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水素水とは?効果や美容・健康へのメリットと注意点を解説
水素水とは?効果や美容・健康へのメリットと注意点を解説
この記事は天然水のウォーターサーバー
ウォーターワンが執筆しています
4種類のお水が楽しめる 天然水のウォーターサーバー WaterOne

「水素水」という言葉を聞いたことはありますか?水素水とは、その名の通り、水に水素ガスを溶かし込んで水素濃度を高めた水のこと。近年、健康や美容の分野で大きな注目を集め、話題になっていることから、水素水を日常的に取り入れる人も増えています。しかし、実は水素水には明確な定義や基準がなく、メーカーによって作り方はもちろん、その濃度まで様々。名前だけを確認して「水素水だから」と購入しても、選び方が悪いと、実感がまったく得られないということもあり得るのです。そこで、この記事では、水素水の効果や生成方法、注意点について詳しく解説します。健やかで美しい毎日に役立つ、実感のある水素水選びのために、ぜひ参考にしてください。

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水素水は、水素ガスを水に溶かし込んだもの

水素水は、水素ガスを水に溶かし込んだもの

水素水とは、ミネラルウォーターなどの水に水素を溶かして、水素を高濃度に含ませた水を指す言葉です。なぜ水素を含ませることが健康や美容効果につながるのかというと、水素は非常に分子が小さく、体内の活性酸素を除去する働きがあるといわれているため。活性酸素とは、呼吸によって取り込まれた酸素から作られる分子です。ウイルスや細菌から身を守る力がある一方で、様々な物質と反応しやすい性質があるため、増えすぎると正常な細胞や組織まで攻撃してしまいます。そのため、活性酸素はシミやシワなどを作る一因となり、体の老化を進めてしまうといわれています。

そんな活性酸素に対抗できる手段として、今、水素水が注目を集めているのです。実際、ドラッグストアや通信販売などで「水素水」を見たことがある人も多いでしょう。すでに、様々な水素水が巷に溢れているのです。しかし、ここにひとつ問題があります。

実は、水素水には公的な定義や、水素の含有量といった明確な基準がありません。※1 そのため、水素の濃度などはメーカーによってバラバラ。容器も異なるため、商品によっては輸送の間に小さな水素が抜けてしまう恐れもあります。水素水の実力をきちんと実感したければ、きちんと商品を選ぶことが大切です。

水素水の効果

水素水の効果

水素水の選び方を見る前に、まずは水素水の効果をあらためて確認しましょう。漠然と「健康に良いらしい」「美容に良いらしい」と知ってはいても、どのような作用があるか詳しくは知らない、という方も多いのではないでしょうか。水素水がなぜ健康や美容に良いと言われるのか、水素水を飲むことで体内ではどのようなことが起こっているのか。水素水ならではの機能をご紹介します。

健康効果

健康効果

水素水が注目される理由のひとつは、活性酸素除去による抗酸化作用にあります。私たちが生きていくうえで酸素は必要不可欠なものですが、呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、通常よりも活性化された“活性酸素”へと変わります。取り込んだ酸素の数%が活性酸素に変化すると考えられており、活性酸素の発生は生きている以上、避けられないことだといえるでしょう。活性酸素は免疫機能としての働きもありますが、過剰に作られてしまうと健康な細胞を攻撃してしまい、がんや心血管疾患、生活習慣病などをもたらす要因になってしまいます。※2 そのため、長く健康を維持するためには活性酸素への対策が必要になってくるのです。そこで注目されているのが、水素水です。「水素分子の生理作用と水素水による疾患防御」という論文によると、水素分子は毒性の高い活性酸素ヒドロキシラジカルを選択的に還元することができると発表しています。※3 水素は活性酸素と結合することで水へと変わり、活性酸素の除去に役立つといわれています。無害な水へと変わることで、汗や尿となって体外へと排出されため、活性酸素が引き起こす様々な病気のリスクを低減できると考えられています。

美容・アンチエイジング効果

美容・アンチエイジング効果

活性酸素の悪影響は、がんや心血管疾患、生活習慣病だけではありません。活性酸素は、物質と結びつき酸化という現象を引き起こします。身近な例でいうと、カットしたリンゴが茶色く変色していくことや、金属がサビついていくのも酸化によるもの。活性酸素が増えすぎると、そのような変化が体内でも引き起こされます。活性酸素によって肌が酸化すると、シミやシワ、たるみ、くすみなど、いわゆる“年齢サイン”と呼ばれる様々な肌トラブルを引き起こし、肌の老化を促進してしまいます。活性酸素は呼吸によって酸素を取り込むことで作られますが、さらに活性酸素を大量発生させるのが紫外線によるダメージや日常的なストレス、大気汚染物質など。これらは肌に直接的なダメージを与えるだけでなく、体内の活性酸素を増加させるため、何も対策を行わずにいるとどんどん老け見え印象が加速してしまうのです。若い頃は、体内の活性酸素が増えすぎないようにすぐに除去する力があります。しかし、年齢を重ねるとこの除去能力は低下してしまうため、積極的に活性酸素ケアを取り入れることが大切です。水素水は、活性酸素を除去する働きがあるため、年齢サインを防ぎ、いつまでも若々しくあり続けるアンチエイジング効果が期待できるのです。

水素水の作り方

水素水の作り方

水素水には明確な定義がないため、水素ガスが溶け込んでいればすべて“水素水”と呼べるものになります。そのため、作り方も様々な方法があるのが現状です。現在、水素水の生成方法には、水素ガスを直接充填する方法や化学反応により水素分子を発生させる方法、水を電気分解する方法などがあります。また、家庭用の水素水生成器 の販売も行われています。作り方が違えば、特徴も様々。それぞれ、一体どのような違いがあるのか見ていきましょう。

水素ガスを充填する

水素ガスを充填する

市販の水素水の中で最も多いといわれているのが、水素ガスを直接充填する「水素ガス充填法」。飲用水に圧力をかけて水素ガスを中に入れ込んでいくやり方です。元の水そのものの性質を変えるわけではないので、味が変わりにくいというメリットがあるようです。しかし、手軽に生成できる反面、後から水素を足しているだけなので、時間の経過とともに水素ガスが抜けてしまいやすいというデメリットもあります。気密性の高いアルミパウチ素材に入れられていることが多いですが、それでも完全に密封することはできません。また、一度開封してしまえば、飲み口部分からもどんどん水素が抜けていってしまいます。水素ガス充填法で作られた水素水は、一度開封したらすぐに飲み切ってしまう方が良いでしょう。また、出荷から時間が経てば経つほど水素が抜けるため、購入したらなるべく早く飲むようにしましょう。

化学反応を利用する

化学反応を利用する

マグネシウムを使って水素を発生させる、「マグネシウム触媒法」という方法です。マグネシウムとは人体に欠かせないミネラルのひとつで、体内に20~30gほど存在しています。その中の約6割は骨や歯に含まれ、残りの4割は筋肉や脳・神経などに存在しているといわれています。※4 そんなマグネシウムですが、水と反応することで水素を作るという特徴があります。この特徴を活かし、スティックタイプのマグネシウムなどを飲用水に直接入れることで、数十分から半日程度で水素水が生成されるものが「マグネシウム触媒法」です。水に入れておくだけなので、家庭用や携帯型の商品としても販売されています。1回使い切りタイプのものから、入れておくだけで数ヶ月繰り返し使えるものまであり、価格も様々です。持続的に水素が発生するため、いつでも水素水を飲めるというメリットがあります。

電気分解する

電気分解する

水は酸素分子(O)と水素分子(H)が結びついてできています(H2O)。そのため、水を電気分解すると酸素と水素に分かれ、水に水素が溶け込んだ水素水ができるという方法です。この方法は、電気分解する装置が必要となるため、水素水サーバーや水素水 生成器などに多く用いられています。水道の蛇口に連結させて、蛇口をひねればそのまま水素水が出てくるものや、一度水を入れてから電気分解させるものなど、様々なタイプが準備されています。水素を作るための原料は水ですから、マグネシウム触媒のように、時間が経つと効果がなくなるというものではありません。装置が稼働し続けている限りは、ずっと水素水が利用できる点は大きなメリットだと言えるでしょう。ただし、導入するための初期費用は他の方法と比べて高め。設置するスペースも必要になるため、きちんと下調べをしてから購入する方が良いでしょう。

水素水の注意点

水素水の注意点

このように、健康や美容に役立つとして注目を集めている水素水ですが、一概にすべての水素水が良いとは言い切れません。それは、最初に説明したように、水素水に明確な定義がなく、商品によって濃度も様々だから。極端に言えば、ほとんど水素が含まれていなくても「水素水」として販売できてしまうのです。また、商品特性上、商品販売時から濃度などが変わることも指摘されています。水素水を利用する際は、以下のような点を注意しましょう。

● 水素水は医薬品ではなく、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として登録されている商品はない

健康効果や美容・アンチエイジング効果があるといわれている水素水ですが、医薬品やトクホとして認められたものはありません。「アトピーが治る」など、明確な機能を謳っているものには注意が必要です。

● 水素ガスは時間経過により抜けていくため、出荷時と飲用時で水素濃度が変わることがある

水素は小さな分子のため、抜けやすくなっています。特に水素ガス充填法などで生成された水素水は、時間の経過とともに水素濃度が低下。出荷時には高濃度でも、長期保存しているうちに高濃度ではなくなる可能性があります。

このような内容は、国民生活センターから消費者へのアドバイスとしても提示されているもの。※5 水素水についての正しい知識を知り、上手に活用していきたいですね。

まとめ

水素水は機能としては大きな期待ができるものの、生成方法や明確な定義がない点から、利用にはまだまだ注意が必要な水だと言えるかもしれません。健康効果や美容・アンチエイジング効果があるといわれているとはいえ、市販されている商品を摂取することで必ずしも良い影響が出るとは限らない点は、きちんと把握しておきましょう。

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参考文献

  1. ※1:https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161215_2.html
  2. ※2:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-003.html
  3. ※3:https://clinic-mariko.jp/_p/acre/14814/documents/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E5%88%86%E5%AD%90%E3%81%AE%E7%94%9F%E7%90%86%E4%BD%9C%E7%94%A8.pdf
  4. ※4:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-034.html
  5. ※5:https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20161215_2.pdfl