WaterOneコラム
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ウォーターサーバーは大人から子どもまで利用でき、いろいろなシーンで役立つものですが、実は小さな赤ちゃんがいるご家庭にもおすすめだということをご存知ですか?赤ちゃんのいる家庭ではミルク作りや水分補給にウォーターサーバーが安全で便利です。ウォーターサーバーを使うと、赤ちゃんのミルクに適した水を煮沸なしで用意できるので、泣いている赤ちゃんをあまり待たせずに済みます。また、軟水のミネラルウォーターを選べば、赤ちゃんの消化器官にも優しく、負担をかけずに与えられるというメリットも。そこでこの記事では、赤ちゃんのいる家庭で気をつけておきたいウォーターサーバーを選ぶ際のポイントや、便利な活用方法について詳しくご紹介します。
赤ちゃんのミルク作りや離乳食作りにもおすすめ!ウォーターワン公式HPを見る
赤ちゃんのいる家庭でウォーターサーバーを使うメリット
ウォーターサーバーというと、オフィスに設置してあったり子どもが水を飲むために使ったりと、あまり赤ちゃんのイメージはないかもしれません。ところが、意外にも小さな赤ちゃんがいる子育て世帯に、ウォーターサーバーがおすすめなのです。そのメリットは、「ミルク作りが簡単にできる」「安全で衛生的な水」「水の買い出しやゴミ捨ての手間が減る」「離乳食にも利用できる」の4つ。子育て世帯では赤ちゃんのミルク作りや離乳食作りなどに水を使うことが多く、また、赤ちゃんはまだまだ体が成長途中のため刺激が強いものはあまり使えません。そこでウォーターサーバーの出番です。それでは、4つのメリットについて、ひとつずつ詳細を確認していきましょう。
ミルク作りが簡単にできる
赤ちゃんのミルク作りに水道水を使用する場合は、水道水に含まれている残留塩素やトリハロメタンなどを除去するために、5~15分ほど煮沸が必要だといわれます。その後、ミルクを溶かして、赤ちゃんが火傷せずに飲める36℃程度(人肌)まで冷まさなければいけません。冷ます時は流水に当てて温度を下げますが、適温まで冷める時間が5分ほどかかると考えると、ミルクができるまで、赤ちゃんを20分以上待たせてしまうことになりますよね。哺乳瓶やミルクの準備まで考えると30分以上かかるかもしれません。お腹を空かせて泣いている赤ちゃんを、なるべく待たせたくありませんよね。
ウォーターサーバーならば、そもそも残留塩素やトリハロメタンが含まれていないため煮沸を行う必要がありません。「煮沸しなくて、殺菌は大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、ミルク作りは70℃以上のお湯を使えば、きちんと殺菌できるといわれています。機種にもよりますが、一般的なウォーターサーバーの温水は70~80℃。煮沸を行うことなく殺菌もできる、ちょうど良い温度なのです。これで、煮沸の時間を大幅に削減できるうえ、やかんやケトルなどを準備する手間も省けます。
さらに、70~80℃の温水を使うと、冷ます時間の短縮にもなります。グラグラと沸騰した100℃から36℃まで冷ます時間よりも、70℃から36℃まで冷ます方が、時間が短くてすむからです。また、ミルクのメーカーにもよりますが、いつもより少ない量のお湯でミルクを溶かした後、冷水を加えて温度を調整するという方法もウォーターサーバーなら可能です。授乳は1日に7~8回。夜中や忙しい時間帯であっても、赤ちゃんのお腹を空かせます。ウォーターサーバーを活用すれば、忙しい時でも素早くミルクを作ることができ、赤ちゃんを長く待たせることがなくなります。煮沸待ちや冷め待ち時間を大幅に減らすことができるため、お母さんやお父さんのストレスも軽減できますよ。
安全で衛生的な水
「でも、ウォーターサーバーの水って、天然のミネラルウォーターだったりするし、外の水を赤ちゃんにそのまま与えて大丈夫なの…?」と不安に思うお母さんは多くいらっしゃいます。でも、ご安心ください。ウォーターサーバーの水は、厚生労働省が定める「清涼飲料水の基準」をクリアしています。
ミネラルウォーターは食品衛生法に基づく厳格な基準によって品質チェックを行うことが定められています。チェック項目は、殺菌・除菌を行う場合は39項目、行わない場合は14項目。一般細菌やカドミウム及びその化合物、重金属類などに対して、きちんとチェックを行い、合格したものだけが店頭に並びます。また自治体によっては、流通しているミネラルウォーターが成分規格に適合しているかを確認するため定期的に検査を行うこともあるそうです。これだけしっかりと品質確認が行われているので、安心して赤ちゃんに飲ませられる水だといえるでしょう。
また、日本のミネラルウォーターは、カルシウムやマグネシウムの含有量が少ない軟水であることがほとんどです。カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、まだ消化器官が未発達な赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまうおそれがあります。そのため、赤ちゃんに与える水は軟水や超軟水がおすすめ。宅配している水の種類はメーカーによって異なるため、赤ちゃんのための水として使いたい場合は、あらかじめどのような水を提供しているかを確認することが大切です。カルシウムやマグネシウムの含有量が高い硬水は、赤ちゃんの負担になる可能性があるので、避けるようにしましょう。
水の買い出しやゴミ捨ての手間が減る
水道水は、安全性を確保するために残留塩素などが含まれており、それはどうしても避けることができません。そのおかげで安全な水をいつでも利用することができるものの、まだ体が未発達な赤ちゃんには残留塩素やトリハロメタンをできるだけ与えたくないですよね。そのため、赤ちゃん用の水はミネラルウォーターを利用している人も多いでしょう。ところが、水を自分で買いにいくのはとても大変。小さな500mlボトルの水の購入ならまだしも、毎日家庭で利用するための2Lペットボトルは非常に重く、1箱買うには車がなければとても買い出しできません。しかも、2Lのペットボトルとはいえ、1日に7~8回ミルクを飲む赤ちゃんのために使っていたら、あっという間になくなってしまいます。その都度、ペットボトルゴミが出るので、片付けなければいけませんよね。赤ちゃんの健康のためにやっていることではありますが、なかなかの重労働で疲れてしまいますよね。
その点、ウォーターサーバーは定期的に自宅まで、安全なミネラルウォーターを宅配してくれるのでラクラク。自動で届くので、頼み忘れて水がなくなった!ということもありません。大変な買い出しやこまめな注文をしなくても、赤ちゃんのためのミネラルウォーターが十分にある状況をキープできるので、心の余裕が生まれるでしょう。
また、ウォーターサーバーに設置する水のボトルは12Lほどの大きさであることがほとんどです。2Lペットボトルのようにすぐなくなることもないので、ゴミが出る頻度が減ります。リターナブルボトル方式の場合は、ボトルは返却になるのでゴミは出ませんが、空ボトルを置く場所の確保が必要になります。一方、ワンウェイ方式では、ゴミは出ますが、小さく潰せば簡単に捨てられます。ゴミをまとめる頻度がペットボトルよりは減るので、かなり負担を減らせるでしょう。
離乳食にも利用できる
生後5~6ヶ月程度になると、赤ちゃんは離乳食を食べ始めます。離乳食は多く水分を含んでいるため、ミルク作りの際と同じく水選びがとても重要です。水道水を使用してももちろん問題ありませんが、赤ちゃんは離乳食から水分を補うため、やはりなるべく体に優しい軟水を使う方がベター。ウォーターサーバーのミネラルウォーターならば、調理用の水としても使いやすいのでおすすめです。温水を使えば、煮る工程なども時短できますよ。
とはいえ、離乳食をイチから作るのはとても大変。献立を考えるのも大変なのに、作る際には食材の固さの確認やつぶし方、裏ごしなど、時間がかかる工程が必要になります。大人の食事とは一緒に作れないため、どうしても時間がかかってしまい、離乳食作りを負担に感じるお母さんやお父さんもいるようです。
そんな忙しい毎日を少しでもサポートするために、最近ではお湯で溶くだけで簡単に使える離乳食も販売されています。サッとお湯を混ぜるだけで作ることができるのでとても便利です。離乳食づくりに使うお湯の温度はメーカーによって異なりますが、ウォーターサーバーの温水は70~80℃であることが多いので、70℃以上のお湯が推奨されている場合は沸かさずにそのまま使うことができます。温水や冷水の設定温度は各ウォーターサーバーの商品情報に記載があるので、あらかじめ確認しておき、何度のお湯が使えるのかをチェックしておいた方が良いでしょう。高めの温度のお湯が推奨されている場合は、ウォーターサーバーから出したお湯を鍋ややかんで沸かせば、あっという間に推奨温度まで温まります。機種によってはもともと高めの温度で設定されているもの、沸騰させる再加熱モードがあるものなどもあります。温度の設定などは機種によって細かな違いがあるので、事前にしっかりと確認するようにしましょう。
赤ちゃんのいる家庭でウォーターサーバーを選ぶポイント
赤ちゃんのためのミルク作りや離乳食作りでは、ウォーターサーバーがあると便利ということがわかりましたよね。でも現在、ウォーターサーバーのメーカーはたくさんあって、機種も様々なものが揃っています。温水と冷水が出るだけのシンプルなものから、何段階にも温度設定ができるもの、自動で省エネモードになるものなど、それぞれに異なる特徴があります。そこで、特に赤ちゃんがいる家庭でウォーターサーバーを使う際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
チャイルドロック機能付きは必須
ウォーターサーバーは簡単な操作ですぐに温水や冷水が使えるのが便利なポイントです。しかし、温水は70~80℃。大人でも火傷してしまう熱さのものを、誤って赤ちゃんが触れてしまったら…。赤ちゃんはあらゆるものに興味津々。大人が抱っこしている最中に、温水のコックに触れてしまう可能性も十分に考えられます。そのため、誤って触れても事故が起きにくいチャイルドロック機能は必須だといえるでしょう。チャイルドロック機能は機種によって異なりますが、長押し解除式や特定の手順で操作しないと温水が出ないものなどがあります。また、機種によっては全操作をロックできる全体ロック機能がついているものも。冷水が誤って出てしまっても危険は少ないですが、掃除が大変なので、やはりうっかり赤ちゃんが触ってしまったということはない方が良いですよね。それに、タッチ操作式のものの場合、赤ちゃんが触れたことで、温度設定が変わってしまうなどのトラブルも考えられます。特に小さな赤ちゃんがいる場合は、全体ロック機能の方がより安心だといえるでしょう。
ミネラルウォーターは軟水で
ウォーターサーバーを利用すると、定期的にミネラルウォーターが宅配されてくることがほとんど。宅配の水は各メーカーによって特色があり、採水地の違いや殺菌方法の違い、ミネラルの添加などの違いがあります。赤ちゃんに与える水を選ぶ場合は、体に優しい軟水や超軟水がおすすめ。カルシウムやマグネシウムを豊富に含む硬水は、大人でも刺激を感じる場合があるため、まだ消化器官が未発達な赤ちゃんに与えることは推奨されていません。日本で採水されている場合はほとんどが軟水ですが、念のため、どのような水が届けられるのか事前に確認しておきましょう。
家計にやさしい料金プラン
ウォーターサーバーの料金プランは各社様々ですが、長く続けるためにはなるべくリーズナブルなものを選びたいところ。小さな赤ちゃんがいるご家庭の場合は、メーカーによっては子育て支援プランを実施しているので、積極的に利用するようにしましょう。また、定期的にお得なキャンペーンを実施しているメーカーもあります。しっかり調べて、賢く利用したいですね。
配送周期は融通がきくものを
赤ちゃんの成長に伴い、思ったように水が減らなかったり、逆に想像以上に水が必要になったり、という場合があります。ウォーターサーバーの水は基本的に定期配送ですが、メーカーによっては配送キャンセルができるプランが用意されていることも。水の量が調整しやすいメーカーを選ぶと、水が足りなくなったり余ったり、という心配をせずに利用できます。
赤ちゃんのいる家庭でウォーターサーバーを利用する際の注意点
ウォーターサーバー選びの項目でも紹介しましたが、温水が高温のため、赤ちゃんが触らないようにする点はとても重要です。チャイルドロック機能は必須といえますので、事前についているかどうか確認をしておきましょう。また、ウォーターサーバーの置き場所にも注意が必要です。いくらチャイルドロック機能がついていても、赤ちゃんがすぐに触れる場所にあっては、何かの弾みでロック機能が外れてしまう可能性も考えられます。万が一の危険を防ぐために、赤ちゃんの手が届かない場所に設置するか、卓上タイプを選ぶと良いでしょう。また、デリケートな赤ちゃんが飲むものですから、衛生面も大切です。定期的にボトル交換を行うのはもちろん、本体や水が出る箇所、水受け皿などは定期的に清掃を行いましょう。ホコリが溜まると電気代も余分にかかってしまうため、節電という意味でもこまめな掃除がおすすめです。
ウォーターサーバーでミルクを作る手順
まず、ミルクを作る際は「70℃以上のお湯を使う」ことを守りましょう。70~80℃という温度は、粉ミルクに含まれる雑菌を死滅させるために必要な温度です。低い温度では殺菌できないため、必ず温度は確認しましょう。ウォーターサーバーの温水は70~80℃のため、温度の確認をせず、そのまま使うことができます。
- まず哺乳瓶に温水を注ぎます。
- 哺乳瓶に適量の粉ミルクを入れて溶かします。瓶をよく振って溶かすのですが、この時、瓶は70~80℃の温水が入っているため熱くなっています。無防備につかんで火傷しないよう十分に注意してください。
- 粉ミルクが溶け切ったら、流水にあてて冷まします。赤ちゃんが安全に飲める温度は36℃程度(人肌)。手首の内側などに当てて、十分に冷めていることを確認してから与えましょう。
粉ミルクのメーカーによっては、湯冷まし(沸騰させた後に冷やしたもの)を混ぜて温度を調整しても良いとされています。その場合は冷水を使って調整しましょう。
このように、ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルク作りや離乳食作りにとても便利です。ウォーターサーバーには様々なメーカーのものがありますが、『ウォーターワン』なら、温水機能とチャイルドロック機能がついているほか、宅配する水は赤ちゃんにも優しい軟水の天然水。定期配送を2ヶ月分までキャンセルできるので、思ったより消費量が少なくて飲みきれなかった場合でも安心です。衛生的で安全な水をいつでも使えるので、気になる方はぜひ利用を検討してみてくださいね。