回)
使用できる温度 冷水・常温水・温水
タイプ 水道水を補充するだけ
電気代 \省エネ設計!/
約360円/月

\床置きタイプが新登場!初月料金が無料!!/
エブリィフレシャスtallのココが魅力

・定額3,300円で飲み放題
・常温水が飲める
・再加熱モード搭載で熱湯も対応
・省エネ設計で電気代が月360円

公式サイトで見る

第2位のエブリィフレシャスminiを床置きタイプにしたのがエブリィフレシャスtall(トール)です。

タンク容量も大幅にアップして常温水が飲めるようにバージョンアップしています。

さらに省エネ設計になり電気代が約360円/月と安いです。

ハミングウォーターとどっちがいい?

工事不要で同じ床置き型の「ハミングウォーター」とはどちらも非常に優秀な機種のため甲乙つけがたいですが、強いて言えばエブリィフレシャスtallは赤ちゃんや小さなお子様のいるご家庭に向いています。
お湯に完全チャイルドロックが常備されているため、安全ですが都度ロックを解除する手間があります。
小さなお子様がいないご家庭であれば手間に感じるためハミングウォーターがいいでしょう。

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