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沖縄ではウォーターサーバーを利用したほうがいい?おすすめの理由を解説

現在沖縄県で生活している方、そして、これから沖縄での生活を予定している方!日頃の飲料水や調理の水に、ウォーターサーバーは利用していますか?「沖縄で暮らしていくのに、特にウォーターサーバーが必要な理由ってあるの?」「お湯がすぐ使えて便利そうだけど、導入するのはちょっと…」と思っている方も多いのではないでしょうか。でも実は…沖縄での生活にこそ、ウォーターサーバーの導入がぜひオススメなんです!

他の地域より沖縄の人にこそオススメしたい、その理由がなんなのか、気になりますよね。そこで本記事では、沖縄でウォーターサーバーを使った方がいい理由と、オススメのウォーターサーバーをご紹介いたします。沖縄での生活をより一層充実させるためにも、ぜひ参考にしてください。

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沖縄ではウォーターサーバーを利用したほうがいい?

ウォーターサーバーは全国で使用されているものなのに、なぜ、沖縄での生活に特にウォーターサーバーがオススメなのでしょうか。その理由は、沖縄ならではの水道水の安全性や、台風が来やすいなどの自然環境にあります。実は、沖縄は安全で安心な水を定期的に確保して欲しい地域なんです!では、その理由をひとつずつ見ていきましょう。

理由①:水道水の安全性

フッ素化合物(PFAS)という成分名を聞いたことはありますか?フッ素化合物(PFAS)とは、炭素とフッ素が強力に結合することで生まれる化合物で、人や動物の健康に影響を及ぼすことが指摘されており、世界中で規制強化が行われている成分です。もちろん日本でも、法律によってフッ素化合物(PFAS)の輸入・製造等が規制されており、また、水道水や公共用水域における暫定目標値も定められています。そんな成分が、なんと2016年に沖縄県で検出されてしまったのです。比謝川流域で高濃度のフッ素化合物(PFAS)が検出され、県民へ供給している水道水における健康への影響が懸念されました。

この結果を受け、現在では定期的に水質検査を行うなどの対策がとられているものの、フッ素化合物(PFAS)の分解には膨大な時間がかかると言われています。2016年に検出されてから、まだ10年も経っていません。そのため、今なお「水道水が本当に安全なのか?」と心配する声が挙がっている状況です。飲料水はミネラルウォーターを飲んでいても、普段の調理には煮沸した水道水を使っているという方も多いでしょう。でも、その水に汚染物質が含まれているとしたら…。

その土地に住んでいる以上、水道水をすぐに変えることはできません。毎日の飲料水や、調理に使う水。ウォーターサーバーがあれば、品質が担保された水を摂取することができますよね。

理由②:沖縄の地形・天候

そして、理由のふたつめが、沖縄の地形です。沖縄は小さな島であるため、川が短く、雨水がすぐに海へ流れてしまうという地形的な特徴があります。必要な水を川に長く溜め込んでおけないため、雨が降らない時期が長く続くと、水不足に陥ってしまいやすいのです。さらに、沖縄は台風が多い地域でもありますよね。その数はなんと、一年の間に平均7回。強い勢力の台風が来た際は、外出もままならず、水の備蓄に不安を感じた経験がある方もいるのではないでしょうか。水は、命をつなぐ大切なライフラインです。

そこで、ウォーターサーバーです。ウォーターサーバーを利用して、常日頃から水のストックを自宅に置くようにしておけば、万が一の水不足や災害時の水の確保にもつながります。また、自分でミネラルウォーターを大量に買い込むよりも、ウォーターサーバーを導入した方が、近年言われている「ローリングストック」につながり、無駄を出さずに備蓄することができるでしょう。ウォーターサーバーを導入することで、常に感じていた、水に対する漠然とした不安を解消することができるのです。

理由③:貯水環境

上記のような理由から、沖縄では貯水タンクを設置している家庭もたくさんあります。水道からの水を貯め、炊事や風呂などで日常的に使っているという方も多いでしょう。でも、意外と多いのが、「設置してから一度も洗っていない」という意見。実際、どうでしょうか。一番最近、貯水タンクを清掃したのはいつですか?

水道法では、水量10トン超の貯水タンクの場合、年1回の清掃と簡易専用水道の管理に関する検査が義務付けられています。しかし、家庭でよく使われている10トン以下の場合は特に規定がないので、定期点検の意識が低く、メンテナンスなしで使いっぱなしという状況が多いのです。しかし、清掃を怠ると汚れやさび、藻や虫などが発生して、気づかない間にタンク内が不衛生になっているという可能性も…。蛇口から赤さびや虫など被害が出て初めて「清掃しないと!」と慌てる人も多いそうですが、そうなった時はすでにタンク内はさびや虫だらけになっている可能性があるのです。でも、そうは言っても、貯水タンクをこまめに清掃するのは大変ですよね。

そこでオススメしたいのがウォーターサーバー。定期的にボトルを取り替えるので、気づかない間に水が不衛生になっているという心配もありません。ボトルの中も見えるので、きれいな水を飲めているという安心感もありますよ。

沖縄でウォーターサーバーを選ぶポイント

このように、水道水の安全性や水不足への不安がある沖縄では、清潔な水を素早く定期的に運んでくれるウォーターサーバーがオススメだと言えるでしょう。でも現在、ウォーターサーバーにもいろいろな種類がありますよね。メーカーによって様々な特色があるため、なかには沖縄での利用にあまり向いていないものもあるかもしれません。沖縄でのウォーターサーバーを考えるなら、次の3つのポイントを重点的にチェックしましょう。

水質の良さ

やはり、まず重視したいのが「水質」。でも、水質ってどうやって確認すればいいの?と疑問に思うかもしれません。そんな時は、水源地の場所や、水質検査があるかないか、という点をチェックすると良いでしょう。例えば、あまり人が立ち入らない自然豊かな場所で取水されたものや、清浄な海洋深層水など、取水される場所によって、どのような水かがわかりますよね。きちんとした会社であれば、公式サイトに取水場所や水質に関する情報がしっかり掲載されています。また、合わせて確認しておきたいのが、水の殺菌処理。殺菌処理には、加熱処理や非加熱処理、紫外線による殺菌など様々な方法があります。加熱処理は文字通り加熱して殺菌するのですが、その過程で水に含まれるミネラルが失われる可能性も。非加熱殺菌の場合は、加熱せずに細かいフィルターを通して不純物などを取り除きます。加熱殺菌と比較すると、水の中の酸素濃度が高く、ミネラルなどの成分も多く残っているので、より美味しいといわれています。

配送頻度

水の消費量は季節によって異なるもの。また、災害が予想される前など、いつも以上に多く配送して欲しいという時もありますよね。また、家族の状況などが変わって、必要な量が急に変わってしまうということも。そのような環境の変化にしっかり対応するためには、配送頻度がこまかく設定されているメーカーがオススメです。また、予想以上に早く水を使い切ってしまい、追加で欲しい時にスピーディに応えてくれるかどうかも判断基準のひとつになります。そして、余った時に配送をストップできるかどうかもポイント。柔軟に配送量を調整できないメーカーの場合、家にまだ飲んでいない水が溜まってあふれてしまう…、という可能性もあります。配送頻度はもちろん、配送量の変更のしやすさ・追加注文のしやすさなども合わせて確認しておきましょう。

配送エリア

離島などにお住まいの方の場合、ご自宅が配送対象エリア内にあるか事前に確認が必須です。特に沖縄にお住まいの場合は、「離島だから届かない」という経験がある方も多いでしょう。どんなに水質が良い水でも、配送頻度が細かく設定されていても、配送エリアが狭いメーカーでは利用することができません。沖縄にお住まいの方は、広範囲の配送エリアを設定しているメーカーを選ぶことが大切です。あらかじめ、配送エリアのチェックを行なっておきましょう。

沖縄のウォーターサーバーなら『ウォーターワン』

沖縄ならではのウォーターサーバー探しのポイントをご紹介しましたが、各メーカーのサイトをすべて確認して、これら3つのポイントをひとつひとつチェックして探すのは大変ですよね。そんなあなたに、ぜひオススメしたいウォーターサーバーがあるんです。それが、初期費用0円・配送料0円・サーバーレンタル料0円という『ウォーターワン』!宅配水業界トップクラスのリーズナブルさを誇るだけでなく、先に挙げた3つのポイントをすべて満たす、沖縄で生活している方のニーズにしっかり応えられるウォーターサーバーなんです。

水質検査結果を公表している

https://waterone.jp/waterone/okinawa/

まずは気になる水の安全性ですが、公式サイトを見れば、誰でも水質検査の結果が見られるようになっています。どこで取水したのか、どんな殺菌方法を行なって届けているのかまで、しっかり記載されているので詳細に確認することができます。栄養成分表示や成分規格、微生物に関する内容など、食品衛生法の清涼飲料水(ミネラルウォーター類)の規格基準に基づいた検査を定期的に実施しているのも安心ですよね。

自然豊かな久米島の海洋深層水

『ウォーターワン』がお届けしている水は、なんと沖縄県久米島の豊かな海から汲み上げられた海洋深層水100%。深さ612mの深度から取水したあと高性能フィルター(RO膜)処理を行い、飲みやすい超軟水に調整して届けています。一般的な海洋深層水は、飲みづらさを感じる人もいるのではないでしょうか。それは、水の硬度が高いから。そこで、『ウォーターワン』は非加熱殺菌を行い、含まれるミネラルはそのままに、硬度10以下の超軟水に調整しています。だから、大人から子どもまでゴクゴク飲めるおいしさなんです。しかも、『ウォーターワン』は、「品質・価格・デザイン・安全性」など多面的なチェックを経て、沖縄県に優良な県産品として認めていただいているんですよ。

配送周期が豊富

一般的なウォーターサーバーの場合、月1回のお届けという印象があるかもしれませんが、『ウォーターワン』の定期配送は、選べる4つの配送周期が用意されています。水の消費量はご家族の人数はもちろん、季節や状況によっても変わってくるものです。『ウォーターワン』なら、「月に1回」「3週間に1回」「2週間に1回」「1週間に1回」から選べるので、現在の状況に合った配送周期で受け取ることができ、しかも、水が足りなくなった時は、公式サイトからいつでも手軽に追加注文も可能(偶数本単位)。逆に余った場合や長期不在時には、2ヵ月連続で定期配送のキャンセルもできるので、水が足りなかったり溜まりすぎてしまったり、という心配もありません。

離島配送エリアを拡大

『ウォーターワン』は、離島まで配送エリアを拡大しているのもポイント。なんと、宮古島・石垣島・国頭群・島尻群・八重山群を含む離島でも利用できるんです!これまで「配送エリア外だから」という理由でウォーターサーバー導入を諦めていた方でも、気軽に申し込むことができますね。※北大東島、南大東島、与那国島は配送不可

まとめ

いかがでしたでしょうか。

沖縄は、水道水の安全性に不安があったり、災害が起こりやすい環境だったり、という理由から、ぜひウォーターサーバーを導入してほしい地域だと言えます。水は生命の源でもあり、毎日の体をつくる欠かせないものです。そんな水が、もし安全なものじゃなかったら…と考えると怖いですよね。

ウォーターサーバーがあれば、いつでも品質の高い安全な水を飲むことができ、万が一の水不足を心配する必要もなくなります。生活に根付いた水の備蓄につながり、台風などの天災が起こった際も心強い味方となってくれることでしょう。現在、ウォーターサーバーを取り扱っているメーカーはたくさんありますので、ぜひいろいろな商品を見てみてはいかがでしょうか。その際、安全性と利便性の高い『ウォーターワン』も、ぜひ合わせて検討してみてくださいね。


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参考:
https://www.eurofins.co.jp/pfas分析-pfospfoapfhxs等/pfas-media/世界のpfasニュース/日本のpfas規制の現状は-国内の動向や各省庁の取り組みについて解説/

https://www.fnn.jp/articles/-/256322

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005310897_00000https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/54503

 

 

 

ウォーターサーバーは使い捨ての「潰れるボトル」がいい?ボトルのタイプと特徴を比較

必要な時に冷たい水やお湯がすぐ使える、便利なウォーターサーバー。現在では各メーカーからウォーターサーバーが出ていて、それぞれ特徴が異なるため「使ってみたいけれど、どんなポイントを見て選べばいいのかわからない…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。ウォーターサーバー選びで押さえておきたいポイントは数点ありますが、その中のひとつが「ボトルの違い」。ウォーターサーバーのボトルには、飲み終わったら潰して捨てられる使い捨てボトルと、業者が回収に来る再利用可能なボトルがあるのはご存知ですか?そこでこの記事では、それぞれのボトルについて、特徴を比較しながらメリットやデメリットを徹底解説!最後に、おすすめのウォーターサーバーも紹介するので、ぜひ最後までお読みください!

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ウォーターサーバーのボトルにはワンウェイとリターナブルがある

ウォーターサーバーのボトルには、大きく分けてワンウェイ(クラッシュ)ボトルとリターナブル(ガロン)ボトルの2種類があるのはご存知でしょうか。その他のタイプもあるのですが、ほとんどのメーカーはこのふたつのどちらかを採用しています。どちらを採用しているかは各メーカーによって異なりますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。ウォーターサーバーは長期的に使っていくものなので、メーカーを選ぶ時は、どちらのボトルを使っているかにも注目するのがオススメです。

ワンウェイボトルは潰れる使い捨てタイプ

ワンウェイ(クラッシュ)ボトルとは、その名の通り一方通行のワンウェイ(One Way)。英語では“一方向だけの”という意味になりますが、各メーカーから水を届けてもらったら、使用済みボトルは潰して、そのまま家庭ゴミとして捨てられるタイプです。ワンウェイタイプは、各地で取水した水に殺菌処理などを行った後に真空状態でパックされるので、雑菌の繁殖を抑えることができて衛生的です。そのため、賞味期限もリターナブルボトルタイプに比べて、長く設定されている場合が多いようです。毎回新品のボトルで届き、使い終わったらすぐに捨てられるためボトルの保管場所をあまりとらずに済む、という点が大きなメリットだと言えるでしょう。特に、スペースにあまり余裕がないご家庭の場合は嬉しいポイントだと言えますよね。ボトルは小さく潰してゴミに出すため、柔らかな素材を使用している場合がほとんど。そのため、少しボトルが持ちづらい、という声もあるようです。また、ワンウェイボトル方式のメーカーの場合、ボトルが常に新品のもので届くため、定期メンテナンスが不要なことが多いんです! ウォーターサーバーは毎日使い、しかも長期で使用するものなので、 自分でもメンテナンスしやすい構造になっているのか、あらかじめ確認しておきたいですね。

リターナブルボトルは回収して再利用するタイプ

リターナブルボトルタイプは、リターナブル(Returnable)という言葉が表す通り、使い終わったボトルを返却して再利用する方法です。各メーカーから水を届けてもらい、飲み終わった後は、空のボトルを保管しておいて次の配達時などに回収してもらいます。ボトルは回収後に各メーカーが洗浄や除菌を行い、再び水を充填して届けるため、余分なゴミが出ることなく環境にやさしいタイプだと言えるでしょう。衛生面に関しても、厳しい再利用基準を設けられているので、安心して利用することができます。また、ボトルが再利用できる分、金額がワンウェイタイプよりもリーズナブルに設定されているメーカーが多いようです。環境にやさしく、比較的リーズナブルという点がメリットと言えそうです。あらかじめ、繰り返し使うことを想定されているため、ボトルの素材は固いものが使用されている場合がほとんど。ウォーターサーバーに差し込まなければならない構造上、重ねて置いておくことが難しく、保管場所にスペースをとってしまうのが気になるポイントです。また、飲料水の保管になるため、直射日光が当たらない場所を推奨しているメーカーなどもあります。リターナブルボトルの利用を検討する場合は、置き場所についても事前に考えておく必要がありそうです。メーカーによっては専用ラックなども準備しているので、上手に活用したいですね。

ワンウェイボトルのメリット・デメリット

ワンウェイタイプの一番のメリットは、やはり使用後にそのまま家庭ゴミとして捨てられること。場所をとらずに省スペースという点は、とても魅力的です。一人暮らしでお部屋のスペースにあまり余裕がない方や、なるべく収納場所をとりたくない方にはワンウェイタイプがオススメです。また、真空状態で届けられるため、菌の繁殖を押さえられて衛生的なのも嬉しいポイント。賞味期限も長くなるため、消費量があまり多くなく、ゆっくりと使っていきたいという方にも良いかもしれません。

デメリットは、ゴミの量が増えてしまうという点。これはメリットの裏返しでもあるのですが、ボトル本体だけでなく梱包資材の段ボールなどのゴミが増えてしまい、ボトルのタイプによってはキャップと本体を分けるなど分別の手間がかかる場合があります。こまめにゴミ捨てを行える環境の方はまったく問題ありませんが、仕事が忙しくてなかなかゴミを捨てる時間がとれない…という方は、ボトルは溜まらなくてもゴミが溜まってしまう…ということがあるかもしれませんね。

メリット

○使用後にそのまま捨てられるため、場所を取らずに省スペース

○真空状態で届けられるため、菌の繁殖を抑えられて衛生的

 

デメリット

●ボトル本体や梱包資材の段ボールなど、ごみの量が増える

●キャップと本体を分別する手間がかかる

リターナブルボトルのメリット・デメリット

リターナブルタイプの一番のメリットは、ボトルを捨てずに繰り返し再利用するため、環境にやさしくエコに配慮できるという点でしょう。ワンウェイタイプと比較すると、ボトルのコストもリーズナブルに押さえられる場合が多いため、よりコストをかけずに利用したいという方にはオススメです。家族の人数が多く水の消費量が多かったり、飲食店などでの利用で飲料水にかかるコストを押さえたかったり、という場合は、ボトルのコストの違いが大きな差となるのではないでしょうか。

デメリットは、使用済みボトルの保管場所を確保しなければならない点。配達と同時に空きボトルを回収していく場合が多いため、置いているボトルの数が減ることはほぼありません。飲みきれずに回収ボトルが少なくなってしまったら、逆にボトルが増えるということもあり得るのです。また、ボトルが固くしっかりした素材で作られていることが多いため、ワンウェイタイプに比べてボトルが重いことが多く、交換や移動が大変というデメリットもあります。力が弱い女性の場合などは、交換だけでも一苦労、という声もあるようです。

メリット

○環境に優しく、エコに配慮できる

○ボトルのコストが割安になる傾向

デメリット

●使用済ボトルの保管場所を用意しなくてはならない

●ボトルがやや重たいため、交換や移動時に負担がある

他のボトルタイプ

一般的なウォーターサーバーのボトルタイプは、ワンウェイとリターナブルがほとんどですが、中には別のタイプもあります。例えば、「パック式」のウォーターサーバー。こちらは、ボトルではなく、大きなビニール袋に水が入ったような形式で、ウォーターサーバーの上部に乗せるようにセットするだけ。軽量のものが多く、また持ちやすい形状なので、力が弱い女性でも手軽に交換できるというメリットがあります。さらに、飲み終わった後は、ワンウェイタイプ以上に細かくたたんで捨てることができます。ボトルタイプはどうしても形状的にたたみづらい箇所もあるのですが、パック式はビニール袋をたたむ要領でかなり小さくたためるので、ゴミがかさばりません。

他には「ボックスタイプ」と呼ばれる、箱型のボトルを採用しているウォーターサーバーもあります。リターナブルタイプは、ボトルの構造上、縦に重ねて保管することができません。縦に重ねるためには、専用ラックなどの設置が必要となります。その点を解消できるのがボックスタイプです。段ボール箱に入って届けられるため、ラックがなくても縦に重ねられ、省スペースで保管できます。

また、水道水を浄水して使うタイプのウォーターサーバーもあります。こちらは、サーバー内にフィルターが設置されており、ご家庭の水道水を注ぎ込むだけでミネラルウォーターになるというもの。水道の蛇口に直接取り付ける浄水フィルターと同じ考え方で、そのうえで水を冷やしたりお湯にしたり、という機能がついているものだと言えるでしょう。ゴミはフィルター以外に出ないため便利で手軽ではありますが、取水地にまでこだわった美味しい水が飲みたい、という方には物足りなく感じるかもしれませんね。

ウォーターワンなら使い捨てボトルできれいな水が届く

ボトルタイプの違いについてご紹介しましたが、自分にはどのタイプが良さそう、と感じたでしょうか。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分のライフスタイルに合うものを選ぶことが大切ですよね。「でも、ボトルの違いはわかったけれど、ウォーターサーバーってたくさんありすぎて、どれを選べばいいか決めきれない…」という方に、ぜひオススメしたいウォーターサーバーがあります。それが、『ウォーターワン』です!

『ウォーターワン』は、ワンウェイタイプのボトルを採用しているウォーターサーバー。選べる4箇所の取水地から、汲みたて天然水を非加熱処理でボトリング。非加熱で殺菌することにより、ミネラルなど健康・美容のために摂りたい成分は残したまま、おいしい状態で届けてくれます。しかも、毎回新品のボトルで届くワンウェイタイプだから、無菌状態で衛生的にも安心。さらに『ウォーターワン』は、それだけではありません!なんと環境にもきちんと配慮しており、リサイクル可能なペット樹脂ボトルを使用している点もポイント。場所を取らずに使い捨てできる便利さと、家庭用資源ゴミとしてリサイクルできる環境への配慮を兼ね備えたボトルを使っているのです!注ぐごとに収縮していくエアレスボトルなので、残量の確認がしやすく、さらに飲み終わったころにはペチャンコに潰れているので取り外しも簡単です。使い切ったボトルは、そのまま家庭用資源ゴミへ。使い捨てではなくリサイクルできる点は、リターナブルタイプに通じるところがありますよね。

でも、ワンウェイタイプだとリターナブルタイプよりコストがかかるのでは…と思われるかもしれませんが、実は『ウォーターワン』は宅配水業界(天然水)トップクラスの安さを誇っており、初期費用・配送料・サーバーレンタル料はすべて0円!コスト面でもお得に続けることができます。

さらにさらに、『ウォーターワン』の配送周期は、「月に1回」「3週間に1回」「2週間に1回」「1週間に1回」と豊富。自分の生活スタイルに合った配送周期を選ぶことができるうえ、公式サイトから、いつでも手軽に追加注文も可能(偶数本単位)です。余った場合や長期不在時には、2ヵ月連続で定期配送のキャンセルもできるので、必要な量を細かく調整できますよ。そんな魅力がたくさん詰まった『ウォーターワン』、もっと詳しく知りたい方はぜひこちらをチェックしてください!

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まとめ

このように、一口にウォーターサーバーと言っても、使い捨てのワンウェイ(クラッシュ)ボトルと再利用が前提のリターナブル(ガロン)ボトル、そのほかの形式と様々な種類があります。それぞれに異なるメリット・デメリットがあるので、長くウォーターサーバーを使い続けるには、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。衛生的で保管の手間がないボトルが良い方、また環境にもしっかりと配慮したい方は、リサイクル可能なワンウェイボトルを採用している『ウォーターワン』がオススメです!ぜひ検討してみてくださいね。

 

 

沖縄の水道水は危険?有機フッ素化合物(PFAS)との関係性を解説

沖縄の水道水が危険、という話は聞いたことがありますか?その根拠は、2016年に沖縄県から発表された「県民45万人に供給されている水道水に有機フッ素化合物「PFAS」が含まれていた」という発表。有機フッ素化合物「PFAS」とは、国際条約で製造・使用が禁止された化学物質で、発がん性などのリスクが指摘されています。この発表があってからというもの、沖縄県としては定期的な水質検査などを行っていますが、自然界でPFASが分解されるのにかかる時間は数千年とも言われているほど。つまり、今なお沖縄県の水道水にはPFASが含まれている可能性があるということなのです。水は命をつなぐ大切なライフライン。水の安全性が気になる方は、おすすめのウォーターサーバーもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

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沖縄の水道水は危険?

2016年に沖縄県から発表された、「水道水に有機フッ素化合物「PFAS」が含まれていた」という衝撃のニュース。PFASの一部には、発がん性や子どもの発育への影響などの有害性が指摘されており、国際的に使用が禁止されるなどの規制が実施されています。この発表が行われたことにより、沖縄県だけではなくPFAS汚染が大きく注目されるきっかけになりました。しかし、なぜ急に沖縄県の水からそのような危険な化学物質が検出されたのか、不思議に思いませんか?その背景には、在日アメリカ軍専用施設の存在があると言われています。ここでは、なぜアメリカ軍の施設がPFAS汚染に関係あるのか、実際にPFASの濃度が高いことを検出した後、沖縄県がどのような対応を行なっているのかを詳しくご紹介します。

危険と言われる背景

2016年、沖縄県が基準値を超えるPFAS濃度を検出したのは、嘉手納基地周辺で水道水の水源にもなっている河川でした。それ以降、基地周辺にある複数の河川や湧き水でもPFAS濃度が基準値以上であることが確認され、さらに一時は水道水からも基準値を超えるPFASが検出されました。普段、飲み水や調理用の水として口にしている水からすら、高濃度のPFASが検出されたというのは見逃せない事実でしょう。最初の発表は2016年ですが、その後も水質の検査は続けられており、沖縄県環境保全課の独自調査では、2022年6月時点でも47か所のうち33か所で暫定指針値を超えていたという結果だったそうです。PFASは人工的に作られた有機フッ素化合物の総称。水や油をはじく特性があるため、かつては泡消化剤やフライパンのコーティングなどの用途で日本でも使われていました。しかし、発がん性などの危険性があることから、日本ではPFASのうち3種類の「特定PFAS」について、輸入や製造などを禁止しています。

日本で使われていないはずのPFASが検出されたのは、一体なぜなのでしょうか。在日アメリカ軍専用施設の近くから検出されたことから、沖縄県はPFASを含む泡消火剤を利用するアメリカ軍基地が汚染源である可能性が高いと考えているのですが、実はその原因をまだ完全に突き止められてはいません。

対応に批判の声が上がっている理由

アメリカ軍基地が汚染源である可能性が高いのならば、アメリカ軍基地の内部に入って詳細な調査をすればいいじゃないか。そう思うかもしれませんが、その壁となっているのが日米地位協定。協定の兼ね合いがあり、現在に至るまで基地内への立ち入り調査は実現していません。そのため、確かな汚染源の情報がわからないまま、県民の不安は募っていくばかり。そんななか、2021年8月にアメリカ軍はPFASを含む汚染水を公共の下水道に放出したのです。軍は「処理したから安全」だと主張しますが、PFASはなかなか分解されないという特徴があり、長く環境に残留することから“永遠の化学物質”とも言われているもの。自然界で分解されるのには、なんと数千年におよぶ膨大な時間がかかるというのです。

その汚染水放出に対して強く抗議できないまま、2021年9月には、防衛省が普天間基地で保管されている汚染水の国内引き取り処分を決定しました。引き取り処分はもちろんコストなしには行えません。つまり、私たちの税金を使って、わざわざ汚染物質を買い取っている形なのです。この対応に、国内では多くの批判の声が噴出。しかも、防衛省は汚染濃度の検査さえ行っていませんでした。現地メディアの取材に対しても、防衛省は「米軍から情報を得ている」と回答するだけ。自分たちは何も調査を行っていないのです。この事実に、ますます県民からは不安の声があがるばかりです。

有機フッ素化合物(PFAS)、PFOS/PFOA/PFHxSとは

ここで、あらためて有機フッ素化合物(PFAS)がどんな物質なのかを確認していきましょう。PFASとは人工的に作られた有機フッ素化合物の総称で、その種類は1万以上もあると言われています。しかし、すべてのPFASが健康に悪影響を与えるわけではありません。PFASの中でも「特定PFAS」と呼ばれるPFOS、PFOA、PFHxSの3種類についてのみ、日本国内での製造や使用が禁止されています。また、この3種類については、日本だけではなく国際条約でも製造・使用・輸入が禁止されているのです。この条約は、日本を含む180あまりの国と地域が同意しています。実は、アメリカはこの国際条約に同意していません。しかし、法律で同様の措置を行なっているので、基本的にはアメリカでも「特定PFAS」に関しては製造・使用を禁止しているはずなのです。

PFOS/PFOA/PFHxSを合わせて「PFAS」と呼ぶ

「特定PFAS」の3種類PFOS、PFOA、PFHxSの正式名称は

・パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)

・パーフルオロオクタン酸(PFOA)

・パーフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)

この3種類を含む、パーフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物を合わせた略称が「PFAS」です。水に溶けやすいうえ、自然や人体の中で分解されにくいため、“永遠の化学物質”と呼ばれています。また、水道水などから体内に入った場合でも排出されにくく、体内に蓄積していき健康に悪影響を与える可能性があります。つまり、井戸水や川にPFASが含まれていた場合、知らず知らずのうちに体の中に取り込まれる可能性があるということ。そのため、国際機関や各国では、水質の目標値などを設定して定期的に検査を行っています。

WHO(世界保健機関)では、PFOSとPFOAについてはそれぞれ1リットルあたり100ナノグラム。日本では、地下水や川など環境中の水と水道水について、PFOSとPFOAの合計で1リットルあたり50ナノグラムを暫定目標としていました。その後、2023年3月に国として初めて「PFOSとPFOAはそれぞれ1リットルあたり4ナノグラム」という規制値の案を公表。正式決定はまだですが、決定されれば水道事業者はこの基準を守っていかなければいけません。

PFOS/PFOA/PFHxSの特徴

PFOSやPFOAは、1940年代から家庭用品や工業の分野で使われてきたという歴史があります。撥水性や撥油性があり、熱や薬品への耐久性と、科学的な安定性などを兼ね備えているということで重宝されてきたのです。PFHxSは、PFOSやPFOAと同じ性質があることから、代替品として用いられてきました。それぞれが健康に与える影響について、沖縄県企業局が公表している情報によると

●PFOS:自然環境中では分解されにくく、高い蓄積性を有するなどの特徴があります。ヒトにおける生殖影響や高曝露後の急性毒性等に関するデータはほとんどありませんが、動物においては曝露した動物の胎児に影響を及ぼすことや中程度の急性毒性(消化管と肝臓に影響、軽度の皮膚刺激・眼刺激)を引き起こすといった報告があります。発がん性では、国際的に主要な評価機関による評価がなされておらず、ヒトの疫学データから発がん性があるとのデータは得られていません。

●PFOA:自然環境中では分解されにくく、高い蓄積性を有するなどの特徴があります。ヒトにおいて皮膚に付着すると発赤、痛みを、眼に入るとかすみ眼を、吸入すると咳や咽頭痛を、経口摂取すると腹痛や吐き気、嘔吐を生じるといった症状が報告されています。PFOS 同様、PFOA もヒトにおける生殖影響や高曝露後の急性毒性等に関するデータはほとんどありませんが、動物実験において胎児の発生毒性等の報告があります。

●PFHxS:自然環境中では分解されにくく、高い蓄積性を有するなどの特徴があります。PFHxSはヒトにおける高曝露後の急性毒性等に関するデータはありませんが、動物実験において血液学的な影響、甲状腺への影響、肝臓への影響、神経伝達系への影響などが観察された報告があります。発がん性については、国際的に主要な評価機関での評価はなされていません。

とされています。まだ研究段階のデータではありますが、健康への注意が必要な物質であることは間違いないと言えるでしょう。

日常で用いられているPFASの例

PFASはその特性から、様々な用途に利用されてきました。具体的には

・耐油、防水加工されたパッケージ製品

・防水加工されたカーペット

・耐水加工された室内装飾

・シミ防止加工された衣類

・シャンプー

・デンタルフロス

・リップクリームやファンデーションなどの化粧品

・床に用いるワックス

・ガラス等のエッチング剤

・半導体工業等・水成膜泡消火剤

などです。もちろん、今では製造も使用も輸入も禁止されているため、使われることはありません。しかし、「特定PFAS」であるPFOS、PFOA、PFHxSの3種類以外は、私たちの暮らしや産業の様々な場面で活用されています。エネルギー・半導体・電気通信などの分野では、なくてはならない存在となっているため、PFASがなければ現在の私たちの生活は成り立たないとすら言えるかもしれません。

県としての取り組み

沖縄県は、上記のような背景・課題を踏まえて、水道水の安全を確認するための水質調査を実施しています。比較的高濃度のPFOS等が検出された場合は、その場所からの取水を停止・抑制し、PFOS及びPFOA濃度に問題のないダムからの取水を増やすなどの取り組みを行っています。しかし、最初にPFAS濃度が問題となった嘉手納基地周辺の嘉手納井戸群については、施設の維持管理上最低限の取水を必要なため、特にPFOS等濃度の高い井戸からの取水を停止するにとどまっています。このように定期的な水質検査の結果に基づいて、濃度が高い箇所の水は使わず、安全な水を多めに取水するといった方法をとっています。さらに、月1回以上のモニタリング調査で水運用を切り替えながら、PFOS等濃度の低減を図る取り組みも併せて実施。様々な調査の結果、活性炭にPFOS等の吸着低減効果があることが確認されたため、粒状活性炭の定期的な取替えを行い、PFOS等の低減化も図っています。 

引用:沖縄県企業局(https://www.eb.pref.okinawa.jp/sp/water/82/3017)


しかし、これらの取り組みだけでは根本的な解決にはなりません。なぜなら、いまだに汚染源の調査が行われていないからです。アメリカ軍専用施設での調査実現のため、沖縄企業局は防衛省や沖縄防衛局に今なお立ち入り調査を要請し続けていますが、今のところまだ調査の実現の目処は立っていません。

まとめ

このように、沖縄の水道水の安全性を脅かす有機フッ素化合物「PFAS」の問題は、今なお進行中であり、いつ解決するのかも見えない状況だと言わざるを得ません。水道水から基準値を超えるPFASが検出された事例もあり、沖縄県に住んでいる限りは“水の安全性”は他人事だと看過することはできないでしょう。

水は毎日口にするもので、健康に直結するものだからこそ、少しでも安全・安心なものを利用したいですよね。そこでオススメしたいのが、天然水のウォーターサーバー『ウォーターワン』です。『ウォーターワン』は、公式サイトに水質検査の結果を公表しています。栄養成分表示や成分規格、微生物に関する内容など、食品衛生法の清涼飲料水(ミネラルウォーター類)の規格基準に基づいた検査を定期的に実施しているので安心して飲むことができます。また、『ウォーターワン』の水は、沖縄県久米島の豊かな海から汲み上げられた海洋深層水100%。深さ612mの深度から取水したあと高性能フィルター(RO膜)処理を行い、飲みやすい超軟水に調整して届けています。「品質・価格・デザイン・安全性」など多面的なチェックを経て、沖縄県に優良な県産品としても認められている品質です。徹底した衛生管理で安全面に配慮されている『ウォーターワン』、安全・安心の水を取り入れたいと考える方は、この機会にぜひチェックしてみてください。

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参考:

https://www.nhk.or.jp/minplus/0019/topic133.html

https://www.fnn.jp/articles/-/256322

https://www.eb.pref.okinawa.jp/sp/water/82/3017

https://waterone.jp/waterone/okinawa/

 

 

海洋深層水のメリットは?健康や美容との関連や用途を解説!

近年、様々な商品に“海洋深層水使用”と記載されているのを見かけますよね。でも、海洋深層水って「なんだか良さそう」なイメージはあるものの、実際にどんなものなのか詳細は意外と知らない、という方が多いのではないでしょうか。海洋深層水とは、その名の通り、海の深い層にある水のこと。日本では1980年代から注目されてきたと言われ、実は私たちの暮らしにかなり昔から役立てられている水なのです。一般的な湧水などと比較して、清浄性に優れている、低温安定性、無機富栄養素が豊富などの特徴があるといわれており、幅広く活用されています。そこでこの記事では、海洋深層水を摂取するメリットや使われている用途についてご紹介します。

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海洋深層水とは

海洋深層水とは、海の深い部分にある水を指す言葉です。海面の表層部分にある水ではなく、一般的には太陽が届かない水深200m以深にある水のことを言います。表層の部分には様々な生物が生きており、さらに太陽光によって植物プランクトン、海藻などが活発に光合成を行っています。それらの海藻などを餌として魚などが集まり、さらにはその魚を狙って人間を含む大きな生き物も集まってきます。人間の生活排水や船の行き来もあり、とても清浄とは言い難い状態ですよね。一方、海洋深層水はこれらの影響をあまり受けないため、清浄でさらに栄養も豊富だというのです。一体、なぜそのような特徴を持つのか、ひとつひとつ確認していきましょう。

清浄性にすぐれている

海洋深層水の特徴のひとつは、高い清浄性。まず、海面の表層にある水に比べて、人間の活動による生活排水や産業排水、船の行き来などの影響を受けにくいといえます。そのため、清浄性が保たれやすいのです。さらに、太陽光が届かないため、植物プランクトンや海藻は光合成を行うことができません。つまり、そもそも植物プランクトンや海藻が存在しづらい層だといえます。すると、プランクトンや海藻という餌が存在しなくなるため、生き物はもちろん、病原菌や細菌も少なくなります。海域によっては、海面付近と海洋深層水を比較すると微生物や病原菌の数が10分の1から100分の1程度も異なるのだとか。また、海洋深層水は何十年・何百年という長い年月をかけて深海部に沈降していきます。その過程で、さまざまな浄化効果やろ過を受けるため清浄性が保たれるのです。この優れた清浄性があるからこそ、飲み水や化粧品の基剤として幅広く活用されています。

低温安定性

海洋深層水は太陽光がほとんど届かないため、水温が変化しづらい「低温安定性」という特徴があります。太陽光が直接当たる表層水と比べると、水温は低く、約9℃付近で一定に保たれているといわれています。近年、猛暑や酷暑など、日本では夏の気温上昇が例年のようにニュースを騒がせていますよね。その結果、魚たちの餌となるプランクトンが減少し、不漁や品質の低下につながっているそうです。そうなれば、海水に溶け込んでいる栄養分なども変化しているでしょう。一方、海洋深層水は外部の気象変動や気温の影響を受けづらいといわれています。深い層にあることも影響を受けづらい要因のひとつですが、海洋深層水が海の広い範囲にわたって分布しているのもの要因のひとつ。広大だからこそ、ある一部の地域で気候変動や大規模な天災があったとしても、全体に与えられる影響はごくわずか。地表の影響を受けることなく低温を保っているため、年間を通して水質の変化が少なく、非常に安定している水だといえます。

無機富栄養素が豊富

海洋深層水は、自然の恵みであるミネラル分を約60種類と豊富に含んでいるのも特徴のひとつです。植物プランクトンや海藻などが存在しないので、栄養が少ないのでは?と思うかもしれませんが、実はまったく逆。海洋深層水には、海底火山活動によってマグネシウムやカルシウム、カリウム、亜鉛、鉄などが供給されます。それらの成分を使う生き物が少ないため、ミネラル分がそのまま残った栄養豊富な水となるのです。特に多いのは、マグネシウムやカルシウムのようなミネラルのほか、リンや窒素、ケイ素といった無機富栄養素。無機富栄養素とは、植物の生命を維持するために欠かせない栄養です。ひいては、人間が食べる野菜にも影響を与えるといえるでしょう。また、食べ物を精製して食べる現代人は、ミネラルなどの栄養が不足しがちです。添加物の影響もミネラル不足に拍車をかけているといいます。ミネラルが不足すると、エネルギーを作るための酵素がうまく働かないため、積極的に補っていくのが良いでしょう。

 

海洋深層水を摂取するメリット

海面の表層水とはまったく異なる特徴を持つ「海洋深層水」。現在、様々な商品などに活用されていますが、海洋深層水を利用することで、どのようなメリットを得られるのかを見ていきましょう。

 

・肌細胞の新陳代謝を促す

海洋深層水にはミネラルが豊富に含まれています。ミネラルは美肌づくりに欠かせない成分で、例えばカルシウムは健康な肌を育む、鉄は血行をよくする、亜鉛は肌のターンオーバーを促進するなどの働きが期待できます。自然な肌の生まれ変わりを助け、イキイキとした素肌へと導きます。

 

・保湿作用が優れている

海洋深層水はミネラルバランスが人間の体内とよく似ているといわれています。そのため、肌への浸透が良く、豊富なミネラルなどの栄養分を届けることができます。また、海洋深層水に含まれる無機塩類は、保湿に関わるNMF(天然保湿因子)やセラミドの産生を促進する働きがあると言われ、みずみずしく潤う肌を育みます。


・腸内環境を整える

高知県が行なった研究では、海洋深層水を飲んだグループとミネラルウォーターを飲んだグループに分けて実験を行なったところ、海洋深層水を飲んだグループの方が腸内環境の改善に役立つ短鎖脂肪酸が増えたという結果が得られたそう。短鎖脂肪酸は、腸内環境の改善だけではなく、大腸ガンや糖尿病、肥満などの予防、免疫機能の調整に良い影響を与えるとして知られています。また、便秘がちな人たちのほとんどが「お通じが良くなった」と答えたそうです。これは、海洋深層水に豊富に含まれるマグネシウムが要因となったのではないかと考えられています。

・美容や健康に欠かせないイソフラボン類が増える

大豆類に多く含まれるイソフラボンは、健康や美容に欠かせない成分として多くの人から注目を集めています。そんなイソフラボンも、なんと海洋深層水を日常的に飲むことで増えるといいます。なかでも、スーパーイソフラボンともいわれるエクオールが増えていたのが確認できたそうです。

海洋深層水の効果は、もちろん個人によって差があります。あくまで天然の飲み水なので、決して薬のような働きはありません。ただ、これだけの効果が研究されている海洋深層水ですから、無理なく続けられる健康習慣として、日常的にぜひ取り入れていきたいですね。

海洋深層水の用途

海洋深層水を一体誰が発見したのか、詳しいことはわかっていませんが、深層にある海水の温度が著しく低いことがわかったのは1751年だといわれています。その後、様々な研究が進み、本格的な利用が始まったのは1980年頃から。日本でも、1989年には富山湾で人工湧昇や温度差発電の実験が行われるなど研究が進み、徐々に利用が進んでいきました。現在では、日本全国で海洋深層水が取水され、水産や食品、美容、健康、農業など幅広く利用されています。

農業

植物の生育にとって必要な元素の多くは、海水に含まれるミネラル類です。さらに、海洋深層水の主要成分であるマグネシウムは、植物が光合成をおこなう葉緑素の構成元素であり、活性酸素の発生を抑える働きもあります。また、深層水の低水温性を直接利用することで、高温障害回避技術にも役立てられる可能性があるのだとか。実際、沖縄ではほうれんそうの栽培に海洋深層水を利用しているそうです。他にも、植物に害を与えない程度の塩分濃度で与えることで、浸透圧調節機能を発現させて糖やアミノ酸を高濃度にすることもできます。この働きを活かして、高糖度トマトの養液栽培にも利用されるなど、海洋深層水を用いた栽培方法が広がっています。

水産業

海洋深層水はもともと海の水なので、水産業にあらためて利用する必要もないのでは?と思うかもしれませんが、実は水産業分野でも海洋深層水は活躍しています。例えば、水揚げされた魚介類を海洋深層水で保存することにより、鮮度を保つことができます。また、富山県では平成14年に全国で初めて海洋深層水によるアワビの養殖を始めました。天然のミネラルを豊富に含む海洋深層水で養殖したアワビは、肉厚かつやわらか。新たなブランド水産物として、さらなる養殖技術の確立をめざしているといいます。また、高知県では海洋深層水でホシガレイを飼育。水温13~18℃を好むホシガレイに海洋深層水が合うのではないか、という着想から、研究が行われました。

飲料・食料品

海洋深層水を使った商品の中で、最も思い浮かべやすいのが飲料水ではないでしょうか。ミネラルウォーターよりもミネラルを豊富に含んでいるため、健康維持や栄養補給の目的などで飲んでいる方が多いようです。取水地域や飲料水にする際の製法などは、各社それぞれ異なっているため、ミネラルの配合率はすべて同じではありません。他には、酒の仕込み水に使うことで麹の発酵作用が強化されて、雑味の少ない清酒ができるそうです。さらに塩をはじめ、様々な調味料にも海洋深層水が活用されています。スイーツやパン、練り物、納豆などの発酵食品など、その活用範囲は多岐にわたります。実は思っている以上に、海洋深層水を使った食品を口にしている機会は多いかもしれませんね。

化粧品・シャンプー

海洋深層水を、化粧品やシャンプーに使用する例もあります。海洋深層水はミネラルバランスが人の体内に近いため、肌へのなじみがよく、しっとり感をより得られやすいという特徴があります。また、肌の新陳代謝を促進する働きがあること、清浄性が高いことから、化粧品やシャンプーのベース基剤として大変有用なものだと言えるでしょう。また、それだけにとどまらず、医薬品の製造にも役立てられないか、研究が進んでいるのだとか。豊富なミネラル分を活かして、ミネラル補給が必要な栄養療法に使用したり、免疫力を高めるために活用したり。まだまだ研究段階ではありますが、今後ますます研究が進むことで、さらなる活用方法が広がっていく可能性は大いにあるでしょう。

沖縄県優良県産品として推奨されているウォーターワン沖縄

このように、健康にも美容にも魅力的な働きを持っている「海洋深層水」。この海洋深層水を、毎日の暮らしに手軽に取り入れる方法があることをご存知ですか?それが、天然水のウォーターサーバー『ウォーターワン』です。『ウォーターワン』がお届けしているウォーターワン沖縄のお水は、自然豊かな沖縄県久米島の海から汲み上げられた海洋深層水100%。でも、一般的な海洋深層水を飲んだ時、「飲みづらい」と感じたことはありませんか。それは、硬度が高いままだから。『ウォーターワン』は深さ612mの深度から取水したあと高性能フィルター(RO膜)処理を行い、飲みやすい超軟水に調整して届けています。だから、子どもから年配の方まで、ゴクゴク飲むことができるのです。飲料水としてはもちろん、調理用の水としても活用できます。

また、『ウォーターワン』の海洋深層水は、「品質・価格・デザイン・安全性」など多面的なチェックを経て、沖縄県に優良な県産品としても認められている品質(

https://www.pref.okinawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/010/287/2020_yuryokensanhinguide.pdf)です。徹底した衛生管理で安全面に配慮されている『ウォーターワン』、海洋深層水を日常的に取り入れたいと考える方は、この機会にぜひチェックしてみてください。

まとめ

この記事では、海洋深層水の特徴や摂取するメリットを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。海洋深層水は優れた清浄性や低温安定性、無機富栄養素が豊富な点が特徴の、健康・美容のためにぜひ取り入れていきたい水だということがわかったかと思います。健康や美容づくりは、日々の積み重ねがとても大切。日頃飲んでいる水を海洋深層水に変えて、いつまでもイキイキと美しい毎日を送ってみませんか。

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参考:

https://www.city.muroto.kochi.jp/aquafarm/characteristics.php

https://www.pref.kochi.lg.jp/_files/00022521/PDF.pdf

https://www.nihon-trim.co.jp/media/9550/

https://www.ogb.go.jp/-/media/Files/OGB/Keisan/move/ene-cup/2022fy/award/03_R4_okiko-award.pdf

https://www.pref.toyama.jp/sections/1015/ecm/back/2009jul/tokushu/index2.html

https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/menu-siryou-syohou5/file_contents/file_20239295101223_1.pdf

https://j-net21.smrj.go.jp/special/getover/20230720-09.html

 

 

水道水が飲めない県はある?そのまま飲んでも大丈夫か、日本の水道事情を解説

現在、蛇口から出る水道水をそのまま飲んでいる、という方はどのくらいいるでしょうか。調理では使うが飲み水としては使わない、浄水器を通してから飲んでいる、など様々な方がいるでしょう。また、よく聞くのが「土地によって水道水の味が違う」という話。水道水をそのまま飲むか飲まないか、地域によっての違いもあるかもしれません。そこで今回は、日本の水道水は本当にそのまま飲んで問題がないのか、土地によって供給される水の品質に違いがあるのかを徹底解明。私たちが生きていくうえで欠かせない、日本の水道事情について詳しくご紹介します。

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日本の水道水はそのまま飲んでも大丈夫?

水道は世界各国に存在していますが、その中を流れる水の品質は国によって異なります。なかでも日本の水道水は非常に質が高いことで知られており、水道水をそのまま飲用できる数少ない国のひとつといわれるほど。なぜそのような違いが出るのかというと、国によって水道水の水質に設けている基準が違うから。例えば、大腸菌の項目を見ても、WHOでは“100mLに検出されてはならない”、アメリカの場合は“5%以下”、EUでは“100mL中に0個”、そして日本は“検出されないこと”と求めるレベルがまったく異なることがわかります。これは大腸菌だけではなく、水銀やヒ素についても同様です。日本の水道水の水質基準項目は全部で51種類あり、その中には「カビの臭い」など日本にしかない基準もあります。つまり、水道水の基準が諸外国に比べてとても厳しいのです。これは水道法に基づいて決められているため、水道事業者は必ずこの基準を守らなければなりません。

日本の水道水はそのような厳しい基準を満たした安全な水なので、蛇口から出る水をそのまま飲んでも基本的には問題ありません。ただし、水道管の中に長時間水が滞留していると、水質基準を超えた鉛が溶け出す場合があります。朝一番に蛇口をひねる時や、旅行などでしばらく留守にしていた時は、バケツ1杯分の水を出してから飲用すると良いでしょう。

 

水道水は県ごとに違いがある?

水道法によって厳しく定められている日本の水質基準。これは、日本国内であれば全て同じ基準なので、どの県の水道水も同じ水質ということになります。ところが、よく聞かれるのが「水が美味しい県」「水が美味しくない県」があるという話。自分自身でそう感じたことがあるという人もいるでしょう。でも、一体なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。

元の水質は水源によって異なる

まず、各地の水質ですが、いずれも水道水の品質基準を満たしているのはもちろんですが、そもそも水源となる川や地下水は各地で様々です。水源が違えば、味や飲み心地に影響を与えるカルシウムやマグネシウムなどミネラルの含有量も異なります。これらは、人体への安全性には問題がないため、水質基準でも特に問題視されず、その違いがそのまま味わいとなって反映されている可能性はあるでしょう。また、給水装置や給水管を通る際にニオイや味がつくこともあります。そのため、地域によって味が違うのは大いにあり得ることであり、人によって合う・合わないと感じることもあるでしょう。

いずれにしても水道水の品質基準を満たしているため、飲み水として安心であることは基本なのですが、2016年に沖縄で、人体に害を与える可能性がある有機フッ素化合物(PFAS)が水道水に含まれていたという事例がありました。この原因は、水源近くにある米軍基地で使われていた泡消火剤ではないかと言われていますが、現在に至るまで立ち入り検査が行われておらず、ハッキリとした原因はわかっていません。有機フッ素化合物(PFAS)は“永遠の化学物質”と言われるほど、分解が遅い物質として知られています。沖縄では、今なお有機フッ素化合物(PFAS)が検出される場合があり、水道水を不安視する声も挙がっています。

 

水道水のおいしさは水質や水温で決まる

人によって好みはありますが、「美味しい水」「美味しくない水」には、一体どのような違いがあるのでしょうか。厚生省の諮問機関である「おいしい水研究会」によると、蒸発残留物や遊離炭酸の量、硬度、水温などが「おいしい水の要件」だといわれています。マグネシウムやカルシウムなどのミネラル分が多く含まれると硬度が高くなり、日本人には飲みづらい味になってしまいます。また、カルキ臭の原因となる残留塩素が高い場合も、「美味しくない」と感じる人が多いでしょう。遊離炭酸が含まれると水にさわやかな味が加わりますが、多すぎると刺激が強くなるという結果に。美味しい水とは、様々な成分や要因が複雑に絡み合って生まれているものなのです。

ちなみに、同会が1985年に発表した「水道水のおいしい都市32」には北海道の帯広・苫小牧、栃木県の宇都宮・小山、静岡県の静岡・沼津・富士宮などが選ばれています。一般的に、大都市の方が「水がまずい」と言われがちですよね。これは、水質の成分だけ見ると問題ないものの、人が多く暮らすことで生活排水が増え、水質汚濁が起こることによって味が損なわれるからだといわれています。水道水の供給元となる河川や地下水が水質悪化してしまえば、水道水も品質が落ちてしまいます。美味しい水を守るためには、一人ひとりの環境への意識が何よりも大切なのかもしれません。

水道水がおいしくなくて飲めないと感じる要因

品質的には問題ないことがわかっても「やっぱり水道水は美味しくないから飲めない…」と感じている方もいるのではないでしょうか。美味しく飲めない主な理由は、異臭や水温にあると考えられます。千葉県が行った調査によると、水が美味しくないと感じる一番の理由は「塩素臭いから」。そのほか、かび臭さや異臭を感じる、といった声も見られました。これは水道水を消毒するために使われる塩素や、藍藻類に起因するかび臭さが原因だと考えられます。

また、他に多かったのが「水温が高く、生ぬるいから」という声。実は、水の美味しさと水温には大きな関係があります。もっとも美味しく感じると言われているのは、水温10~15℃。冷たすぎると味を感じづらくなり、温かすぎると「ぬるい」とまずく感じてしまうのです。大自然にある湧き水や地下水を美味しく感じるのも、それらの水は年間を通して冷たい水温を保っているから。冷蔵庫に入っていたり、自動販売機で冷やされていたりするミネラルウォーターを美味しく感じるのも、水質だけでなく、水温がちょうど良いことが関係しているのかもしれません。水道水を美味しくないと感じている方も、冷やして飲んでみたら意外と「美味しい!」と感じるかもしれませんよ。

水をおいしく安全に飲む方法

日本の水道水は水質が高く、水を冷やすなどの方法を用いれば美味しく飲める可能性があることもわかりました。でも、毎日水道水を冷やしておくのは大変です。もっと手軽に美味しい水を飲みたい、と思いますよね。そこでオススメしたいのが、「浄水器を利用する」「ミネラルウォーターを買う」「ウォーターサーバーを利用する」などの方法。それぞれどんな特徴があるのか、具体的に見ていきましょう。

浄水器を利用する

最も手軽な方法のひとつは、水道の蛇口に浄水器を設置することでしょう。一般的な浄水器は、活性炭とろ過膜を組み合わせたもので、それらのフィルターを通すことでカルキ臭の原因となる残留塩素を除去します。その他、鉛やトリハロメタン、にごりなどの除去を謳っている浄水器もありますが、基本的に鉛やトリハロメタンは水質基準をクリアしているため、浄水器で取り除かなくても問題なく利用できます。浄水器は今使っている水道に手軽に取り付けられるため、使用しているというご家庭も多いでしょう。ただし、注意したいのは定期的にカートリッジを交換したり、メンテナンスをしたりする手間を惜しまないこと。カートリッジを長期間つけっぱなしにしていると、中で雑菌が繁殖して、水道水の質をかえって悪化させてしまう可能性があります。また、浄水器を通した水は塩素が除去されるため、雑菌が繁殖しやすくなっています。浄水器を通したら、早めに使うようにしましょう。

ミネラルウォーターを買う

最近ではスーパーやコンビニエンスストア、自動販売機でも手軽に購入できるミネラルウォーター。飲用に調整されているため、安全性が高く、味も一定の品質を保っていると言えるでしょう。日本国内はもちろん、海外の硬水や炭酸水など幅広い種類が販売されているため、好みの味を探せるのもメリットのひとつです。日本でミネラルウォーターが広く購入されるようになったのは、1980年代頃からだといわれています。その後、1996年に国産小容量ペットボトルの販売が解禁されたことによって、ますます手にとりやすくなり、さらに東日本大震災や近年増加している天災の影響などにより備蓄水としての需要も増加。消費量は右肩上がりで増加しています。ただし、ミネラルウォーターは手に取りやすいですが、大きなサイズと言っても2Lボトルがせいぜいです。ミネラルウォーターをメインで消費しようと思うと、“こまめに買う”という手間がどうしても発生してしまいます。

ウォーターサーバーを利用する

いつでも美味しい水を飲みたければ、ウォーターサーバーを利用するのもオススメです。ウォーターサーバーはミネラルウォーターを各家庭でいつでも使えるようにしたもの。適温に冷やしているため、いつでも美味しく飲め、さらにお湯も欲しい時にすぐ使えるという優れものです。設置場所やボトルの保管場所などは必要になりますが、そこさえクリアしてしまえば、あとは配送で美味しくて安全な水が定期的に届きます。わざわざ購入する手間も省けるうえ、メーカーによってはお届け間隔を調整するなどして、余りすぎたり足りなかったりという状況も防ぐことが可能です。どのような水源の水を使っているのか、またどのような方法で殺菌しているか、お届け間隔の選び方などは、各メーカーによって様々。金額はもちろん、あらかじめ水の種類やお届け条件などの内容をしっかり確認して、自分のライフスタイルに合うものを選ぶようにしたいですね。

宅配水をリーズナブルに利用できるウォーターワン

ウォーターサーバーは現在多くのメーカーが提供しており、「どれを選べばいいのか悩んでしまう…」という方も多いのではないでしょうか。そんな方にオススメしたいのが、『ウォーターワン』です。『ウォーターワン』の特徴は大きく3つ。

1つめは、安全な水を提供しているということ。『ウォーターワン』は水質検査の結果を公表しており、公式サイト誰でも確認できるようになっています。栄養成分表示や成分規格、微生物に関する内容など、食品衛生法の清涼飲料水(ミネラルウォーター類)の規格基準に基づいた検査を定期的に実施して公開しているので、安心して利用できますよ。

そして2つめが、4つの水から選べる点。『ウォーターワン』では、毎月届く水を富士山の天然水・阿蘇の天然水・沖縄の海洋深層水・島根の天然水から選ぶことができます。前述した通り、水の味は水源で変わるもの。どれが好みの味なのか、飲み比べられるのも『ウォーターワン』ならではの特徴です。

そして3つめが、配送周期が豊富な点。『ウォーターワン』の配送周期は、「月に1回」「3週間に1回」「2週間に1回」「1週間に1回」から選べます。しかも、公式サイトから、いつでも手軽に追加注文も可能(偶数本単位)です。余った場合や長期不在時には、2ヵ月連続で定期配送のキャンセルもできるので、必要な量を細かく調整できますよ。リーズナブルに、かつ便利に利用できるので、ぜひ検討してみてくださいね。

まとめ

日本の水道水の品質と美味しさについてご紹介しましたが、基本的に水道水は水道法に基づいた水質基準を満たした安全な水だということがわかりました。蛇口から出る水をそのまま飲んでも、まったく問題ありませんが、もっと手軽に安全・美味しい水を利用したいのなら浄水器やミネラルウォーター、ウォーターサーバーを活用するのがオススメ。選択肢はいくつかあるので、いろいろ試して、自分に合う方法を選んでも良いかもしれませんね。

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参考:

https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/files/items/18994/File/suido_r02-09.pdf

https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/topics/20240626115500.html

https://www.gov-online.go.jp/pr/media/radio/sc/text/20230924.html

https://www.eb.pref.okinawa.jp/sp/water/82/3017

https://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/95/15umaimizu.html

https://www.city.fujinomiya.lg.jp/sp/citizen/llti2b0000002e5o.html

https://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/keikaku/keikaku-sakutei/documents/05_6_enquate_moniter2_honbun.pdf

 

超軟水はどんな水?硬水・軟水との違いやメリット、活用法を解説!

ミネラルウォーターを購入する際、「硬水」や「軟水」という区分を聞くことがありますよね。なんとなく耳にしたことがある、という方から、自分の好みに合わせて硬水や軟水を意図的に選んでいる、という方まで様々でしょう。そんななかで、「超軟水」と呼ばれる水があることはご存知でしょうか。一体、どのような特徴があるのか、気になりますよね。そこでこの記事では、軟水・硬水の違いやそれぞれの特徴、超軟水のメリットとおすすめの活用方法を解説します。ミネラルウォーターを選ぶ時のポイントや効果的な飲み方も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

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超軟水とは?

水はまず、「海水」と「淡水」に分けられます。この分け方は、塩分が含まれるかどうかの違いだけ。塩分が約0.05%以下のものが淡水と呼ばれ、淡水はさらに「硬水」と「軟水」に分けられます。(※1)では、具体的な分け方を見ていきましょう。

 
●硬水と軟水の分類は、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの割合によるもの

硬度は簡単に言ってしまえば、水に含まれているミネラルの量のこと。カルシウムとマグネシウムの含有量が比較的多い水を硬水、含有量が少ない水が軟水と呼ばれています。

 
●軟水のなかでも、特にカルシウム・マグネシウムの含有量が少ない水が「超軟水」

超軟水はミネラルが少ないのが特徴です。超軟水は、軟水と呼ばれる水の中でも、特にカルシウムとマグネシウムの割合が少ないものを指します。一般的な軟水は、日本基準で硬度100/L以下と言われていますが、超軟水は硬度40/L未満になるものもあるのだとか。

 ミネラル分が少ないということだけを聞くと、“栄養が少ない水”という印象を持ってしまうかもしれませんが、超軟水は人間の体に様々なメリットをもたらすことがわかっています。それでは、硬水と軟水(超軟水)にそれぞれどのような特徴があるのか、具体的に確認していきましょう。

 

軟水と硬水の基準

硬度は、水中に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計量を、炭酸カルシウムに換算して表示したものです。つまり、数値が高ければ高いほどカルシウムとマグネシウムが多く、数値が低ければカルシウムやマグネシウムが少ない、ということになります。WHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインでは、硬度によって軟水・硬水を下記のように分類しています。


60mg/L未満:軟水

60から120mg/L未満:中程度の軟水

120から180mg/L未満:硬水

180mg/L以上:非常な硬水


これは世界の基準であり、日本では一般的に硬度0~100mg/Lが軟水、101~300mg/Lが中硬水、301mg/L以上が硬水と呼ばれています。これは、日本の水道法によって定められている水質管理設定項目が、おいしさの面から硬度の目標値を10~100mg/Lに定めていることと関係しているのかもしれません。(※2)

硬度は自然環境などに大きく影響され、日本は軟水が多く、ヨーロッパでは硬水が多いといわれています。ヨーロッパの水は石灰質の地域を長い時間かけて通ってくるため、その間にミネラルが溶け込み、水の硬度が高くなります。一方、日本のように地中での滞留時間や河川延長が短い場合は、硬度が低めになります。

軟水のメリットとデメリット

先述の通り、軟水はカルシウムやマグネシウムが比較的少ない水ということになります。それらのミネラルが少ないため、口当たりが柔らかく飲みやすいという特徴があります。また、日本に軟水が多いため、一般的には軟水を好む日本人が多いといわれています。

 

【軟水のメリット】

 ●日本人の口に合いやすい

日本人は子どもの頃から軟水に慣れ親しんでいるため、クセがなく飲みやすい、と感じる人が多いようです。

 ●赤ちゃんや小さな子どもも安心して飲める

マグネシウムは、便秘薬にも用いられることがあり、多く摂取するとお腹がゆるくなる可能性があります。胃腸にも負担がかかりやすいため、赤ちゃんや小さな子どもの飲用にはあまり適していません。

 ●肌や髪に刺激を与えにくい

海外などに行った際、硬水で髪を洗うせいで肌がつっぱったり、髪がパサパサになったという経験はないでしょうか。これは、水中のカルシウムやマグネシウムの影響。軟水は肌や髪にやさしく、硬水のような影響はほとんどありません。

 ●石鹸の泡立ちが良い

軟水には、石鹸の泡立ちを妨げるカルシウムやマグネシウムが少ないため、石鹸や洗剤がよく泡立ちます。

 ●和食との相性が良い

軟水はだしが良くとれ、無味無臭で味がないため、素材本来の味を邪魔しません。ご飯がふっくらと炊けることも軟水のポイントです。

 
【軟水のデメリット】

 ●ミネラルが少ない

ミネラルは便秘やむくみ解消に役立ち、生きていくうえで必要な成分です。しかし、軟水はミネラルの含有量が少なく、ミネラル補給においては頼りない面もあります。(※3)(※4)

硬水のメリットとデメリット

では次に、カルシウムやマグネシウムを豊富に含む硬水のメリットとデメリットを見ていきましょう。

【硬水のメリット】

 ●便秘やむくみを解消できる

硬水に多く含まれるマグネシウムは、便秘薬にも使われることがある成分。そのため、日常的に硬水を飲むことで、便秘が改善されるケースがあるそうです。便秘は血行不良を招くことがあるため、便秘が解消されることで、むくみの解消にもつながります。

 ●動脈硬化の予防

カルシウムやマグネシウムを多く含んでいる硬水は、血液をさらさらにする働きがあるといわれています。動脈硬化や心筋梗塞などの病気は、どろどろ血液が原因のひとつになっていることも。血流をさらさらに保つことで、動脈硬化などのリスクを減らす働きが期待できます。

 ●ミネラルが多い

硬度の高さは、ミネラル含有量の高さを表すもの。日本人の食事内容はミネラル不足に陥りやすく、近年ミネラル不足の人が急増しているともいわれています。(※5)ミネラル補給という点においては、軟水よりも硬水を飲む方が良いと言えるかもしれません。

 
【硬水のデメリット】

 ●結石のリスクが高まる

通常の状態では、一定量のカルシウムを補うことで結石の予防になるといわれています。しかし、腎臓機能に問題がある場合は硬水に含まれるカルシウムをろ過しきれず、カルシウムを多く含む結石ができやすくなります。

 ●摂取過多によりお腹がゆるくなる

マグネシウムは便を柔らかくする効果がありますが、飲みすぎはお腹がゆるくなってしまうため、注意が必要です。

 ●日本人になじみがない

軟水で育ってきた日本人は、硬水になじみがなく、人によっては味に苦みを感じることも。口当たりにも硬さを感じるため、苦手だという人も多いかもしれません。(※4)

超軟水の特徴とおすすめの活用方法

これまで硬水と軟水のメリット・デメリットを見てきましたが、ここで注目したいのが、軟水の中でも特に硬度が低いと言われる「超軟水」。硬度が低い、つまりカルシウムやマグネシウムがほとんど含まれていない超軟水には、一体どのようなメリットがあるのか。超軟水ならではの特徴と、おすすめの活用方法を紹介します。

入浴、スキンケア対策

肌アレルギーの原因のひとつと言われるのが、肌や衣類に付着している石鹸カス。この石鹸カスは、金属イオンと石鹸の成分が反応して作られます。超軟水ならば金属イオンがほとんど含まれないため、石鹸カスができづらく、肌を清潔に保つことができます。さらに軟水ならではの泡立ちの良さもあるため、入浴シーンにおいて、幅広く活用できます。

・泡立ちが良いため、洗顔は肌への摩擦を防ぐことができ、髭剃りでもかみそり負けを軽減できる

・石鹸カスができづらいため、肌が敏感な人や赤ちゃんにもおすすめ

・泡立ちがよく、シャンプーなどヘアケアにも向いている。

洗い物などの水仕事

毎日洗い物をしているせいで手が荒れる…と、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、手が荒れてしまうのは水にたくさん触れているからではなく、合成洗剤などの石鹸カスが手に付着しているせい。超軟水ならば、石鹸カスができづらいため、肌荒れの軽減効果が期待できます。さらに、少量の水でもしっかり泡立つため、洗剤の使用量そのものを減らすことができ、経済的に嬉しい効果も。

・洗剤が少量でも泡立ちが良いため、最小限の洗剤量で洗い物ができる。

・洗い物による手荒れの心配が軽減できる

・グラスなどにも石鹸カスが残らず、輝きが増す

水アカ対策

しっかり洗っているはずなのに、やかんや電気ポットの内側に白い汚れがつくことがありませんか。この正体は、水道水に含まれるカルシウムイオンが付着したものだといわれています。カルシウムの含有量が少ない超軟水で洗えば、このような白い汚れがつくことはありません。また、超軟水は油汚れをスッキリと落とす効果も。石鹸カスも出ないので、水切れも良く、水の跡が残ることもありません。

・やかんやポットに白い汚れがつかず、清潔に使い続けられる

・油汚れもスッキリ落とせる

・キッチン回りやシンクの汚れも少なくなる

和食などの料理

カルシウムやマグネシウムをほとんど含まない超軟水は、味にクセがなく、調理の味付けの邪魔をしません。また、昆布やかつおだしのうまみ成分を引き出す働きがあり、出汁や繊細な食材の味、香りを活かすことができます。硬度が高い水でご飯を炊くと黄色く硬くなりやすいのに比べ、超軟水でご飯を炊くとふっくら美味しく仕上がるのもメリットのひとつです。様々な点から日本食に合う水だと言えるでしょう。

・素材の味や香りを活かして、料理の味を邪魔しない

・昆布やかつおだしのうまみ成分をしっかり引き出すことができる。

・ご飯を炊くと、ふっくらとして美味しく仕上がる(※5)

高齢者や乳幼児の飲料水

赤ちゃんはまだ内臓が未発達で、マグネシウムやカルシウムを上手に分解できないといわれています。ミネラル豊富な水を飲むと、下痢や腹痛を起こす可能性があるためできるだけ避け、超軟水を与えた方が良いでしょう。また、胃腸の働きが衰えてしまった高齢者にも、刺激が少ない超軟水がおすすめです。赤ちゃんや高齢者の日常的な飲み水としては、超軟水が適していると言えます。

・刺激のあるミネラル分を避け、身体の老廃物の排出を助ける

・デリケートな体への負担も少なく、やさしく水分を摂取できる

・内臓が未発達な赤ちゃんにも適している

健康維持のための水分補給

腎臓は、体内のミネラル量を適切に保つ働きを担っています。しかし、腎臓に疾患がある場合はこの機能が乱れてしまい、硬度が高いミネラルウォーターを飲むと腎臓に負担をかけてしまいます。ミネラル分を腎臓でろ過できなくなると、体内のカルシウム濃度が上がってしまい、カルシウムを多く含む結石などができる恐れもあります。そのため、体に負担をかけない超軟水を選ぶと良いでしょう。

・硬水を飲むと、ミネラル分をろ過できずに体に蓄積してしまう恐れがある

・純度が高い超軟水は体内への吸収が早い

・デトックス効果や新陳代謝の促進が期待できる

超軟水を手軽に飲むにはウォーターサーバーがおすすめ

このように、超軟水には様々なメリットがあります。「でも、超軟水ってどうやって手に入れればいいの?」と疑問に思いませんか。スーパーやコンビニエンスストアなどでは、軟水はすぐに見つけられても、超軟水はなかなか見つかりませんよね。実は、超軟水を日常的に取り入れたいと思うなら、定期的に届くウォーターサーバーの活用がおすすめなんです!ウォーターサーバー『ウォーターワン』なら、富士山・南阿蘇・沖縄・島根の採水地から新鮮な水を定期的にお届けすることができ、手軽に超軟水を生活に取り入れることができるんです。

 

●久米島から採水した水は、硬度10以下の超軟水

『ウォーターワン』は、富士山・南阿蘇・沖縄・島根の4つの採水地から水を選ぶことができますが、その中のひとつ・久米島の水は水深612mから汲み上げた海洋深層水100%で、硬度10度以下の超軟水。飲み水や調理の水として、いつでも手軽に超軟水が活用できます。

 

●ウォーターサーバーなら直接口を付けることなく衛生面でも安心

超軟水をペットボトルで購入した場合、直接口をつけて飲むと、そこから雑菌が繁殖する可能性があります。また、お湯で使いたいと思っても、沸かすひと手間がかかってしまいます。その点、ウォーターサーバーなら、冷水とお湯がいつでも利用可能。口をつけて飲むこともなく、衛生的に利用できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。超軟水は、軟水の中でも特に硬度が低い水で、スキンケアや健康維持、和食への活用など、様々なメリットを得ることができます。まだ飲んだことがない、という人は、ぜひ一度飲料水や調理の水として使ってみてください。まろやかな口あたりとクセのなさに、きっと驚くはず!

超軟水を日常的に取り入れるならウォーターサーバーがおすすめです。健康のため、また美味しい水をいつでも飲むために、この機会にぜひ“超軟水がある生活”を検討してみてはいかがでしょうか。

 健康や暮らしに様々なメリットをもたらす超軟水が毎日使える!ウォーターワン公式HPを見る >

参考文献

※1:https://kobe-wb.jp/kids/archive/mizunochigai/

※2:https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/topic/02.html

※3:https://e-clinic.gr.jp/column/2774/#

※4:https://www.water.city.nagoya.jp/uruoi_life/category/learn/144963.html

※5:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/h3x/top/nansuikousui.html

 

 

水素水とは?効果や美容・健康へのメリットと注意点を解説

「水素水」という言葉を聞いたことはありますか?水素水とは、その名の通り、水に水素ガスを溶かし込んで水素濃度を高めた水のこと。近年、健康や美容の分野で大きな注目を集め、話題になっていることから、水素水を日常的に取り入れる人も増えています。しかし、実は水素水には明確な定義や基準がなく、メーカーによって作り方はもちろん、その濃度まで様々。名前だけを確認して「水素水だから」と購入しても、選び方が悪いと、実感がまったく得られないということもあり得るのです。そこで、この記事では、水素水の効果や生成方法、注意点について詳しく解説します。健やかで美しい毎日に役立つ、実感のある水素水選びのために、ぜひ参考にしてください。

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水素水は、水素ガスを水に溶かし込んだもの

水素水とは、ミネラルウォーターなどの水に水素を溶かして、水素を高濃度に含ませた水を指す言葉です。なぜ水素を含ませることが健康や美容効果につながるのかというと、水素は非常に分子が小さく、体内の活性酸素を除去する働きがあるといわれているため。活性酸素とは、呼吸によって取り込まれた酸素から作られる分子です。ウイルスや細菌から身を守る力がある一方で、様々な物質と反応しやすい性質があるため、増えすぎると正常な細胞や組織まで攻撃してしまいます。そのため、活性酸素はシミやシワなどを作る一因となり、体の老化を進めてしまうといわれています。

そんな活性酸素に対抗できる手段として、今、水素水が注目を集めているのです。実際、ドラッグストアや通信販売などで「水素水」を見たことがある人も多いでしょう。すでに、様々な水素水が巷に溢れているのです。しかし、ここにひとつ問題があります。

実は、水素水には公的な定義や、水素の含有量といった明確な基準がありません。(※1)そのため、水素の濃度などはメーカーによってバラバラ。容器も異なるため、商品によっては輸送の間に小さな水素が抜けてしまう恐れもあります。水素水の実力をきちんと実感したければ、きちんと商品を選ぶことが大切です。

水素水の効果

水素水の選び方を見る前に、まずは水素水の効果をあらためて確認しましょう。漠然と「健康に良いらしい」「美容に良いらしい」と知ってはいても、どのような作用があるか詳しくは知らない、という方も多いのではないでしょうか。水素水がなぜ健康や美容に良いと言われるのか、水素水を飲むことで体内ではどのようなことが起こっているのか。水素水ならではの機能をご紹介します。

健康効果

水素水が注目される理由のひとつは、活性酸素除去による抗酸化作用にあります。私たちが生きていくうえで酸素は必要不可欠なものですが、呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、通常よりも活性化された“活性酸素”へと変わります。取り込んだ酸素の数%が活性酸素に変化すると考えられており、活性酸素の発生は生きている以上、避けられないことだといえるでしょう。活性酸素は免疫機能としての働きもありますが、過剰に作られてしまうと健康な細胞を攻撃してしまい、がんや心血管疾患、生活習慣病などをもたらす要因になってしまいます。(※2)そのため、長く健康を維持するためには活性酸素への対策が必要になってくるのです。そこで注目されているのが、水素水です。「水素分子の生理作用と水素水による疾患防御」という論文によると、水素分子は毒性の高い活性酸素ヒドロキシラジカルを選択的に還元することができると発表しています。(※3)水素は活性酸素と結合することで水へと変わり、活性酸素の除去に役立つといわれています。無害な水へと変わることで、汗や尿となって体外へと排出されため、活性酸素が引き起こす様々な病気のリスクを低減できると考えられています。

美容・アンチエイジング効果

活性酸素の悪影響は、がんや心血管疾患、生活習慣病だけではありません。活性酸素は、物質と結びつき酸化という現象を引き起こします。身近な例でいうと、カットしたリンゴが茶色く変色していくことや、金属がサビついていくのも酸化によるもの。活性酸素が増えすぎると、そのような変化が体内でも引き起こされます。活性酸素によって肌が酸化すると、シミやシワ、たるみ、くすみなど、いわゆる“年齢サイン”と呼ばれる様々な肌トラブルを引き起こし、肌の老化を促進してしまいます。活性酸素は呼吸によって酸素を取り込むことで作られますが、さらに活性酸素を大量発生させるのが紫外線によるダメージや日常的なストレス、大気汚染物質など。これらは肌に直接的なダメージを与えるだけでなく、体内の活性酸素を増加させるため、何も対策を行わずにいるとどんどん老け見え印象が加速してしまうのです。若い頃は、体内の活性酸素が増えすぎないようにすぐに除去する力があります。しかし、年齢を重ねるとこの除去能力は低下してしまうため、積極的に活性酸素ケアを取り入れることが大切です。水素水は、活性酸素を除去する働きがあるため、年齢サインを防ぎ、いつまでも若々しくあり続けるアンチエイジング効果が期待できるのです。

水素水の作り方

水素水には明確な定義がないため、水素ガスが溶け込んでいればすべて“水素水”と呼べるものになります。そのため、作り方も様々な方法があるのが現状です。現在、水素水の生成方法には、水素ガスを直接充填する方法や化学反応により水素分子を発生させる方法、水を電気分解する方法などがあります。また、家庭用の水素水生成器の販売も行われています。作り方が違えば、特徴も様々。それぞれ、一体どのような違いがあるのか見ていきましょう。

水素ガスを充填する

市販の水素水の中で最も多いといわれているのが、水素ガスを直接充填する「水素ガス充填法」。飲用水に圧力をかけて水素ガスを中に入れ込んでいくやり方です。元の水そのものの性質を変えるわけではないので、味が変わりにくいというメリットがあるようです。しかし、手軽に生成できる反面、後から水素を足しているだけなので、時間の経過とともに水素ガスが抜けてしまいやすいというデメリットもあります。気密性の高いアルミパウチ素材に入れられていることが多いですが、それでも完全に密封することはできません。また、一度開封してしまえば、飲み口部分からもどんどん水素が抜けていってしまいます。水素ガス充填法で作られた水素水は、一度開封したらすぐに飲み切ってしまう方が良いでしょう。また、出荷から時間が経てば経つほど水素が抜けるため、購入したらなるべく早く飲むようにしましょう。

 

化学反応を利用する

マグネシウムを使って水素を発生させる、「マグネシウム触媒法」という方法です。マグネシウムとは人体に欠かせないミネラルのひとつで、体内に20~30gほど存在しています。その中の約6割は骨や歯に含まれ、残りの4割は筋肉や脳・神経などに存在しているといわれています。(※4)そんなマグネシウムですが、水と反応することで水素を作るという特徴があります。この特徴を活かし、スティックタイプのマグネシウムなどを飲用水に直接入れることで、数十分から半日程度で水素水が生成されるものが「マグネシウム触媒法」です。水に入れておくだけなので、家庭用や携帯型の商品としても販売されています。1回使い切りタイプのものから、入れておくだけで数ヶ月繰り返し使えるものまであり、価格も様々です。持続的に水素が発生するため、いつでも水素水を飲めるというメリットがあります。

 

電気分解する

水は酸素分子(O)と水素分子(H)が結びついてできています(H2O)。そのため、水を電気分解すると酸素と水素に分かれ、水に水素が溶け込んだ水素水ができるという方法です。この方法は、電気分解する装置が必要となるため、水素水サーバーや水素水生成器などに多く用いられています。水道の蛇口に連結させて、蛇口をひねればそのまま水素水が出てくるものや、一度水を入れてから電気分解させるものなど、様々なタイプが準備されています。水素を作るための原料は水ですから、マグネシウム触媒のように、時間が経つと効果がなくなるというものではありません。装置が稼働し続けている限りは、ずっと水素水が利用できる点は大きなメリットだと言えるでしょう。ただし、導入するための初期費用は他の方法と比べて高め。設置するスペースも必要になるため、きちんと下調べをしてから購入する方が良いでしょう。

水素水の注意点

 

このように、健康や美容に役立つとして注目を集めている水素水ですが、一概にすべての水素水が良いとは言い切れません。それは、最初に説明したように、水素水に明確な定義がなく、商品によって濃度も様々だから。極端に言えば、ほとんど水素が含まれていなくても「水素水」として販売できてしまうのです。また、商品特性上、商品販売時から濃度などが変わることも指摘されています。水素水を利用する際は、以下のような点を注意しましょう。

 
●水素水は医薬品ではなく、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として登録されている商品はない

健康効果や美容・アンチエイジング効果があるといわれている水素水ですが、医薬品やトクホとして認められたものはありません。「アトピーが治る」など、明確な機能を謳っているものには注意が必要です。

 ●水素ガスは時間経過により抜けていくため、出荷時と飲用時で水素濃度が変わることがある

水素は小さな分子のため、抜けやすくなっています。特に水素ガス充填法などで生成された水素水は、時間の経過とともに水素濃度が低下。出荷時には高濃度でも、長期保存しているうちに高濃度ではなくなる可能性があります。

 このような内容は、国民生活センターから消費者へのアドバイスとしても提示されているもの。(※5)水素水についての正しい知識を知り、上手に活用していきたいですね。

まとめ

水素水は機能としては大きな期待ができるものの、生成方法や明確な定義がない点から、利用にはまだまだ注意が必要な水だと言えるかもしれません。健康効果や美容・アンチエイジング効果があるといわれているとはいえ、市販されている商品を摂取することで必ずしも良い影響が出るとは限らない点は、きちんと把握しておきましょう。

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参考文献

※1:https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161215_2.html

※2:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-003.html

※3:https://clinic-mariko.jp/_p/acre/14814/documents/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E5%88%86%E5%AD%90%E3%81%AE%E7%94%9F%E7%90%86%E4%BD%9C%E7%94%A8.pdf

※4:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-034.html

※5:https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20161215_2.pdf

 

白湯とは?お湯との違いや効果、正しい作り方を解説

健康や美容のためには、しっかり水分を摂るのが良いと言われていますよね。1日2リットル程度の水分を補うと、様々な健康効果が得られると聞いたことがある方も多いでしょう。でも、水分を補う際、冷たく冷やした水よりも白湯をとると良い、という話はご存知でしょうか。白湯とは、何も混ぜていない水分を一度沸騰させた後に、適温まで冷ました飲み物のこと。温度は厳密には決まっていないようですが、大体50℃前後のものを指すことが多いようです。昨今では、白湯の良さが注目され、ダイエットや体質改善のために積極的に飲む人も増えています。通常の水やお湯よりも、なぜ白湯の方が良いのか。この記事では、白湯の作り方や効果、飲むタイミングについてご紹介します。

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白湯とはどんなもの?お湯との違いは?

健康や美容効果で注目されている「白湯」。定義の違いをよく知らないと、「白湯ってお湯と同じなんじゃないの?」と思ってしまいますよね。でも、このふたつは違うものなんです。

お湯は常温よりも温度の高い水を指し、明確な温度の基準はありません。沸騰したものを思い浮かべるかもしれませんが、一般的に「お湯」と言われるものは40℃以上くらいで、必ずしも沸騰させる必要はありません。一方、白湯は一度沸騰させた水をぬるく冷ましたもの。こちらも明確な温度の定義はありませんが、50~60℃程度といわれています。大きな違いは“沸騰させているかどうか”。一度沸騰させることによって水道水に含まれる残留塩素などの不純物を除去できるため、通常のお湯よりも体にやさしいといわれています。その理由は、塩素などミネラルが多く入っている水は、胃腸がその栄養を吸収しようとするため、内臓に負担がかかってしまうから。そのため、不純物やミネラルなどを除去したものの方が体に負担がかからないというわけです。

白湯の適温は50~60℃程度。高すぎる温度は喉や消化器に負担をかけるため、美味しく飲める温度まで冷ますのがポイントです。温かい白湯は胃腸の働きを高めるほか、血行促進や代謝アップに効果的で、日本ではもちろん、インドや中国、欧州でも昔から健康維持のために飲まれてきたといわれています。古代インドで生まれた、世界最古の伝統医学“アーユルヴェーダ”でも、白湯を「火・風・水の3要素を含むバランスの取れた飲みもの」として、健康に役立つ飲み物だと位置付けていました。そのくらい古くから、白湯は人の健康とともにあった、最強の健康ドリンクなのです。また一説によると、体の状態に応じて、白湯の味を甘く感じたり、酸っぱく感じたりするのだとか。体の状態が一番良い時は、白湯も美味しいと感じられるのだそうです。(※1)

白湯の正しい作り方

一度沸騰させなければ白湯にはならないため、白湯をつくる場合は、どうしても沸騰させるという一手間がかかってしまいます。作り方は様々ですが、ここでは、やかんを使った白湯の作り方と、電子レンジを使った白湯の作り方をご紹介します。

やかんを使った白湯の作り方

やかんに水を入れて沸かし、蓋を外してそのまま10~15分程沸騰させましょう。注意したいのは、沸騰してすぐに火を止めてしまわないこと。残留塩素などの不純物をしっかり飛ばすために、沸騰後もしばらく時間を置くことが大切です。15分ほど沸騰させた後は、火を止めて容器などに移し、飲める温度になるまでゆっくり冷まします。

電子レンジを使った白湯の作り方

やかんよりも手軽で、その時に飲む分だけを効率よく作れるのが、電子レンジを使った方法です。まず、耐熱コップに水を入れて、電子レンジ500Wで2分程度加熱します。沸騰したら、冷まして飲める温度にすれば出来上がりです。ただし、電子レンジの場合は水の温度によって加熱時間が変化します。また、温めすぎてしまうと、爆発するように中身が飛び散る“突沸”が起こることも。そのため、電子レンジで作る際は、始めは短めの時間で試して、様子を見ながら作るようにしましょう。また、作った後は温度ムラがあるかもしれないので、よく混ぜて温度を均一にしてから飲むのがおすすめです。

ウォーターサーバーを使えば手軽に白湯が飲める

このように、通常であればどうしても一手間かかってしまう白湯づくり。ところが、この手間を一切省く方法があるんです。それが、ウォーターサーバーを使用するという方法。ウォーターサーバーの温水は80~90℃程度に保たれており、やかんで沸かした時、やかんの底にふつふつと気泡が出てくる温度とほぼ同じ。また、ウォーターサーバーの水はそもそも塩素などが入っていないため、沸騰で不純物を除去する必要がないともいえます。

作り方はとても簡単。温水からコップにお湯を注ぎ冷めるまで待つか、温水に少量の水を加えて飲みやすい温度に調整するか。やかんを使って沸かしたり、電子レンジの様子を見ながら白湯を作ったり、という手間がないので、手軽に白湯を飲む習慣が作れますよね。時間がない朝や仕事で疲れたときでも、いつでも白湯が飲めるので、白湯を使った健康・美容習慣を続けていきたい、という方はウォーターサーバーの導入がおすすめです。

白湯を飲むことで得られる主な効果

白湯を飲み続けると、健康はもちろん、ダイエットにつながったり体質改善につながったり、代謝向上、冷え性の改善、消化促進、デトックスなど、様々な効果があるといわれています。実際に白湯を飲み続けると、一体どのような効果が得られるのでしょうか。具体的な効果を、詳しく見ていきましょう。

代謝向上や冷え性の改善

温かい白湯は、胃腸を温める効果があります。すると、内臓の働きが活発になって血流が良くなり、基礎代謝がアップする働きが期待できるのです。基礎代謝とは、体温維持や呼吸など、人が生きていくうえで欠かせない必要最低限のエネルギー量のこと。寝ているだけでも消費され続けていくもので、1日の消費エネルギーの半分以上を占めているといわれています。基礎代謝が上がると、何もしなくても消費されるエネルギーが増えるため、ダイエットに効果的です。特に、基礎代謝は加齢とともに減るといわれているため、白湯でしっかり基礎代謝を上げれば、若い頃のように「たくさん食べても太りづらい」体質が手に入るかもしれません。また、基礎代謝が上がれば、基礎体温も上がります。暑い季節でも末端が冷えている、という人は、基礎代謝が落ちて血行不良に陥っている可能性大。基礎代謝をしっかり上げることで、全身ポカポカになり、寒い季節でも冷えに負けない体が手に入ります。(※2)

消化促進やデトックス効果

水分をたくさん摂取すると、血液の循環が良くなり、老廃物が排出されやすくなるデトックス効果があります。さらに、たっぷりの水分が体内の便を柔らかくすることで、便秘やむくみの解消にも良いといわれています。これは通常の水でも得られる効果です。白湯は不純物が除去されているため、体内に吸収されやすく、水よりもさらに高いデトックス効果が期待できます。温かい白湯なら内臓の働きも活発にできるため、腸などの動きが良くなり、不純物をしっかり排出してくれます。また、胃腸の働きが良くなることで、消化力も高まるといわれています。食べたものがきちんと消化されれば、体内で使われるエネルギーになりやすく、ひいては健康な体を育む力となります。暑い時季などに、冷たい水や食べ物ばかり摂りすぎて、胃腸が弱ってしまったという不調は、多くの人が経験しているのではないでしょうか。胃腸をしっかり働かせるためには、冷やさずに、いつでもやさしく温めてあげることが大切なのです。(※2)

白湯を飲むおすすめのタイミング

白湯は不純物が入っていないだけではなく、摂りすぎると良くないといわれるカフェインや、糖分なども入っていません。そのため、飲み過ぎを気にすることなく飲めるのも魅力のひとつです。もちろん、いつ飲んでも良いのですが、なかでもおすすめなのが、“より効果を実感するためのタイミング”に飲むこと。日常的な水分補給を白湯に変えながら、特におすすめなタイミングを意識することで、より良い白湯健康習慣を続けられますよ。

 

朝起きてすぐに飲む

睡眠中は思っている以上に汗をかいており、朝起きたばかりの体は水分が不足しがち。そこで、起きてすぐに白湯で水分補給を行いましょう。水分を補いながら、冷えた体を温めることで、内臓の働きを高め、代謝がスムーズに行われるようになります。ポイントは、朝食を食べる前、まだお腹がすいている時にコップ1杯程度を飲むこと。飲んだ後はすぐに朝食を食べるのではなく、30分ほど時間を空けてから食べるようにすると良いでしょう。体を温めることで血流もアップさせ、心地よい1日のスタートをきりましょう。

食事中に飲む

食事を食べる30分ほど前に白湯を飲むと、内臓をしっかりと温めて腸の消化機能を高め、栄養吸収を助ける働きが期待できます。さらに食事中にも飲むことで、胃腸の消化機能を促す効果もあるのだとか。また、白湯で内臓を温めることによって、脳の満腹中枢も刺激されるため、食べ過ぎ防止やダイエットにも効果を発揮してくれるそうです。ただし、飲み過ぎてしまうと胃液が薄まって、かえって消化吸収が悪くなる場合があります。飲む量はコップ1杯程度を目安に考えましょう。また、水分で食事を流し込んでしまうと、噛む量が減ってしまうため、食事はしっかり噛み、合間で白湯を飲むようにしましょう。(※4)

就寝前に飲む

就寝前に水分を飲むと、夜中にトイレに行きたくなってしまうのでは…?と不安に思うかもしれませんが、白湯を飲むことで内臓を温め、睡眠中に目が覚めづらくなる働きがあります。体を温めると、副交感神経が優位になってリラックスした状態で眠りにつきやすくなります。さらに、睡眠中に体が冷えるのを防ぎ、夜中にトイレに行きたくなることを防げるほか、睡眠中の脱水予防にもつながります。とはいえ、寝る直前に飲むと尿意を誘発してしまうため、就寝30分前くらいに飲むのがおすすめ。体を温めると血行がよくなるので、睡眠の質も上がりますよ。(※5)

白湯を日常的に飲むならウォーターワンの利用がおすすめ

 

こんなにも良い働きがある白湯、日常的にぜひ取り入れたいですよね。そこでおすすめしたいのが、ウォーターサーバー『ウォーターワン』です!『ウォーターワン』は宅配水業界(天然水)トップクラスの安さを誇っており、初期費用・配送料・サーバーレンタル料はすべて0円。リーズナブルに、手間なく白湯健康習慣を続けることができます。

毎月自宅に届く水は、選べる4箇所の取水地から、汲みたて天然水を非加熱処理でボトリング。非加熱で殺菌することにより、ミネラルなど健康・美容のために摂りたい成分は残したまま、おいしい状態で届けてくれます。注ぐごとに収縮していくエアレスボトルタイプなので、残量の確認がしやすく、さらに飲み終わったころにはペチャンコに潰れているので取り外しも簡単。使い切ったボトルは、そのまま家庭用資源ゴミへ捨てることができるので、ボトルの置き場所に困ることもありません。

さらに、『ウォーターワン』の配送周期は、「月に1回」「3週間に1回」「2週間に1回」「1週間に1回」と豊富なのもポイント。自分の生活スタイルに合った配送周期を選ぶことができるうえ、公式サイトから、いつでも手軽に追加注文も可能(偶数本単位)です。余った場合や長期不在時には、2ヵ月連続で定期配送のキャンセルもできるので、必要な量を細かく調整できますよ。そんな魅力がたくさん詰まった『ウォーターワン』、もっと詳しく知りたい方はぜひこちらをチェックしてください!

 
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まとめ

この機会にぜひ、白湯を飲むことを習慣化して体質改善やダイエットに励んでみてはいかがでしょうか。難しいことは考えず、いつも飲んでいるお茶やジュースなどを白湯に変えるだけでOK。飲み続けるほどに、体質が変わり、嬉しい変化が実感できそうです。面倒だと感じる部分があるとすれば、白湯を作らないといけないという点ですが、面倒な白湯づくりも、ウォーターサーバーがあれば簡単!継続しやすいウォーターサーバーの導入も、ぜひ検討してみてくださいね。

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 参考文献
※1:https://www.haramedical.or.jp/column/staff/000654.html

※2:https://ginza-yobo.clinic/column/124

 

 

炭酸水の効果は?健康・美容への影響や飲み方、炭酸水に適した天然水を紹介

近年では、自宅で手軽に作れる炭酸水メーカーが販売されたり、スーパーやコンビニエンスストアでも炭酸水を購入できたりと、炭酸水は暮らしに身近な存在になってきましたよね。炭酸水は健康や美容に良い、ダイエットに良いなどといわれるのを聞いて、積極的に取り入れるようにしている方も多いのではないでしょうか。でも、なぜ炭酸水にそのような効果があるといわれるのかご存知ですか。そこでこの記事では、炭酸水に一体どのような効果が期待できるのかについて解説します!おいしい炭酸水を作るのにオススメの天然水を提供しているウォーターサーバーも併せて紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 
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そもそも「炭酸水」とは

私たちが日常的に口にしている「炭酸水」。炭酸が入っており、シュワッとスッキリした飲み口が魅力の飲み物として認識してはいるものの、厳密な定義を知っているという人は少ないのではないでしょうか。しかも、炭酸水は実は大きく2種類あるんです。身近な存在でありながら意外と知らない、炭酸水の定義と種類についてまずは確認しましょう。

炭酸水の定義

そもそも「炭酸」とは、水の中に二酸化炭素が溶け込むことで生まれる酸のこと。化学式では「CO2(二酸化炭素)+H2O(水)→H2CO3(炭酸)」と表現されます。二酸化炭素は、水の温度が低いほどよく溶け、また圧力が高いほどよく溶けるといわれています。(※1)つまり、炭酸水とは二酸化炭素が水に溶け込み、炭酸の状態で含まれている水だということになります。

炭酸が含まれた飲料は、農林水産省が定める「炭酸飲料の日本農林規格」において、「飲用適の水に二酸化炭素を圧入したもの」と定義づけられており、明確な定義がある飲み物なのです。日本にも天然炭酸泉などの温泉としては知られているものの、天然の飲み物としての炭酸水はあまりなじみがないですよね。一方、炭酸水源が多いヨーロッパでは、市販されているミネラルウォーターが炭酸入りになっているケースも少なくありません。EU全体の販売量ベースで見たミネラルウォーター市場では、炭酸ガス入りの占める割合は約4割を占めるそう。ミネラル分などがしっかり補える、飲み口にクセがある硬水でも炭酸の効果でスッキリ飲める、脂っこい料理に合うなど炭酸水ならではのメリットが、日本以上に幅広く受け入れられているのかもしれません。

炭酸水の「天然」と「人工」の違い

そんな炭酸水ですが、大きく天然物と人工物の2種類に分けることができ、それぞれ以下のような特徴があります。


●天然炭酸水

自然環境の中で発生した二酸化炭素を取り込んだ水のこと。採水する時点で、あらかじめ水分中にミネラル成分が含まれているため、まろやかな口当たりになるといわれています。よく知られている天然炭酸水は、フランスの「ぺリエ」など。炭酸水源が多いヨーロッパなど海外では、天然炭酸が湧き出る場所が数多く見られるため、天然炭酸水の種類も多く見られます。日本にも数は少ないものの天然炭酸水は存在しているそう。海外でよく見られる硬水の炭酸水とは異なり、日本で採水できるのは軟水の炭酸水。微炭酸で飲みやすく、食事とも相性が良いといわれています。

 ●人工炭酸水

人工的に炭酸ガスを注入して作られたもの。炭酸を溶かし込む量は自由に調整できるので、用途に合わせた濃度で作れるのが、天然炭酸水にはないメリットだといえるでしょう。例えば、濃度が高い炭酸水を作れば、お酒の割物に向いたドライな口当たりを楽しめるようになります。また、天然炭酸水は基本的に水に炭酸が溶け込んだものですが、人工的に炭酸を溶かし込む場合は、水だけではなくジュースなどの飲み物にも炭酸を溶かし込むことができます。

炭酸水に期待できる健康効果

炭酸水は、天然ものがあるヨーロッパでは古くから認知されていましたが、日本で無糖の炭酸水が認知され始めたのは1979年「東京サミット」のテーブルウォーターとして炭酸水が採用された頃からだといわれています。その後、2000年ごろからミネラルウォーターブームが起き、徐々に「炭酸水が健康や美容に良い」ということが知られはじめました。つまり、日本で炭酸水が積極的に飲まれるようになったのは、かなり最近のことなのです。では、具体的にどのような効果が期待できるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

便秘解消のサポート

炭酸水に含まれている二酸化炭素には、便を柔らかくする効果が期待できます。しばらく出て来ず、頑固なカタマリになってしまった便には、炭酸水の積極的な摂取が効果を発揮するかもしれません。また、二酸化炭素が胃を刺激することで胃酸の分泌が促されることも、便秘解消のサポートになるのだとか。食べ物の消化を促進することで、大腸のぜん動運動を導き、便意へと繋がるのだそうです。積極的な便秘解消を目指す場合は、朝目覚めた直後に常温の炭酸水を飲むと良いといわれています。さらに、胃酸の分泌を促進させる効果が期待できる「酢」を一緒に飲むのもオススメ。お酢が苦手な場合は、ハチミツを足すなど甘みをプラスすると、まろやかになり、飲みやすくなりますよ。

疲労回復を促す

炭酸水に含まれる成分のひとつ「重炭酸」は、体内に吸収されると血液量を増やす働きがあるといわれています。血液が十分に巡ることで新陳代謝が促されて疲労回復に繋がるほか、重炭酸は疲労の原因となる乳酸と結合して、老廃物として体外へ排出しやすくなるそうです。実際、「休養・抗疲労(疲労解消)行動の実施率」の調査によると、10人に一人が日常の抗疲労行動として炭酸飲料を飲用していることがわかりました。以前の調査と比べると、疲労解消のために炭酸飲料を飲む人が増えているという結果になったのです。これは日常的な経験から、炭酸飲料を飲むと「気持ちが切り替えられる」「体の疲労が回復できる」と感じることで、徐々に飲用が増えているのかもしれません。

血行の促進

炭酸水を飲むことで、胃から二酸化炭素が血管内に入り込みます。すると、血管を拡張するホルモン「プロスタグランジンE2」が分泌されて、血行が良くなる効果が期待できます。これは、食べ物が胃に入ってきた時と同じような状態なのだとか。そのため、血行を促進するだけでなく、胃や腸が活発に動き始めて、消化活動の促進も期待できるそうです。高い血行促進効果が欲しい時は、冷たい炭酸水を飲むのがオススメ。二酸化炭素は冷たい水の方がよく溶けるという特徴があります。つまり、冷たい飲み物のほうが炭酸濃度が高い場合が多く、より多く胃から二酸化炭素が吸収されやすくなります。また、冷たい飲み物を飲むと、胃の温度を早くあげようとして、腸のぜん動活動がより活発になる働きも期待できます。

炭酸水に期待できる美容効果

これまで炭酸水の健康効果を見てきましたが、炭酸水には美容にも嬉しい働きがあると言われています。飲んで効果があるのはもちろん、スキンケアに活用することで、さらに様々な効果が期待できるのだとか。では、一体どのような美容効果があるのか、詳しく見ていきましょう。

美肌へ導き、肌の引き締めをサポート

炭酸水は分子がとても小さいため、皮膚からも吸収されます。そのため、例えば洗顔のすすぎに炭酸水を活用すれば、細かな気泡が肌の奥にまで入り込み、汚れを浮かせやすくなる効果が期待できます。細かい分子が肌のすみずみにまで行き渡り、古くなった角質を落としやすい状態になるため、肌のくすみをパッと明るくしてトーンアップできるのも嬉しいポイント。いつもと同じ洗顔料を使っても、水を炭酸水に変えれば、驚くほど違いを実感できるかもしれませんよ。また、炭酸水は洗顔後の肌をキュッと引き締める効果もあるのだとか。洗顔料を泡立てる際の水やすすぎ水として、炭酸水を浸したコットンをパックとして、炭酸水をいつものスキンケアにぜひ取り入れてみてください。

美髪、頭皮環境のサポート

前述の通り、二酸化炭素の分子はとても細かいもの。そのため、シャンプー後の頭髪を炭酸水で洗うことで、細かな泡が毛穴の奥にまで入り込み、皮脂や汚れをより落としやすくなります。汚れをしっかり落として清潔に保つことは、健やかな頭皮環境を維持するための基本です。そのため、頭皮や毛髪の悩みを抱えている人は、炭酸水での洗髪を積極的に取り入れると良いかもしれません。実際に、最近では炭酸ガスを含ませた「炭酸シャンプー」が美容院や市販品で普及してきています。これは、頭皮と毛髪のケアに炭酸を用いる文化が浸透してきた証。炭酸が美髪や頭皮環境に良いということは、すでに多くの人が実感していることなのでしょう。

炭酸水のおすすめの飲み方とタイミング

砂糖などが入った炭酸飲料ではなく、天然炭酸水や無糖の炭酸水は、基本的にいつ飲んでも問題ありません。ただし、胃腸から二酸化炭素が吸収されるため、飲みすぎてしまうと胃腸に負担がかかりすぎてしまう場合も。過剰摂取は胃もたれや胃痛を引き起こす可能性があるので、自分の体と相談しながら適量を飲むようにしましょう。また、1日の中で飲む時はそれぞれオススメの飲み方があります。ここでは、毎日の暮らしの中で見る、タイミング別・オススメの炭酸水の飲み方を紹介します。

起床後に飲む場合

起床後に炭酸水を飲むことで、寝ている間におだやかになった胃腸の動きを活性化できます。1日の活動のスタートに伴って、炭酸水で体を目覚めさせると良いでしょう。睡眠中は思った以上に汗で水分が奪われているため、朝一番で水分を補給するのも理にかなっています。起き抜けの一杯を、いつもの水やお茶から、炭酸水に変えてみてはいかがでしょうか。ただし、炭酸水は胃腸に負担をかける場合があるため、起き抜けにいきなり強い刺激を与え過ぎないよう、常温に近い炭酸水を飲むのがオススメです。

食事時に飲む場合

炭酸飲料を飲んでお腹がいっぱいになってしまった、という経験はありませんか。炭酸水は炭酸ガスが含まれているため、お腹が膨れて満腹感を得やすいという効果があります。そのため、ダイエット中の方は食前に炭酸水を飲むことで、食べ過ぎを防ぐことができるでしょう。食事中に飲む時は、一気に大量に飲むのではなく、食事を楽しみながら少量ずつをこまめに飲むようにしましょう。胃から吸収された二酸化炭素が、胃腸の働きを活発にしてくれるので、消化吸収がよくなりますよ。ただし、飲み過ぎは厳禁。胃腸の負担を与えすぎないよう、適量を飲むようにしましょう。食事量を増やして栄養をしっかり摂りたい時は、食事と一緒に複数回に分けて飲むと良いでしょう。

運動や仕事後に飲む場合

炭酸水に含まれる「重炭酸」には、血行を促進し、疲労物質の乳酸を排出する効果が期待できます。そのため、運動や仕事で、心身に疲労が溜まっている時は、終わった後に炭酸水を飲むのがオススメ。シュワシュワとした泡の爽快感で、心のリフレッシュにも繋がります。実際、近年では「疲労解消のために炭酸飲料を飲む」という人も増えているそう。体の疲れはもちろん、心のストレスなど、何かと負荷がかかることが多い現代。体の疲労回復も心の気分転換も、両方を一度にできる炭酸飲料は今後ますます活用されていくかもしれません。

入浴前後に飲む場合

お湯の中に入っていると気づきにくいですが、入浴によって汗をかくと、思った以上に体の中から水分が排出されてしまいます。そこで、入浴前後にコップ1杯程度の炭酸水を。爽快な飲み口で水分補給ができるうえ、脱水の予防にも繋がります。ただし、炭酸水を飲むことで、一時的に交感神経を刺激する可能性があるため、就寝直前は避けましょう。就寝2時間前までを目安に、時間を調整しながら入浴を済ませつつ、炭酸水の補給も行うと良いでしょう。

まとめ

このように、炭酸水は健康や美容に効果的だということがいえます。いつもの飲料に炭酸水を取り入れるだけなので、手軽に習慣化できるのも魅力のひとつですよね。最近では、炭酸水メーカーを使って、ご家庭で炭酸水を作っている方も増えてきました。そこで最後に、炭酸水作りにおすすめの天然水ウォーターサーバー『ウォーターワン』をご紹介します!『ウォーターワン』は、宅配水業界(天然水)トップクラスの安さで、初期費用・配送料・サーバーレンタル料はすべて0円!豊富な配送周期で、2か月連続の定期配送キャンセルもできるため、必要な量を調整しやすいのも魅力のひとつです。『ウォーターワン』と炭酸水メーカーがあれば、栄養も味も抜群のミネラルウォーターから、あっという間に炭酸水を作ることができます。冷水と温水があるので、温度の調整も自由自在。いつでも炭酸水のある生活を、手軽に始められますよ。『ウォーターワン』の魅力をもっと知りたい方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

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参考文献
※1:https://carbon-recycling-fund.jp/public_relations/world/672

 

 

ウォーターサーバーのお湯の温度は?仕組みや使い道、注意点を解説

ウォーターサーバーの便利な点のひとつに、いつでもお湯が使える機能があります。なかには、冷水機能のみというシンプルなウォーターサーバーもあるものの、現在取り扱われている多くのサーバーは温水機能を備えています。でも、やかんやケトルと違い、ずっと沸騰させているわけでもないのに、常にお湯が使えるって不思議だと思いませんか?それに、いったい何度のお湯が出ているのでしょうか。日々無意識に使っていても、あらためて考えると疑問に思いますよね。そこでこの記事では、ウォーターサーバーの温水温度の目安や、お湯が出る仕組みについて解説します。併せて、オススメのウォーターサーバーも紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

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ウォーターサーバーのお湯が出る仕組み

ウォーターサーバーからお湯が出る仕組みは、電気ポットでお湯を沸かす原理とよく似ています。電気ポットは、電源をつなげておけば、水を入れた後に自動で沸騰しますよね。これは、ポット本体の底にある電熱ヒーターに電気を通すことで発熱させ、水を温める仕組みがあるためです。それと同じように、ウォーターサーバーのタンク内には、金属で作られた棒状のヒーターが入っています。ここへ電気を通して加熱することで、サーバー内の水を温め、常に温水が使えるようになっているのです。水を温める方式としては、金属棒が入っているタイプと、ウォーターサーバー内に巻かれたヒーターバンドによって広範囲の水を加熱するタイプがあります。いずれも電気を通すことで発熱して、水を温める仕組みです。

でも、電気ポットはぐつぐつと沸騰するのに対して、ウォーターサーバー内でぐつぐつと音が聞こえるほど沸騰することはありません。この理由は、安全装置の働きで、一定以上の温度に上がらないよう調整されているから。そのため温度が上がりすぎることなく、適温を維持することができます。タンク内は常に適温に保たれているため、使いたい時にいつでも温水が使えるのです。

ウォーターサーバーのお湯の温度の目安

安全装置の働きで、一定の温度に保たれているウォーターサーバーの温水。では、その温水は一体何度なのでしょうか。細かい温度設定はメーカーによって異なりますが、一般的なウォーターサーバーの温水温度は、おおよそ80~90℃であることが多いようです。節電やエコモードに切り替えると70℃~80℃と、10℃近く下がります。赤ちゃんのミルク作りなどのために、敢えて低温モードを採用しているウォーターサーバーもあるようです。ただし、高めの温度で利用したい時は節電・エコモードはあらかじめ解除しておいた方が良いでしょう。一度下がった温度を上げるには、水温が上がるまで30分~1時間程度待たなければなりません。「少しでも節電したいから」と、ずっと節電モードのままにしていると、いつまでも経っても水温は上がらないので、利用したい温度を考えて設定変更を行いたいですね。また、熱々のお湯を使いたい人のために、再加熱機能を搭載したサーバーもあります。この機能を使うと、カップ麺づくりにも適した90℃台のお湯を使うことができます。

 

ウォーターサーバーで100度の熱湯は出ない? 

ウォーターサーバーは、ぐつぐつと音がなるほど沸騰した温水、いわゆる100℃の熱湯は基本的には出ません。というのも、100℃になってしまうと水は水蒸気に変化してしまい、液体の状態のものが減ってしまいますし、事故が起きてしまう可能性も高くなります。これでは、安心安全な飲み水を提供するというウォーターサーバーの機能を果たせません。そのため、100℃には達しないように設定されているのです。また、100℃近い高温に常に耐え続けられるタンクやヒーターを使おうと思うと、より高い耐熱仕様が求められるため、金額が高くなってしまいます。さらに、高温を維持し続けるには、電気代も高額になります。100℃を目指せば目指すほど、コストが高くなってしまうのです。

ウォーターサーバーのお湯の用途

ウォーターサーバーで作られる温水は、もちろんそのまま飲んでも良いですし、水と混ぜて白湯として取り入れるのもオススメ。他にも様々な用途に有効活用できます。例えば…

 ●コーヒーやお茶

コーヒーやお茶をおいしくいれる最適な温度は90℃前後だといわれています。低い温度で淹れてしまうと、コーヒーの酸味が出てしまったり、お茶本来の香りが出ずに味も薄れてしまったり…。ウォーターサーバーの80~90℃という温水は、コーヒーやお茶を出すために最適な温度だといえます。

 ●粉末スープ

お湯に粉を溶かして手軽に作ることができる粉末スープですが、温度が低いお湯を使うと、うまく溶け切らない場合があります。ウォーターサーバーは80〜90℃なので、基本的には問題ないでしょう。沸騰させたお湯を使いたい場合は、ウォーターサーバーのお湯をやかんなどで沸かすと、時間がかからず、すぐに準備できます。

 ●赤ちゃんのミルク

粉ミルクを作る際は、製品に含まれているおそれがある菌を殺菌するために、70℃以上のお湯を使うことが望ましいといわれています。ウォーターサーバーは80~90℃なので、ミルクづくりにピッタリ。一回一回お湯を作る手間が省け、さらに、湯冷しで作れるミルクの場合は温水の後に冷水をすぐに使えるため、短時間で作ることができます。 小さな赤ちゃんを見ながらのミルク準備は大変。少しでも手間を省くためにも、ウォーターサーバーを活用したいですね。

ウォーターサーバーのお湯がぬるくなる要因

ウォーターサーバーを使っていると、「いつもよりお湯がぬるくなっている…」と感じることはありませんか。ウォーターサーバーには一定の水温を保つ機能がついていますが、状況によって水温が十分でなくなる場合があります。考えられる要因には、以下のようなものがあります。

 ●加熱時間が足りない

新しい水に入れ替えたばかりの時や、節電モードやエコモードから通常モードに切り替えた時は、まだ水が温まりきっていない状態です。水が適温になるまで、30分~1時間程度待たなければいけないといわれています。しばらく時間をおいてから確認してみましょう。

 ●エコモードになっている

ウォーターサーバーの温水設定は一般的に80~90℃ですが、節電モードやエコモードでは70~80℃に落ちてしまいます。モードが変わっていないか、今一度チェックしてみましょう。

 ●水の量が少なくなっている

タンク内の水の残量が少なくなると、空焚き防止で温度が下がることがあります。水の残量を確認して、少ない場合は新しい水のボトルに変更しましょう。ただし、ボトルを変えてすぐは水の温度が上がっていないため、しばらく待つ必要があります。

 ●劣化や汚れ

長く使ったウォーターサーバーは、本体が劣化したり故障していたり、という可能性があります。他にも、内部に汚れが溜まって、もともとある機能がうまく作動していない可能性も。メンテナンスを行ってみるか、メーカーに問い合わせてみると良いでしょう。

ウォーターサーバーでお湯を使う際の注意点

ウォーターサーバーの温水機能はとても便利なものですが、使う際に注意したい点もあります。トラブルなく使うためにも、以下のような点は注意しましょう。

●お子さまがいる家庭では、必ずチャイルドロック機能を利用する。

ウォーターサーバーの温水は80~90℃と、かなりの高温。大人はもちろん、小さなお子さまが無防備にかぶってしまうと、火傷の恐れがあります。そのため、お子さまが誤って熱湯で怪我をしないよう、チャイルドロック機能は必ず利用しましょう。

●使用していない時でも電源はONにしておく。

日中は外出してウォーターサーバーを使わないから、など節電の意味で電源をOFFにするのはNG。電源をOFFにしてしまうと、水温を一定に保つ機能が働かず、水がぬるくなって雑菌が入り込み、傷んでしまう可能性があります。ウォーターサーバーを使わない時でも、必ず電源はONにしておきましょう。

●こまめに掃除を行う。

コック部分や水受け皿、ボトルの差し込み口など、こまめに掃除をすることがウォーターサーバーを長く安全に使う秘訣。ほこりが溜まると劣化や故障の原因につながってしまいます。各メーカー毎に推奨しているメンテナンス方法があるので、あらかじめ確認して、こまめに掃除するようにしましょう。

赤ちゃんのミルクにも良いウォーターサーバー「ウォーターワン」

いつでもすぐに温水が使えることで、暮らしがより豊かになるウォーターサーバー。一般的なウォーターサーバーには概ね温水機能がついていますが、なかでもオススメしたいのが『ウォーターワン』です。『ウォーターワン』がお届けしているお水は、富士山・南阿蘇・沖縄・島根の4つの採水地から選ぶことができます。自然の恵みをそのまま届けるため、酵素たっぷりの非加熱の状態でボトリング。高性能フィルターでろ過処理を行い、飲みやすい軟水に調整しているので、お子さまから年配の方まで、ゴクゴク飲むことができます。まだ胃腸が未発達な赤ちゃんの場合は、ミネラルが多い硬水は体に負担をかける可能性があります。その点、『ウォーターワン』は軟水のため、赤ちゃんのミルクづくりにもピッタリです。温水の温度は、JLサーバーが87℃前後、WS2サーバーが80~90℃前後。もちろん、チャイルドロック機能や転倒防止機能もついています。

また、『ウォーターワン』の配送周期は、「月に1回」「3週間に1回」「2週間に1回」「1週間に1回」と豊富。自分の生活スタイルに合った配送周期を選ぶことができるうえ、公式サイトから、いつでも手軽に追加注文も可能(偶数本単位)です。余った場合や長期不在時には、2ヵ月連続で定期配送のキャンセルもできるので、必要な量を細かく調整できますよ。

まとめ

これまで説明してきたように、一般的なウォーターサーバーのお湯の温度は、80~90℃程度であることがほとんどです。そのため、コーヒーやお茶を入れたり、粉末スープを作ったり、赤ちゃんのミルクづくりに活用したりと、様々な用途に利用できます。お湯がぬるいと感じる場合は、加熱時間の不足や節電モードの状態、水の残量、汚れなどの原因が考えられるので確認してみましょう。ウォーターサーバーがあれば、いつでも適温の温水が使える生活が満喫できるので、ぜひ導入を検討してみてくださいね。

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