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水とアレルギーの関係とは?予防方法も解説!
水とアレルギーの関係とは?予防方法も解説!

今や日常的に使われるようになった「アレルギー」という言葉。特に近年、以前に比べてアレルギーの話題を耳にする機会が増えた、と感じている人もいるのではないでしょうか?事実、アレルギー疾患を抱える人は年々増加しており、それに伴って社会にも広く知識が普及しています。

アレルギーという言葉自体の歴史は古く、1906年にクレメンス・フォン・ピルケが論文の中で初めて用いたといわれています※1。しかし、様々なアレルギーやアレルゲンについて一般にも知られてきたのはここ最近の話だといえるでしょう。意外なものがアレルゲンになるなど、まだまだアレルギーについては知られていないことも多くあります。そこでこの記事では、アレルギーの予防方法や水との関係性などをご紹介します。

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アレルギーとは

アレルギーとは

そもそもアレルギーとは、特定の物質に対して起こる免疫学的反応のことを指します。もともと私たちの体には、ウイルスや細菌など異物が体内に侵入した時に身を守るために「免疫」という仕組みが備わっています。風邪をひいた時にくしゃみをしたり発熱したりするのは、免疫機能が働いてウイルスを追い出そうとしているために起こる症状です。

この免疫の仕組みが異常を起こして、くしゃみや発疹、呼吸困難などの症状を引き起こす状態がアレルギーです。原因となる物質「アレルゲン」が体内に入ることで免疫機能が過剰に働き、様々なアレルギー症状を引き起こします。

アレルギー疾患の主なものには

などがあります。

このように、アレルゲンはダニやホコリ、花粉、食べ物など多種多様※2。人によってアレルゲンは異なりますが、特に重篤度や症例数の多い8品目(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ))に関しては、パッケージへの表示が義務付けられています。アレルギーは、症状の種類や強さによって軽症・中等症・重症の3段階に分類されますが、重症になると命にも関わるため十分な注意が必要です。

アレルギー疾患を抱える人は年々増加

アレルギー疾患を抱える人は年々増加

日本ではアレルギー疾患を抱える人が年々増加傾向にあります。アレルギー疾患の患者は2005年では日本人の約3人に1人だったのが、2011年時点ではなんと約2人に1人と大幅に増加※4。約50年前の日本ではほとんどアレルギーがなかったといわれているため※5、「最近アレルギーの話を聞くことが増えたなぁ」という感覚は決して気のせいではないのです。

なぜアレルギーが増えたのかという点に関しては、日本人の「清潔志向の行き過ぎ」が関わっているのではないかという説があります※6。かつては寄生虫や結核などの細菌類に感染することで、花粉症などの発症を抑えていたというのです。また、腸内細菌の数が減少していることも関連性が疑われています。そうは言っても昔のような生活習慣に戻ることはできません。今の時代に合わせたアレルギーとの付き合い方が必要になっているのです。

アレルギー疾患には喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症など複数のものがあり、なかにはアナフィラキシーショックなど命に関わる症状が出ることもあります。アナフィラキシーショックとは、複数の臓器に強い症状が現れたり血圧が低下して意識が低下したりする症状が現れること。症状が急速に進行して命に関わることもあるため、早急な対処が必要になります。アレルギーから命を守るためには事前にきちんと知識を得て、対処方法を知っておくことが重要だといえます。

アレルギーの予防方法

アレルギーは様々な要因が重なって起こるため、確たる予防方法が確立しているとはいえません。しかし、近年では発症のメカニズムや悪化原因が解明されたことにより、少しずつ分かってきた予防方法があります。

室内環境を整備する

室内環境を整備する

アレルギーは様々な原因物質(アレルゲン)が体の中に入り込むことで起こります。そのため、あらかじめ室内にあるアレルゲンを除去することで、アレルギーの発症を抑えることができます。

〈ダニ〉

ダニのフンや死がいがアレルギーの原因となるため、寝具やクッション、カーペットなどは掃除機でゆっくりと吸引したり、定期的に丸洗いしたりといった対処が大切です。

〈カビ〉

カビの胞子は小さく、吸い込むと喘息などを引き起こす原因になります。カビは湿潤環境を好むため、換気をこまめに行い、カビが発生しづらい環境を維持しましょう。特に浴室や台所、靴箱、エアコンフィルター、収納スペースなどカビが発生しやすい箇所は意識して清掃するようにしましょう。

〈ハウスダスト〉

家の中を舞うホコリの中でも、特に1mm以下のものを指します。ハウスダストには、先述したダニやカビの他に、細菌や花粉、人の皮膚片など様々なものが含まれています。非常に小さいため吸い込むと喘息を引き起こす恐れがあります。ハウスダスト対策の基本は掃除。ただし、いきなり掃除機をかけると空気中に舞ってしまうため、ハウスダストが床に落ちている朝などにまずモップなどで床を拭き、それから掃除機をかけるようにしましょう。また、空気清浄機の使用も有効です。

手洗い・うがいを行う

手洗い・うがいを行う

外から帰ってきたばかりの体には、花粉やホコリ、細菌などアレルゲンとなるものが付着しています。そのため、帰宅時はすぐに手洗い・うがいを行うことが重要です。そうすれば、アレルゲンを室内に持ち込まずに済み、アレルギーが発生しにくい環境を維持できます。

また、手洗い・うがいは感染症の予防にも効果的です。流水だけの手洗いでもある程度ウイルスや細菌を落とすことができますが、流水だけの15秒手洗いでウイルスが約1/100になったのに対して、石鹸やハンドソープで10秒もみ洗いした後に15秒流水で流すとウイルスは約1/1,000~1/10,000にまで減るのだそう※7。正しい手洗いを習慣化することで、アレルギーだけではなく感染症のリスクも減らすことができます。

アレルギー原因の食べ物を摂取しない

アレルギー原因の食べ物を摂取しない

アレルギーの中でも、近年特に増加傾向が見られるのが食物アレルギーです。食物アレルギーの予防は、原因の食べ物を摂取しないようにすることですが、その際、食事そのものを食べないようにするのは良くありません。過剰な除去は栄養の不足や偏りが生じてしまうため、例えばえびがアレルゲンの人の場合はえびだけを除去するなど、症状が出る食べ物だけを避けるようにしましょう。

少量の食物アレルゲンから、少しずつ食べる量を増やせるようにする「経口免疫療法」という療法もありますが、厳密なリスク管理が必要となります。素人が自分だけの判断だけで行うのは大変危険ですので、経口免疫療法を行う場合は必ず医師の指導のもとで行うようにしましょう。

水とアレルギーの関係

水とアレルギーの関係

アレルギーは免疫機能の異常によって引き起こされます。そして、免疫機能を維持するために重要なのが水分です。水分が不足して喉や鼻の粘膜が乾いてしまうと、異物が侵入するリスクが上がります。さらに水分不足は血流をドロドロにして、体内の巡りを悪化させてしまいます。血流が悪くなると体の隅々に十分な酸素が運搬されず、免疫機能が低下する可能性も。また、水分不足が腸内細菌にも悪影響を与え、病原菌の排除能力が低下することもわかっています※8

水分不足はアレルギーリスクだけでなく、様々な健康障害のリスクまで高めてしまうため、百害あって一利なし。毎日しっかりと水分補給するように心がけましょう。

水アレルギー(水じんましん)

水アレルギー(水じんましん)

水分補給がアレルギー予防に繋がる一方で、水アレルギーと呼ばれる疾患もあります。水アレルギーとは、皮膚に水がかかるとじんましんが生じる難病で、「水じんましん」とも呼ばれています。めまいや頭痛などの症状を伴うことがあり、アナフィラキシーショックを起こすこともあります。水道水や海水、淡水などの水だけでなく自分の汗や涙などにも反応するため、対処が難しくワセリンで皮膚を保護するなど、可能な限り水との接触を避けるようにします。

世界的に珍しい症状といわれ100例前後しか報告されておらず、現在の医療ではまだ治療法が確立されていません。ただ、水アレルギーといっても水を飲む分には問題がなく、皮膚に水分が付着すると症状が起きるため皮膚疾患の一種ではないかといわれています。

毎日の水分補給には天然水を楽しめる「ウォーターワン」がおすすめ

水アレルギー(水じんましん)

アレルギーは様々な要因が複合的にからみあって発症するため、完全な予防は難しいかもしれません。しかし、日常的に水分補給を行って免疫機能を維持することは、アレルギー予防だけでなく毎日の健康維持にもつながります。そこで、手軽な水分補給のために天然水ウォーターサーバー『ウォーターワン』を暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?

『ウォーターワン』は、富士山・南阿蘇・沖縄・島根の4つの採水地の天然水を、徹底した衛生管理のもとで行う「非加熱ボトリング」で提供。天然のミネラルバランスがそのまま含まれた軟水なので、小さなお子様から年配の方まで飲みやすく、毎日の水分補給にぴったりです。体への刺激も少ないため料理や赤ちゃんのミルクづくりにも適しています。

また、『ウォーターワン』は宅配水業界(天然水)トップクラスの安さを誇っており、500ml換算時の料金は約70円というリーズナブルさ。さらに、定期配送を最大2ヶ月キャンセルできるので、長期出張や海外旅行で飲み切れない時も溜まりすぎることがなく安心です。温水コックには標準でチャイルドロック機能が搭載されているので、お子様がいるご家庭でも安全にご利用いただけます。冷水側はオプションでロック機能を追加できるので、ご利用状況に応じて検討すると良いでしょう。

まとめ

近年、アレルギー疾患を抱える人は年々増加傾向にあります。アレルギーの予防には原因となるアレルゲンの除去が基本になりますが、免疫機能を維持するためには日頃からこまめな水分補給が大切です。

そこでおすすめしたいのが、ウォーターサーバー『ウォーターワン』。『ウォーターワン』はミネラルが豊富に含まれた軟水で飲みやすく、毎日のこまめな水分補給にぴったり。WEBから最短5分で簡単に申し込めるので、興味のある方はぜひ公式サイトをご覧ください。

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参考文献

  1. ※1:厚生労働省「アレルギー総論」
  2. ※2:厚生労働省「みんなで知ろう! からだのこと」
  3. ※3:消費者庁「加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック」
  4. ※4:厚生労働省「特集2 パパ、ママ、必見! 子どものアレルギー疾患お悩み相談室」
  5. ※5:厚生労働省「食物アレルギー」
  6. ※6:日農医誌 63巻6号「アレルギー病はなぜ増えたか -きれい好きの功罪検証- 」
  7. ※7:国立研究開発法人 国立成育医療研究センター「正しい手洗い(手指衛生)の方法」
  8. ※8:学校法人 北里研究所「十分な水分摂取は腸内細菌叢と免疫系の恒常性を維持し腸管感染症に対する防御能を高める -腸内環境の維持に飲水が重要であることを発見-」