WaterOneコラム

「名水百選」という言葉を聞いたことはありますか?“○○百選”というと、名水だけでなく、夜景百選や滝百選など様々なものがありますが、名水百選もそのような選定のひとつで、1985年に環境庁(現・環境省)によって全国100カ所の湧き水や河川が選定されました。その後、2008年に新たに「平成の名水百選」が選定され、現在の名水は二百選にもおよびます。
はじめて選定されたのが約40年前と、意外に歴史が古いこともあり、多くの人が「名水百選」という言葉を知っているでしょう。しかし、あらためて考えると「名水とは、どんな水を指すのだろう」「どんな理由で、名水百選に選ばれているんだろう」と不思議に思いませんか?
そこでこの記事では、名水百選についての特徴や選定基準、利用方法、名水を飲むリスクなどについて徹底的に解説します。
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名水百選とは?

そもそも名水百選が選定された理由は、
「全国に多くの形態で存在する清澄な水について、その再発見に努め、広く国民にそれらを紹介し、啓蒙普及を図るとともに、このことを通じ国民の水質保全への認識を深め、併せて優良な水環境を積極的に保護すること等今後の水質保全行政の進展に資すること」
というもの※1。
1985年(昭和60年)に環境庁(現・環境省)が全国100カ所の湧水や河川を選定しましたが、その基準は
- 水質・水量、周辺環境(景観)、親水性の観点からみて、保全状況が良好なこと
- 地域住民等による保全活動があること
- 規模
- 故事来歴
- 希少性、特異性、著名度等
などを総合的に判断したものです。※2 水質や水量の良好さ、地域の保全活動が評価された結果、古くから水の名所として知られる全国的に有名な清水が登録される結果となりました。
ただし、選定基準に「飲用されているかどうか」が入っていないことからもわかる通り、名水百選は飲用できる水とは限りません。水質の安全性は自治体ごとに管理されており、各所で飲用可能かどうか判断する必要があります。
また、2008年には「平成の名水百選」が追加され、現在では計200カ所の名水が選定されています。
平成の名水百選

2008年、水環境保全の一層の推進を図るため、新たに選ばれた100カ所が「平成の名水百選」です。「平成の名水百選」ができたため、区別する意味で1985年に選定されたものを「昭和の名水百選」と呼ぶこともあります。
平成の選定では、水質・水量の良好さ、周辺環境などももちろん選定基準に入っていますが、1985年より特に重視されているのが“地域住民等による主体的かつ継続的な水環境の保全活動が行われているもの”であること。その結果、河川や湧水だけでなく、地下水、用水など多様な水源が登録されることになりました。
昭和と平成の選定スポットに同じものは入っていないため、両方合わせて全国200カ所の名水スポットが選定されています。
名水の特徴と利用方法

選定された名水は、昔から湧水や河川の流れが美しいことで知られており、観光名所や地域のシンボルとして活用されているものです。地域住民の生活用水や農業用水として利用されていることも多く、その水質は清澄であり、ミネラルを豊富に含んでいることが多いといわれています。
選定後は、環境保全活動の拠点として、エコツーリズムや教育活動に活用されている場所もあるようです。
前述した通り、選定基準に「飲用されているかどうか」は入っていないため、一部の名水は飲用できますが、飲めるかどうかは自治体ごとの検査結果を確認する必要があります。名水と聞くと「美味しい水」といったイメージを持ってしまうかもしれませんが、名水百選だからという理由で安易に飲まないよう注意しましょう。
名水百選の選定基準

「昭和の名水百選」は、各都道府県の推薦をもとに環境庁(現・環境省)が候補地を審査。「名水百選調査検討会」を設置して、学識経験者の意見を踏まえながら選定されました。そのため、「昭和の名水百選」は47都道府県がすべて網羅されており、必ず各都道府県に1地点は入っています。一方、「平成の名水百選」は必ず各都道府県から選ぶという制限がなかったため、選ばれなかった地域もあります。
名水百選においては
- 湧水、井戸、河川などが選定対象とされ、滝は単独では対象外
- 水質、水量、景観、親水性が良好であり、適切に保全されているものを優先
- 地域での水質保全活動が継続的に行われていること
などが基準として挙げられます。
そもそも名水百選が生まれたきっかけが、水質保全意識の高揚を図るためであったことから、保全活動についてかなり重要視されているようです。名水百選は、人々の間で「きれいな水を大事に護る」という意識を芽生えさせるために選ばれた存在だといえるでしょう。※3
名水は飲める?

名水百選は水質の良さを示す指標ではありますが、“水質が良い=飲用できる”ではないことに注意が必要です。実際、環境庁(環境省)が選定した名水百選のなかには、飲用に適さない水も多く含まれています。その理由は、「名水百選」は水環境の保全や地域の文化・歴史的価値を評価するものであり、飲用目的で選ばれたわけではないから。
飲用する場合は、その名水がある自治体の水質検査結果を確認する必要があります。また、飲用できる場合でも、直接飲むならば煮沸や浄水処理を行うことが推奨されています。実際、名水という言葉から「飲めるものだ」と勘違いしてしまう人がまだまだ多いようで、環境省は「そのまま飲める美味しい水である」という先入観の払拭に努めているそうです。
名水百選の水を飲む際のリスク

名水百選は、自然環境の中にある湧水、井戸、河川などが選定対象となっています。そのため、周囲の自然環境の影響を受けやすく、細菌や微生物が含まれている可能性は否定できません。特に、大腸菌や寄生虫が検出される可能性があり、飲用として使うには煮沸や浄水処理が必要になることがあります。
また、地域ごとに水質が異なるだけでなく、同じ場所でも時期によって水質が変動することがあります。飲用を推奨されている場所以外は基本的に飲まない方がよいですが、どうしても飲みたい場合は自治体による水質管理情報を確認したうえで飲むようにしましょう。
観光地で「名水」として提供されている水でも、季節やその時の環境によって細菌や微生物が入り込んでしまう恐れがあります。安全性が確認されているかどうか、事前に確認した方が安心です。
沖縄県優良県産品に選ばれたウォーターワンの水

このように、選ばれている水でも飲用に注意が必要ななか、自治体お墨付きの水を提供しているウォーターサーバーメーカーがあります。それが『ウォーターワン』。
『ウォーターワン』は、富士山・南阿蘇・沖縄・島根の4カ所で採水された天然水から好きな水を選ぶことができます。
いずれも美味しい水で有名な場所ですが、なかでも沖縄の水は、沖縄県久米島の水深612mから汲み上げた海洋深層水を使用。太陽光が届かない清浄な環境にあるため、雑菌が少なく安全性が高いという特徴があります。さらに、この層にある水は、長い時間をかけて地球の深海を巡る間に多くのミネラル成分を含み、栄養もたっぷり。
その水に含まれるミネラルのバランスや、含まれている酵素をしっかりと活かすために、『ウォーターワン』は非加熱で処理してボトリング。自然が育んだバランスと美味しさをそのまま届けるため、地元沖縄でも高く評価され、品質・価格・デザイン・安全性の厳しい基準を満たし、沖縄県優良県産品として認定されています。これは、安全性と信頼性が高い飲料水として選ばれている証拠。特に昨今、沖縄の水道水は発がん性リスクが指摘されているPFAS(有機フッ素化合物)が検出されたこともあり、安全な水がより多くの人に求められているのかもしれません。
『ウォーターワン』でお届けする沖縄県・久米島の水は、海の恵みをそのままに、硬度10以下の超軟水に調整しているのも特徴のひとつ。クセがないので飲みやすく、料理やお茶・コーヒーなどにも幅広く活用可能です。また、超軟水なので赤ちゃんのミルクづくりにも適しており、赤ちゃんからご高齢の方まで、安心して飲むことができます。
選定基準からもわかるように、名水百選は水環境の価値を示すもので、必ずしも飲用できるものではありません。環境庁(環境省)が選定しているのは、あくまで各地で古くから利用されてきた水質の良い水源で、今後も保全活動を行うことで大事に守っていく意識を高めるためのもの。“名水”という言葉のイメージに惑わされて、うっかり飲んでしまわないように気をつけましょう。
自治体にも選ばれている美味しい水を飲みたい、という方には、沖縄県優良県産品に選ばれた『ウォーターワン』の水がおすすめです。清浄な環境に保たれ、ミネラルをたっぷり含んでいる海洋深層水は、まさに水質の良いキレイな水そのもの。飲みやすい超軟水なので、気になる人はぜひ一度飲んでみてください。
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参考文献