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休憩時や仕事中などに、コーヒーを楽しんでいるという人は多いのではないでしょうか。コーヒーは、産地や豆の種類、焙煎度によって味わいが変わります。しかし、コーヒーの味を左右するのは豆や焙煎だけではありません。実は「水」も風味を左右する重要な要素のひとつなのです。
特に水の硬度やpHは苦味や酸味、口当たりに大きな影響を与えるといわれているため、日頃からおいしいコーヒーを飲みたい人は水選びからこだわるのがおすすめです。そこでこの記事では、日頃のコーヒータイムをもっと楽しむために、水質とコーヒーの関係を分かりやすく整理し、家庭で安定した味を楽しむためのポイントを解説します。
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コーヒーは水によって味が変わる?

コーヒーの歴史はとても長く、文字による最古の記述は900年頃に書かれたアラビア人の医師ラーゼスによるものだといわれています。当時は野生のコーヒーの種子(バン)を煮出した汁を患者に飲ませていたそうです。そこから時間を経て、いつ日本にコーヒーが伝わったのか詳しい歴史は不明ですが、一説によると1600年頃の鎖国中の日本で開かれていたオランダ商館からだといわれています※1。
現在のコーヒーは、コーヒー豆を焙煎した後にブレンドなどを行い、飲む前に粉砕器で細かく砕いて熱湯を注いで淹れます。真っ黒な見た目なのでコーヒーの成分がたっぷり溶け込んでいそうに感じますが、実はカップに入っているコーヒーの約99%は水です※2。ほとんどが水であることを踏まえると、使っているお水の味わいがコーヒーの仕上がりに大きく影響するという点にも頷けるでしょう。
水質は抽出効率と風味に直接影響するため、おいしいコーヒー作りに欠かせない要因です。同じ豆を使っても、水が違うだけで味は変化します。
水の硬度によるコーヒーの味の違い

水質を表す指標のひとつとして「硬度」があります。硬度とは、主なミネラル分であるカルシウムとマグネシウムがどのくらい水に含まれているかを示したものです。硬度が高い水が一般的に硬水と呼ばれ、逆に硬度が低い水は軟水と呼ばれています。
WHOの飲料水水質ガイドラインによると、硬水や軟水の分類は以下の通りです。※3
- 硬度60mg/L未満:軟水
- 硬度60~120mg/L未満:中程度の軟水
- 硬度120~180mg/L未満:硬水
- 硬度180mg/L以上:非常な硬水
水は硬度によって様々な違いが生じるため、コーヒーの味にも影響が出ます。どのような違いが出るのか、以下で解説します。
軟水
日本の水道水は全国的に見てほとんどが軟水です。日本は山が多く、山に降った雨がすぐに海まで到達するためミネラルが溶け込みにくいといわれるほか、ミネラル分が少ない花崗岩が多いためだとされています。日本の平均硬度は48.9ですが、日本国内で比較してみると関東地方の硬度が
- 千葉県:83.4
- 埼玉県:82.8
- 東京都:65.8
と高めなほか、石灰岩層がある沖縄県が
- 沖縄県:68.1
と比較的高い硬度が出ています※4。
また、軟水の特徴は以下になります。
味:まろやかで飲みやすい
体への影響:胃腸にやさしく赤ちゃんにも与えやすい
肌への影響:石けんの泡立ちが良く肌に優しい
調理や飲料への適性:ご飯を炊くとふっくら仕上がり、和食の出汁(昆布・鰹節)の旨味を引き出す。お茶や紅茶の香りを邪魔せず、コーヒーもすっきりした味わいになる。※5
口当たりが柔らかいため、ほとんどの日本人が「おいしい」と感じやすい味わいです。また、出汁の旨みなど繊細な風味を引き出すのは硬水よりも軟水の方が向いているといわれています。コーヒーに使うのであれば、生豆に近い「浅煎り」と、酸味と苦味のバランスがよい「中煎り」との相性が良いとされています。
硬水
硬水はヨーロッパなどで多く見られる水質です。ヨーロッパは石灰岩が多い地質で、さらに山から海まで傾斜のゆるやかな地形が広がっているため、地表に降り注いだ雨や雪が時間をかけて石灰層を通り、ミネラル成分がたっぷり溶け込みます。その結果、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを豊富に含んだ硬水となるのです。
ちなみに、硬度がかなり高い水として知られているのは
- イタリア「ヴィトロガッティ」:硬度1677
- イタリア「クールマイヨール」:硬度1612
- フランス「コントレックス」:硬度1551
などが挙げられます。※6
コントレックスは日本でも購入しやすく、かつてダイエットに役立つお水として流行したことがあるので、飲んだことがあるという人もいるのではないでしょうか。
また、硬水の特徴は以下になります。
味:重く、苦みを感じやすい
体への影響:便秘解消・ミネラル補給に期待できる
肌への影響:泡立ちにくく肌がつっぱることもあ
調理や飲料への適性:肉のアクを取りやすくし、煮込み料理やスープに適している。ヨーロッパの料理文化と硬水は相性が良い。※5
硬水はミネラルが多く抽出成分が強く出るため、コクや苦味などが前面に出やすいという特徴があります。コーヒーに使うのであれば、苦味が際立つ「深煎り豆」との相性が比較的良いといえるでしょう。
水のpHによるコーヒーの味の違い

pHとは“power of Hydrogen”の略称で、水溶液中の酸性やアルカリ性の強弱を表す指標です。pH7が中性を表し、数値が0に近づくほど酸性が強くなり14に近づくほどアルカリ性が強くなります。ここでは、水のpH値がコーヒーの味に与える影響について紹介します。
弱アルカリ性
アルカリ性の水溶液は苦味があり、触るとヌルヌルする感覚があるとされています。タンパク質を溶かす性質があるため、掃除などに使われる重曹水が弱アルカリ性です。水道水に重曹(炭酸水素ナトリウム)を加えると、弱アルカリ性の水を作ることができます。※7
コーヒーを淹れる時に弱アルカリ性の水を使うと、苦味がややまろやかに感じやすいとされています。角の取れた口当たりになるため、飲みやすくなる効果が期待できるかもしれません。深煎りとの相性が良い場合があります。
弱酸性
酸性の水はレモンのような酸味を感じます。そのため、コーヒーを淹れる時に弱酸性の水を使うと酸味がシャープに出て、フルーティーな特徴が強調されやすいようです。コーヒーの酸味が好きな人は弱酸性の水で淹れるのがおすすめです。また、浅煎り豆の個性を活かしやすいといえるでしょう。
ちなみに、普段使用している水道水は中性のイメージがあるかもしれませんが、地域によって異なる数値を示しており、弱酸性になっている場合もあれば中性に近い場合もあります※8。
中性
前述した通り、水道水のpHは地域によって差が見られます。これは浄水施設での殺菌処理や空気中の二酸化炭素などが溶け込んで影響が表れているためです。水を限りなくH₂Oに近づけた超純水は理論値ではpH7ですが、実際には空気中の二酸化炭素などを溶かし込んでしまい酸性を示す場合もあります※9。なるべく不純物を含まない水を使えば、中性に近い形で利用することができるでしょう。
コーヒーを淹れる時に中性の水を使うと、味のバランスが安定しやすいとされています。極端な苦味や酸味の変化が出にくいため、万能型の水質だといえるでしょう。
コーヒーを家で淹れるならウォーターワンのお水がおすすめ

ここまで紹介してきたように、コーヒーは淹れる水の質が味わいに大きく影響する飲み物です。せっかくお気に入りの豆を見つけても、水の質が毎回変わるとそのたびに味が変わってしまうでしょう。そこでおすすめしたいのが、安定した水質でおいしいコーヒーを楽しむことができるウォーターサーバー『ウォーターワン』です。
『ウォーターワン』は富士山・南阿蘇・島根・沖縄の国内4つの採水地からお好みの天然水や海洋深層水を選ぶことができます。いずれも厳しい検査をクリアしたお水だけを充填しているので、いつでも安定した品質でコーヒーを淹れることができます。また、ウォーターワンのお水は不純物が少なくまろやかな味わいで、毎日の水分補給にも利用可能です。温水がいつでも利用できるのも、コーヒーをすぐに楽しみたい人にとってはメリットだといえるでしょう。さらに、日常の飲み水としてだけでなく、炊飯や味噌汁、煮物などの調理に使うことで、家庭の味をワンランク上げることができます。
安定した品質のお水で、いつでもおいしいコーヒーを楽しみたい方は、この機会に『ウォーターワン』をぜひ検討してみてください。
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参考文献
- ※1:UCC「コーヒーはどんな歴史を歩んできたのでしょうか?」
- ※2:UCC「「水選び」でコーヒーのおいしさが変わる? | 水で変わる味の違いと淹れるコツを解説」
- ※3:神奈川県「軟水・硬水ってなあに?」
- ※4:東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部「水道水の味は日本全国同じ?水道水の硬度分布の可視化の試み」
- ※5:株式会社 食環境衛生研究所「軟水と硬水の違いは?味・健康・料理への影響や上手な使い分け方も紹介」
- ※6:辻調理師専門学校「硬度一覧」
- ※7:国土交通省 関東地方整備局 品木ダム水質管理所「中和事業とは」
- ※8:ジェックス株式会社「全都道府県別水道水 硬度・pHデータ」
- ※9:M-hub「水のpH値とは?純水や超純水のpH測定が難しい理由」
福岡県福岡市在住。広告制作会社勤務の後、自ら制作会社を立ち上げ広告制作から記事執筆、ディレクションなど幅広い業務に携わる。食品をはじめ美容成分や化粧品、雑貨、建築など、各業界の専門家に取材しながら、紙やWEBなど様々な媒体でライティングを行い、年間100件以上の記事を執筆する。
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