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赤ちゃんのミルクを作る時の温度は?ミルクを作る際の注意点も解説

赤ちゃんのミルクを作る時の温度は?ミルクを作る際の注意点も解説

赤ちゃん用のミルクを作る際は様々な注意点がありますが、なかでも重要なポイントのひとつが「お湯の温度」です。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ免疫力が弱いため、大人に比べると食中毒になりやすく、嘔吐や下痢、高熱などの症状が一度出てしまうと、なかなか治りにくく重症化しやすい傾向があります。

実は、赤ちゃん用の粉ミルクは無菌ではありません。そのため、高温のお湯を使って必ず殺菌を行う必要があるのです。温度管理を誤ると、栄養面や衛生面の状態が悪化し、赤ちゃんの健康に大きな影響を及ぼしてしまう可能性があります。そこでこの記事では、ミルクを作る際の適切なお湯の温度をはじめ、調乳時の注意点について解説します。

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赤ちゃんのミルクを作るときのお湯の温度は?

赤ちゃんのミルクを作るときのお湯の温度は?

世界保健機関(WHO)および国連食糧農業機関(FAO)が作成した「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」では、赤ちゃん用粉ミルクの調乳時のポイントに以下を定めています。

○ 乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70℃以上を保つこと。
○ 調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること。※1

70℃以上のお湯を使う理由は、赤ちゃん用の粉ミルクが無菌ではないからです。各メーカーでは安全性に十分配慮して製造を行っているものの、粉ミルクにはサカザキ菌やサルモネラ菌が混入する場合があり、開封後に混入するリスクも考えられます。実際、2022年にアメリカの医薬品大手アボット・ラボラトリーズ社の粉ミルクを飲んだ赤ちゃん4名が細菌感染症を発症し、うち2名が死亡したという痛ましい事故も起こっています※2

粉ミルクに混入の可能性があるサカザキ菌やサルモネラ菌には、以下のような特徴があります。

〈Cronobacter sakazakii(サカザキ菌)〉

人や動物の腸管内、トウモロコシ、キュウリ、レモンといった果実・野菜からも検出されることがある菌です。1歳未満の子ども、特に未熟児や免疫不全児、低出生体重児を中心として、感染すると「敗血症」や「壊死性腸炎」をおこすことがあり、重篤な場合には「髄膜炎」を併発することがあります。成人が感染した場合は、その症状はかなり軽度であるとされています。サカザキ菌はサルモネラ菌と比べて、粉ミルクの製造環境により多く存在することがわかっており、厚生労働科学研究によると、日本の製品に含まれる量はごく微量で、333g中に1個と報告されています。

〈Salmonella enterica(サルモネラ菌)〉

主に人や動物の腸管内に生息する細菌で、数多くの種類があります。なかにはチフス性疾患をおこすものや、下痢、発熱といった食中毒をおこすものがあり、健康な成人であればその症状は胃腸炎程度にとどまりますが、小児や高齢者では重篤な症状となる場合があるため注意が必要です。サルモネラ菌は、粉ミルクの製造過程では混入することはほとんどありません。粉ミルクを開封した後、粉ミルクを溶かすときや溶かした後に混入することがあるようです。※3

このように、特に赤ちゃんの場合は感染すると重篤な症状になる恐れがあるため、十分な殺菌効果が期待できない70℃未満のお湯で調乳することは厳禁です。ガイドラインを守り、必ず70℃以上のお湯で調乳しましょう。しかし、70℃で作ったミルクは熱すぎて赤ちゃんがそのまま飲むことはできません。調乳後は人肌程度(約36~37℃)まで冷ます必要がある点にも注意しましょう。

お湯で赤ちゃんのミルクを作るときの注意点

お湯で赤ちゃんのミルクを作るときの注意点

では、実際にお湯を使って赤ちゃんのミルクを作る時には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。赤ちゃんの健康を守るために、以下の点をあらかじめ把握して調乳を行いましょう。

70℃以上のお湯を使用する

前述の通り、粉ミルクは無菌ではありません。世界保健機関(WHO)および国連食糧農業機関(FAO)がガイドラインで示す通り、70℃以上のお湯を使えば感染のリスクを大きく低減できることが分かっているため、必ず70℃以上のお湯を使用しましょう。70℃のお湯は少し触っただけでも熱いと感じる程度の温度ですが、触っただけで判断するのは難しいため、温度計を用いて測る方が確実です。「ぬるめのお湯」は殺菌できない可能性があるため、避けましょう。

また、調乳用のお湯は一度沸騰させてから冷ましたものが望ましいとされています。水道水には残留塩素やトリハロメタンなどの物質が含まれているため、沸騰し始めてから10分以上沸かし続けたものが良いとされています※4。水道水中に含まれる成分をしっかりと飛ばすためには、やかんなどの蓋を開け、水蒸気が空気中に飛ぶ状態で沸かすとよいでしょう。

作り置きは基本的に避ける

水道水を利用して粉ミルクを作る場合、水を一度沸騰させて10分以上煮立たせ、70℃まで冷ましてから調乳した後、赤ちゃんが安全に飲める人肌程度まで冷まさなければなりません。他にも器具の殺菌作業などがあるため、一度の粉ミルク作りに20~30分の時間がかかってしまうでしょう。しかも新生児の場合は3~4時間ごと、1日6~8回の授乳が必要になります※5。それだけの回数、毎回時間のかかるミルクを作り続けていると親の負担が大きくなるため、できれば「作り置きしたい」と思ってしまいますよね。しかし、作り置きは厳禁です。
ガイドラインでは

○ 調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること。

と定められています。※3
これは、調乳後のミルクが有害細菌の増殖に理想的な条件となるためです。そのため、ミルク作りは授乳直前の調乳が基本です。どうしても保存が必要な場合は

  • 洗浄し滅菌した容量1リットル以下のふた付きのビンか容器の中で調乳する。調乳後、ふた付きの容器で冷蔵し、必要に応じてコップに分注することもできる。
  • 冷却した粉ミルクは専用の冷蔵庫に保存する。冷蔵庫の温度は、5°C以下に設定し、毎日モニターする。
  • 調乳した粉ミルクは、冷蔵庫で 24時間まで保存できる。※6

上記を定めていますが、これらは専用の設備が必要なため自宅で行うのは難しいといえます。自宅では保存ができないと考えて、作り置きしない方がよいでしょう。

冷ます工程を確実に行う

ミルクは70℃以上のお湯を使って調乳するため、そのまま赤ちゃんに与えるとやけどの危険性があります。そのため、人肌程度の温度まで素早く冷ますことが大切です。冷まし方は以下の通りです。

  • 粉ミルクが混ざったら、直ちに流水をあてるか、冷水または氷水の入った容器に入れて、授乳できる温度まで冷やします。このとき、中身を汚染しないよう、冷却水は哺乳ビンのキャップより下に当てるようにします。
  • 哺乳ビンの外側についた水を、清潔なふきん、または使い捨てのふきんでふき取ります。
  • 腕の内側に少量のミルクを垂らして、授乳に適した温度になっているか確認します。生暖かく感じ、熱くなければ大丈夫です。熱く感じた場合は、授乳前にもう少し冷まします。※3

この時に怠ってはならないのが、与える前の温度確認です。瓶の外側だけを触って冷めただろうと判断するのは危険です。必ず肌で確認して、やけどのリスクを減らすようにしましょう。

器具の衛生管理を徹底する

菌が混入する可能性があるのはミルクだけではありません。使用する器具に菌が付着している場合、そこからミルクに混入する可能性もあるため、調乳前には哺乳瓶の乳首の洗浄・消毒や調乳環境の殺菌が不可欠であるといえます。ガイドラインによると

  • 哺乳および調乳器具の殺菌と滅菌を行う(コップ、哺乳瓶、スプーン、ビン用ブラシ、乳首用ブラシ、ビンの内側と外側 など)
  • 手を石鹸と清浄な水で十分に洗う。
  • 市販の滅菌器を使用する時はメーカーの取扱説明書に従う。ない場合は煮沸消毒を行う。※6

などが定められています。
特に滅菌した後、そのまま長時間放置すると新たに菌が付着してしまう可能性があります。器具の洗浄や滅菌は調乳直前に行い、速やかに使用するようにしましょう。衛生環境の徹底は、温度管理と同等レベルで重要なポイントだといえます。

赤ちゃんのミルクを作るならウォーターサーバーがおすすめ

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ここまで解説してきた通り、赤ちゃんのミルク作りには温度管理をはじめ様々な注意すべきポイントがあり、調乳の度に時間がかかってしまいます。何かと忙しい毎日では、この調乳の時間を負担に思う方も多いでしょう。特に夜間の授乳は睡眠不足につながりやすく、両親の体力を奪ってしまう可能性もあります。そこで、ミルク作りの手間を少しでも減らすために活用したいのがウォーターサーバーです。

ウォーターサーバーは温水と冷水が常に使えるうえ、多くの機種が温水が80℃~90℃、冷水が4℃~12℃前後に設定されています。つまり、沸騰させる手間なくすぐに70℃のお湯が使えるのです。しかも、あらかじめ温度設定を確認しておけば温度を測る必要もありません。また、沸騰時は10分以上時間をかけることが推奨されていますが、その理由は水道水中に含まれる残留塩素やトリハロメタンを飛ばすためです。天然水やRO水を使用するウォーターサーバーであれば、そもそも残留塩素やトリハロメタンなどの不純物が含まれていないため、沸騰させる必要がありません。

また、温水冷水を組み合わせることで素早い温度調整も可能です。ウォーターサーバーを上手に活用すれば、特に夜間授乳時などの負担を軽減できるといえるでしょう。

ウォーターサーバーならウォーターワンがおすすめ

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調乳時の負担を軽減するために、ぜひおすすめしたいのがウォーターサーバー『ウォーターワン』です。富士山・南阿蘇・島根・沖縄の国内4つの採水地からお好みのものを選べる『ウォーターワン』の天然水は、いずれも不純物が少ない軟水または超軟水なので、赤ちゃんのミルク作りにもぴったりです。

いつでもウォーターサーバーから87℃前後のお湯がすぐに出せるため、水道水の煮沸や冷却の手間を省き、衛生的なミルク育児の実現をサポートできます。さらに、夜間や外出後の授乳にも便利です。すぐにお湯を使えるので、ミルク作りが終わった後の離乳食作りにも活用できるでしょう。温水コックには標準でチャイルドロックが搭載されているため、お子さまのいる家庭でも安心して利用できます。また、冷水側も無料でロックを付けることができます。

育児の手間を軽減しながら、家族みんなでおいしいお水を飲みたい方は、この機会に『ウォーターワン』をぜひ検討してみてください。

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