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暮らしに欠かせない水は水道管を通って供給されます。しかし、現在使用している水道管はそのほとんどが高度成長期に作られたものだということをご存知でしょうか。水道管は耐用年数40年とされていますが、令和4年(2022年)時点で更新時期を超えている水道管が、なんと16%も存在しているのです※1。
このような状況のなか、マンションで「突然水が出ない」というトラブルは誰にでも起こりうるものだといえるでしょう。特にトラブルによる断水の場合は事前に通知がないため、生活への影響は非常に大きいと考えられます。そこでこの記事では、マンションで突然断水が起こる主な原因や確認すべきポイント、万が一起こってしまった時の対処方法、日常でできる備えについて分かりやすく紹介します。
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マンションで突然断水が起きることはある?

日常生活のなかで予告なしに断水が発生するケースは往々にしてあります。計画された断水の場合はあらかじめ備えることもできますが、水道管の破損や設備トラブルは突発的に発生するため事前に把握できないことがほとんどです。緊急断水は突然起こるため、日頃からの備えが重要だといえるでしょう。
マンションで突然断水が起こる原因とは

マンションで突然断水が起こるのは、一体どのような時なのでしょうか。水道のトラブルといっても、すぐに解決できるものから業者への連絡が必要なものまで様々です。そこで、断水の原因について以下で解説します。
水道管の破裂・漏水
水道管の老朽化など外的要因によって水道管が破損すると、緊急的に断水されることがあります。突発的な事故であるため、事前に通知されないケースがほとんどです。特に古い建物では発生リスクが高く、突然水が止まる原因として代表的なものだといえるでしょう。水道管破裂と聞くと滅多に起きないことのように思いがちですが、実は2025年の段階で年間2万件もの水道管汚損が起きていることが報告されています※2。特に今後は水道管の老朽化も進むため、水道管破裂などのトラブルによる断水は、誰にとっても他人事だとはいえないでしょう。
給水ポンプ・受水槽の故障
マンションなどの集合住宅の給水方法は、大きく分けて「直結給水方式」と「貯水槽水道方式」のふたつがあります。水道管から各家庭の蛇口まで直接水を届ける直結給水方式に対して、貯水槽水道方式は水道管から届いた水を一度受水槽に貯め、その後ポンプを使って屋上の高置水槽などへ組み上げて各家庭に給水します。そのため、受水槽やポンプなどの設備が故障すると、建物全体で給水がストップすることがあります。電気系統の不具合や老朽化が原因となることも多く、突発的に発生する点に注意が必要です。
停電・災害による影響
停電が発生すると、マンションの給水ポンプが停止して水の供給が止まる場合があります。特に高層マンションでは電力依存度が高いため、停電による断水リスクが大きいといえるでしょう。また地震や自然災害によって配管が破損して、突発的な断水が起こる可能性にも注意が必要です。2024年の能登半島地震では、水道管の復旧に5ヶ月もの時間がかかりました※3。能登半島地震のケースは土砂災害や道路崩壊など様々な要因が重なった結果ですが、自然災害による断水は予測がつかないうえ、長期化する可能性にも留意しておく必要があるでしょう。
工事・点検の見落とし
マンションでは定期点検や工事による計画断水が実施されることがあります。点検であれば数時間で終わることが多く、生活に支障が出ることはあまりありません。しかし大規模な工事が必要な場合は、数日から1週間など断水が長引くこともあります。各家庭には事前に通知が届くとはいえ、掲示板やチラシなどを見逃してしまうケースも少なくありません。そのため「突然の断水」と感じてしまうこともあるでしょう。マンションからの通知はきちんと確認しておくことが重要です。
元栓・止水栓の閉まり
自分の部屋だけ水が出ない場合は、止水栓や元栓が閉じている可能性があります。止水栓とは水流の制御を目的として設置されており、それに対して元栓は家を全体の水を止めるものです。止水栓は「部分の水を止める」、元栓は「家全体の水を止める」と考えて問題ないでしょう※4。日常生活の中では意識的に止めない限り、止水栓や元栓が勝手に閉じてしまうことはありません。しかし、引越しや工事後に閉じたままになっていることはしばしば見られるケースです。この場合は栓を開けさえすれば解決するため、まずは設備トラブルと断水を切り分けて考えることが大切です。
突然断水したときにまず確認すべきこと

どんなに日頃注意していたとしても、自然災害や水道管破裂など突然のトラブルを予測することはできません。だからこそ、大切なのは突然断水が起こってしまった時にどのように対応するか把握しておくことです。ここでは、突然断水した時の確認ポイントについて解説します。
自分の部屋だけか確認する
建物全体で断水が起こっているのか、自分の家だけで断水が起こっているのかで対応方法が大きく異なります。そのため、断水が起こった時はまず近隣でも水が出ないかを確認しましょう。マンション全体の断水であれば管理会社対応、個別の断水ならば設備確認が必要です。慌てて管理会社に連絡する前に、まずは落ち着いて状況を見極めましょう。
元栓・止水栓をチェックする
周囲の状況も確認して、自分の家だけで断水が起こっている場合は元栓や止水栓が閉まっていないかチェックしましょう。止水栓は多くの場合、ガスや電気と同じメーターボックスやパイプスペースの中にあります※5。断水が起きてから焦って探すとなかなか見つからず、さらに焦りが増してしまうため、日頃から元栓や止水栓の位置を確認しておくとよいでしょう。単純な原因なので、すぐに解決するケースがほとんどです。特に引越し直後や工事後に「水が出ない」と思ったら、まずは元栓・止水栓を調べましょう。
断水のお知らせを確認する
忙しい時や長期間不在にしていた時などは、掲示板やポストの通知を見落としている可能性があります。知らない間に、マンションの計画断水が始まっているかもしれません。そのため、断水のお知らせがないか掲示板やポストを再度チェックしてみましょう。計画断水の場合は数時間で復旧するケースが多いため、終了時間が分かっていれば慌てて水を買いに行く必要もないかもしれません。原因が分かるだけでも不安軽減につながります。
管理会社・水道局へ連絡する
通知なくマンション全体の断水が起きていたり、元栓や止水栓をチェックしても問題が見つからなかったりと原因が不明な場合は、マンションの管理会社へ連絡するのが基本となります。元栓が閉まっていたなど単純な原因でない限り、建物設備のトラブルは個人では対応できません。速やかに連絡を行い、専門業者の手配を待ちましょう。状況を正確に把握して管理会社に伝えることができれば、適切な対策が期待できます。無駄な行動を防ぐことにもつながるため、状況把握は必須だといえるでしょう。
断水時にやってはいけない注意点

突然断水が起こった時は焦ってしまい、いろいろな箇所を確認したり蛇口をひねったりするなど、様々な行動をとってしまうでしょう。しかし、その際の行動が後のトラブルにつながる可能性もあります。そこで、断水時の注意点について解説します。
蛇口を開けっぱなしにしない
突然水が出なくなったことに驚いて、限界まで蛇口をひねってしまうこともあるでしょう。しかし、この時に気をつけたいのが蛇口を開けたまま放置してしまうことです。水が出ないため開けたことを忘れてそのままにしておくと、復旧時に水が一気に出てしまいます。その結果、シンクや床が水浸しになるリスクがあります。復旧前には必ず蛇口を閉めておくことが重要です。水が出ないか確認するために蛇口を開けたら、その後必ず閉めるところまでをセットで行いましょう。
排水確認せずトイレを使わない
断水時はトイレの排水機能が正常に働かない場合があります。流すレバーをひねっても水が流れず、無理に使用すると詰まりや逆流のリスクも考えられます。断水中はバケツなどで対応するのが基本です。やり方は、事前にバケツに水を溜めておき、トイレを使い終わったら一気に便器に投入するだけです。便器の種類によって違いはありますが、1回あたり約6~9リットル(バケツ1杯)の量が目安となります※6。
マンションの断水に備えて日常でできる対策とは

断水が起こる可能性をゼロにすることはできないため、万が一の事態のために日頃から備えておくと安心です。そこで、ここでは断水に備えて行っておきたい準備について紹介します。
飲料水を備蓄しておく
断水時に最も重要となるのが飲料水の確保です。目安とされているのは下記の量とされています。
- 1人1日3リットル×3日分家族の人数
つまり、4人家族の場合は1人1日3リットル×3日分×4人分で36Lの備蓄が必要という計算になります※7。
未開封のペットボトルやウォーターサーバーのボトルなどを活用すると、衛生的に水を保管することができます。飲料水の不足は命に直結する可能性もあるため、最低限の生活を維持するために必要な基本対策だといえるでしょう。
生活用水の確保を意識する
水の備蓄というと飲料水を真っ先に思い浮かべますが、意外と見落としがちなのがトイレや手洗いなど飲料以外の「生活用水」です。実際、阪神淡路大震災後に行われたアンケートによると「最も困ったのは生活用水」という結果も出ているほどです※8。生活用水の確保は、浴槽に水を貯めておくなどの対策が有効だといえるでしょう。雨水を貯める雨水タンクなども有効だといわれています。飲料水と生活用水、用途ごとに水を分けて考えることが重要です。
日常的に水をストックする習慣をつける
自然災害や水道管破裂などのトラブルはいつ発生するかわからないため、非常時だけ意識するのではなく、普段から水の確保を習慣にしておくことが重要です。とはいえ、専用の備蓄場所を作るにはスペースが必要となります。そこで推奨されているのが、日常的に使う飲料水を少し多めに買い置きし、使った分だけ新しく買い足す「ローリングストック」という方法です。ローリングストックを取り入れることで無駄なく備蓄できるでしょう。また、継続できる仕組みを作ることが現実的な対策だといえます。
復旧時は水はしばらく流したままにする

断水している時間にもよりますが、水が流れていなかった間に配管内に滞留していた水やサビ、汚れが混入している可能性があります。そのため断水から復旧した直後は、蛇口から出てきた水をすぐに使用せず一定時間流し続けることが重要です。透明で異臭のない水になれば、安全に使用できるでしょう。数分間流し続けても濁りや異臭が解消されない場合は、水道管に問題が起きている可能性があるため、速やかに水道事業者に相談しましょう。
断水対策としてウォーターサーバーがおすすめな理由

万が一のために備蓄水の準備をしている家庭も多いでしょう。ペットボトルを購入して備える方法もありますが、常に一定量の水をストックできるウォーターサーバーの利用もおすすめです。宅配型のウォーターサーバーの場合、定期的に新鮮な水が配送され、古い方から順に使っていくというサイクルが確立されやすいため、意識せずにローリングストックを実践できます。日常的に消費しながら備蓄できるため、無駄が出にくいといえるでしょう。
また、メーカーによってボトルのサイズは異なりますが、おおむね10~12L程度の容量があるためボトル1本で1人分+αの備蓄ができている計算となります。また、断水していても電気さえあれば災害時でも冷水と温水が使える点も魅力です。日常的に使用しながら突然の断水時でもすぐに飲料水を確保できるため、ウォーターサーバーの導入は実用性の高い備蓄水対策だといえるでしょう。
ウォーターサーバーならウォーターワンがおすすめ

前述の通り、ウォーターサーバーは普段の飲み水として利用できるだけでなく、断水時に備えた備蓄水としての側面も備えることができ、日常利用と備蓄を両立できるサービスだといえます。そこでおすすめしたいのが、ウォーターサーバー『ウォーターワン』です。
『ウォーターワン』は
② 2週間に1回
③ 3週間に1回
④ 月に1回(第1、第2、第3、第4〇曜日)
からライフスタイルに合った配送周期を選ぶことができ、さらに定期配送なので水を切らしにくく、断水時のリスクを軽減することができます。「備蓄のためにわざわざ用意する」のではなく、普段使いの中で自然に備えられる点が大きなメリットだといえるでしょう。さらに、お水そのもののおいしさもおすすめの理由のひとつです。『ウォーターワン』の天然水は富士山・南阿蘇・島根・沖縄の国内4つの採水地からお好みのものを選ぶことができ、いずれも飲みやすい軟水または超軟水です。不純物が少なくまろやかな味わいで、赤ちゃんから大人までゴクゴクおいしく飲むことができます。
もしもの時に備えて備蓄水を準備しておきたいという方は、日常使いと備蓄が両立できるウォーターサーバー『ウォーターワン』をぜひ検討してみてください。
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参考文献
- ※1:神戸市水道局「水道管の更新って大事なの?」
- ※2:PR TIMES「【セイスイ工業、2025年総括と2026年業界展望を発表】老朽化が進む下水道インフラとバックアップ体制の実態が問われる年に」
- ※3:AERA DIGITAL「能登半島地震「5カ月断水」復旧を困難にした最大の理由とは 被災地だけではない水リスク」
- ※4:有限会社 小川設備「止水栓とは?役割や元栓との違い、調整方法を解説!」
- ※5:吹田市「もしもの時に備えて」
- ※6:北見市「災害(断水)時に役に立つトイレの流し方」
- ※7:農林水産省「大事な水、どうやって備えますか?」
- ※8:国土交通省近畿地方整備局「第2章 水に困らない避難生活のために」
福岡県福岡市在住。広告制作会社勤務の後、自ら制作会社を立ち上げ広告制作から記事執筆、ディレクションなど幅広い業務に携わる。食品をはじめ美容成分や化粧品、雑貨、建築など、各業界の専門家に取材しながら、紙やWEBなど様々な媒体でライティングを行い、年間100件以上の記事を執筆する。
ウォーターワン編集部は、ガス・電力・ウォーターサーバーなどのサービスを展開する株式会社サイサンが運営する編集チームです。お水やウォーターサーバーに関する情報を中心に、日常生活に役立つ知識をわかりやすくお届けします。












