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「炭酸水は買うもの」と思っている方は多いかもしれませんが、実は自宅で作ることもできます。市販品を買い続けると費用がかさむうえ、ペットボトルのごみも毎日溜まっていきます。自宅で作れば、飲みたいときに好みの強さで用意でき、容器のごみも減らせます。
炭酸水の作り方は、大きく分けて「食用のクエン酸と重曹を使う方法」と「炭酸水メーカーで二酸化炭素を注入する方法」の2つがあります。それぞれ費用・手軽さ・炭酸の強さが異なるため、自分の飲む量や生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
この記事では、自宅で炭酸水を作る2つの方法と安全に作るための注意点、市販品を買う場合とのコスト比較、そしておいしく仕上げるためのポイントまで、まとめて解説します。
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炭酸水を自宅で作る方法

そもそも炭酸水とは、二酸化炭素が溶け込んだ水のことです。農林水産省の「炭酸飲料の日本農林規格」でも、炭酸飲料は「飲用適の水に二酸化炭素を圧入したもの」と定義されています※1。つまり、水に二酸化炭素を溶かし込むことができれば、家庭でも炭酸水は作れるということです。
自宅で炭酸水を作る方法は、大きく2種類あります。
- 食用のクエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)を水に溶かして二酸化炭素を発生させる方法
- 炭酸水メーカーで、水に二酸化炭素を直接注入する方法
2つの方法は、費用も手軽さも炭酸の強さも大きく異なります。以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。
① クエン酸+重曹で作る方法
食用のクエン酸と重曹を水に加えると反応が起こり、二酸化炭素が発生して炭酸水ができます。材料はドラッグストアなどで手軽に入手でき、1杯あたりの材料費を非常に低く抑えられる点が最大のメリットです。
ここで必ず守りたいのが、「食品添加物」と表示されたものを選ぶことです。クエン酸は酸味料、重曹(炭酸水素ナトリウム)は膨張剤として使われる食品添加物であり※2、食品添加物は食品安全委員会の評価を受けたうえで成分規格や使用基準が定められています※3。掃除用・工業用として売られているものは食品用の規格を満たしていないため、飲用には使わないでください。
一方で、この方法には次のようなデメリットもあります。
- 炭酸の強さを調整しにくく、市販の炭酸水と比べると刺激が弱くなりやすい
- 反応後の水にはナトリウムが残るため、独特の風味を感じることがある
- 重曹はナトリウムを含んでいるため、塩分の摂取量が気になる方は飲みすぎに注意
厚生労働省によると、日本人成人のナトリウム(食塩相当量)の目標量は男性7.5g/日未満、女性6.5g/日未満とされていますが、令和5年の調査では実際の平均摂取量は男性10.7g/日、女性9.1g/日と、いずれも目標量を上回っています。食塩の摂り過ぎは高血圧や循環器疾患のリスクを高めます※4。塩分の摂取量を医師から制限されている方は飲みすぎに注意し、必要に応じて医師や管理栄養士に相談しましょう。
また、安全面でも注意が必要です。ペットボトルなどの密閉容器の中で炭酸を発生させるのは避けてください。農林水産省の規格では、無糖の炭酸飲料のガス内圧力は0.29MPa以上とされています※1。これは大気圧の数倍にあたる圧力であり、加圧を前提に作られていない市販の飲料用ペットボトルで再現しようとすると、容器が破裂してけがにつながるおそれがあります。
② 炭酸水メーカー(ソーダメーカー)を使う方法
専用機器に二酸化炭素のガスシリンダーをセットし、水にガスを直接注入する方法です。特徴は次のとおりです。
- 強炭酸から微炭酸まで、好みの強さに調整しやすい
- 市販品に近いクオリティの炭酸水を短時間で作れる
- 原材料は水と二酸化炭素だけで、余計なものを加えずに済む
- 本体代とシリンダー代の初期費用(数千〜1万円程度)がかかるが、長期的に使い続けるとコストパフォーマンスは高い
- シリンダーの交換・返却といった管理の手間がある
注意したいのが、ガスシリンダーの扱いです。経済産業省は、家庭用炭酸水メーカーのシリンダーについて、法令上必要な刻印等がない容器に高圧ガスを再充てんすることは法令違反であり、漏えいや爆発などの危険性が高いとして注意喚起しています※5。シリンダーは必ず販売者の案内に従って使用・返却してください。
どちらの方法を選ぶべき?
迷ったときは、次の判断軸で考えると選びやすくなります。
- 初期費用をかけずにまず試したい → クエン酸+重曹
- 炭酸の強さや味のクオリティを重視したい → 炭酸水メーカー
- 毎日炭酸水を飲む習慣がある → 炭酸水メーカー
- 水と二酸化炭素だけのシンプルな炭酸水がよい → 炭酸水メーカー
- ナトリウムの摂取量が気になる → 炭酸水メーカー
まとめると、「一度試してみたいだけ」ならクエン酸+重曹、「習慣として長く続けたい」なら炭酸水メーカーへの投資が合理的といえるでしょう。
炭酸水を購入するのと自宅で作るのはどっちがお得?

炭酸水を日常的に飲むなら、市販品を買い続ける場合と自宅で作る場合とで、1年間のコストには大きな差が出ることがあります。ここでは、ご自身の状況にあてはめて計算できるように、考え方を整理します。
※以下の金額はあくまで計算例です。実際の価格は商品・店舗・契約内容によって異なります。
市販の炭酸水を購入した場合のコスト
市販品を買う場合のコストは、次の式で計算できます。
- 1本あたりの価格 × 1日に飲む本数 × 30日 = 1ヶ月のコスト
たとえば1本100円の500mLペットボトルを毎日1本飲むと仮定すると、1ヶ月で約3,000円、1年では約36,000円という計算になります。まとめ買いやプライベートブランド商品を選べば単価は下げられますが、それでも毎日飲むとなればまとまった金額です。
さらに見落としがちなのが、金額以外の負担です。買い物のたびに重いペットボトルを運ぶ手間がかかり、飲み終わったあとの容器も毎日発生します。使い捨てのプラスチックごみは海洋汚染や生態系への影響が問題視されており、ごみを減らすことは家計だけでなく環境への配慮にもつながります※6。
自宅で作った場合のコスト
自宅で作る場合は、「初期費用」と「ランニングコスト」を分けて考えると比較しやすくなります。
| 初期費用 | ランニングコスト | |
|---|---|---|
| クエン酸+重曹 | ほぼ不要 | 材料費のみ |
| 炭酸水メーカー | 本体代とシリンダー代 数千〜1万円程度 |
1Lあたり30〜50円程度 |
炭酸水メーカーを検討している場合は、次の式で「元が取れるまでの目安」が計算できます。
- 初期費用 ÷(市販品を買った場合の1ヶ月コスト − 自宅で作る場合の1ヶ月コスト)= 回収までの月数
毎日飲む習慣がある人ほど差額(分母)が大きくなるため、回収は早くなります。逆に「たまにしか飲まない」という人は、市販品を都度買ったほうが割安になることもあります。まずは自分が1ヶ月に何本飲んでいるかを把握することが、判断の出発点です。
コスト以外の観点でも比較する
金額だけで決めてしまうと、あとから「思っていたのと違う」となりがちです。次の観点もあわせて比較してみましょう。
| 市販品 | 自作 | |
|---|---|---|
| 手間 | 買いに行く手間 | 作る手間と機器の管理 |
| ごみ | ペットボトルごみが毎日出る | ほとんど出ない |
| 炭酸の強さ | 商品による | 自由に調整できる |
| 保管場所 | ストックの置き場所 | 機器の設置スペース |
| 水の質 | 商品による | 使う水を選べる |
このうち、自作ならではの強みが「炭酸の強さ」と「水の質」を自分でコントロールできる点です。無理なく続けられる方法を選ぶことが、結果的にいちばん合理的な選択になります。
美味しい炭酸水を作るポイント

せっかく自宅で作るなら、おいしく仕上げたいところです。押さえるべきポイントは、大きく2つあります。
【1】水をしっかり冷やしてから炭酸を入れる
気体には、水温が低いほど水に溶けやすいという性質があります。ぬるい水に炭酸を入れてもガスが抜けやすく、キレのない仕上がりになりがちです。
以下のポイントを押さえましょう。
- 水はあらかじめ冷蔵庫でしっかり冷やしておく
- 作った炭酸水は、できるだけ早めに飲みきる
- 容器の蓋はこまめに、しっかり閉める
【2】できるだけきれいな水を使う
炭酸水は水と二酸化炭素だけでできているため、水の味がそのまま仕上がりに表れます。特に影響が大きいのが、水道水に含まれる残留塩素、いわゆるカルキ臭です。
実際に、農林水産省の「炭酸飲料の日本農林規格」では、炭酸飲料の原材料として使用する水は遊離塩素を除去したものでなければならないと定められており、市販の炭酸水は、塩素を取り除いた水から作られています。同規格では、使用する二酸化炭素の純度を99.95%以上とすることも定められており、水とガスの両方の質が味に関わることがわかります※1。
水道水をそのまま使うより、浄水を使ったほうがカルキ臭は気になりにくくなります。浄水器や浄水型ウォーターサーバーがあれば、冷たくきれいな水をいつでも手軽に用意できるので、炭酸水づくりのハードルはぐっと下がるでしょう。
美味しい炭酸水の素材にはウォーターワン クリアがおすすめ

「自宅で炭酸水を作りたいけれど、素材となる水の質にもこだわりたい」という方には、浄水型ウォーターサーバー「ウォーターワン クリア」がおすすめです。
「ウォーターワン クリア」は、高性能フィルターを2本搭載した浄水型のウォーターサーバーです。においの原因物質や残留塩素などを除去した浄水を使えるため、炭酸水のおいしさを左右するカルキ臭が気になりにくくなります。また、近年関心の高まっている有機フッ素化合物PFAS(PFOS・PFOA)にも対応しており、素材となるお水そのものの質にこだわりたい方におすすめです(※JWPAS B.210〈浄水器協会自主規格基準〉による除去率80%の物質)。
さらに、浄水できる水の量が多いことも特徴です。1日約10.5Lの浄水が使えるため、炭酸水づくりに気兼ねなく使えるうえ、炊飯やスープなど、料理にもたっぷり活用できます(※8か月に1回フィルターを交換した場合)。冷水・温水・常温水を選べるので、炭酸が溶けやすい冷たい水をわざわざ冷蔵庫で用意する必要もなく、思い立ったときにすぐ作り始められるのも大きなメリットです。
日々の手間が少ない点も、続けやすさにつながります。使い方は水道水を注ぐだけで、お水の受け取りやボトル交換は不要です。ペットボトルを買いためる必要がなくなるため、容器のごみも出ません。設置に工事はいらず、コンセントに挿すだけで使用できます。
炭酸水メーカーと組み合わせれば、塩素の気にならない冷たい浄水から、好みの強さの手作り炭酸水を楽しめます。炭酸水のおいしさは、素材となる「水の質」で決まるといっても過言ではありません。まずは毎日使うお水を見直してみてはいかがでしょうか。
おいしい炭酸水は、お水選びから。ウォーターワン クリア公式HPを見る
ウォーターワン編集部は、ガス・電力・ウォーターサーバーなどのサービスを展開する株式会社サイサンが運営する編集チームです。お水やウォーターサーバーに関する情報を中心に、日常生活に役立つ知識をわかりやすくお届けします。




