
ウォーターワンが執筆しています
まだ体が小さい赤ちゃんは消化器官などの内臓が未発達なため、与える飲み物にも注意が必要です。生まれてから生後5~6ヶ月までは栄養補給も水分補給もミルクだけで十分ですが、成長してくるにつれて他の飲み物を飲むようになります。
様々な飲み物があるなかでも、麦茶はノンカフェインで赤ちゃんにも安心とされています。ただし、与えるタイミングや作り方を間違えると、赤ちゃんが体調を崩してしまうリスクがあるため注意が必要です。
そこでこの記事では、赤ちゃんに麦茶を与える時のポイントや麦茶作りにおすすめの水について詳しく解説します。併せて、赤ちゃんの体にもやさしい軟水のウォーターサーバー『ウォーターワン』もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
赤ちゃんに麦茶をあげても大丈夫?

以前は生後3~4ヶ月の赤ちゃんに白湯や果汁を与えていましたが、近年は離乳食が始まる生後6ヶ月頃までは母乳またはミルク以外の水分は不要であるといわれています。母乳は88%が水分で、粉ミルクの場合でもたっぷりのお湯で調乳するため、母乳やミルクを飲んでいれば水分が足りなくなることはありません※1。
麦茶はノンカフェインなので生後1ヶ月から与えても良いとされていますが、生後6ヶ月頃までは基本的に麦茶などの水分を与える必要はないと考えて良いいでしょう。一般的には、生後6ヶ月以降の離乳食が始まったタイミングで麦茶を試してみる家庭が多いようです。赤ちゃんの体調が安定している日を選び、最初は少量ずつ与えて徐々に慣れさせましょう。
赤ちゃんに麦茶をあげるタイミングは?

初めて麦茶を与える時はスプーン1杯程度から始め、体調や便の様子を見ながら、徐々に慣らしていくことが大切です。また、与える麦茶は一度沸騰させる煮出し用の方が安心。水道水には塩素やトリハロメタンなどの不純物が含まれるため、ミルク作りの時と同じ要領で10分以上しっかり沸騰させて不純物を除去しましょう。
麦茶を与える時は授乳やミルクの直前・直後は避けましょう。まずは、離乳食の補助や暑い時期の水分補給の一環として活用するのがおすすめです。飲ませるタイミングや飲む道具によっては飲まないこともあるので、そんな時はタイミングや道具を変えて再度チャレンジしてみると良いでしょう。
赤ちゃんに麦茶を与える際の注意点

これまで母乳やミルクばかり飲んでいた赤ちゃんに初めて麦茶を与える時は、赤ちゃんだけではなく両親も戸惑うことが多いでしょう。スムーズに麦茶デビューするために、麦茶を与える時の注意点について解説します。
濃い麦茶は避ける
麦茶をじっくり煮出すと、原料の大麦に含まれるデンプンやタンニン、油分などがたっぷり溶け出した濃い麦茶になります。大人であれば問題ありませんが、成分が濃い麦茶は未発達な赤ちゃんの胃腸に負担をかけるため、薄めて与えるのが基本です。
ペットボトルの麦茶でも赤ちゃんにとっては濃いため、そのまま飲ませるのはNG。湯冷ましを混ぜて、2~3倍程度まで薄めて与えることが推奨されています。
常温で与えるのが基本
大人でも冷たい飲み物は胃腸に負担がかかるのに、赤ちゃんの未発達な胃腸ならなおさら大きな負担がかかってしまいます※2。冷たい麦茶は内臓に刺激を与えるため、常温もしくは人肌程度に調整してから与えましょう。
冷蔵庫で冷やした麦茶を使う場合は、一度湯煎するか常温に戻してから使用しましょう。ほんのり冷たく感じる程度であれば、赤ちゃんに与えても問題ないとされています。逆に熱すぎる麦茶は、赤ちゃんが火傷する可能性があるので危険です。必ず適温かどうか確認してから与えましょう。
飲み残しはすぐに処分する
コップ飲みの練習をはじめた時などは、赤ちゃんがコップの麦茶に少し口をつけただけで残してしまうことも少なくありません。捨てるのはもったいなく感じるかもしれませんが、飲みかけの麦茶は雑菌が繁殖しやすいうえ、生後6ヶ月頃の赤ちゃんは産まれる時にママからもらった抗体が減少し風邪などの感染症にかかりやすくなっています※3。
そんなデリケートなタイミングだからこそ、雑菌によって感染するリスクは少しでも減らす方が良いでしょう。麦茶の飲み残しは保存せず、すぐに廃棄しましょう。
赤ちゃんが麦茶を飲みたがらなかったらどうするべき?

赤ちゃんにとって、麦茶は未知の味わいのもの。これまで慣れ親しんだミルクと味や温度が異なるため、なかなか飲みたがらないことがあります。味が気に入らないのであれば、より薄めた麦茶からスタートして徐々に慣らすことで受け入れやすくなります。他には、スプーンの口触りを嫌がっている可能性も。スプーンは赤ちゃんの口の大きさに合わせたサイズで、柔らかい素材のものを選ぶことが大切です。
また、飲まないことに焦って無理に飲ませようとすると、赤ちゃんもその雰囲気を感じてより飲まなくなるかもしれません。授乳の時のように笑顔で話しかけながら飲ませることを心がけましょう※4。単純に喉が渇いていなかったなど、タイミングが合わなかっただけの可能性もあるため、数日おきに何度かチャレンジを繰り返してみましょう。成長とともに自然と受け入れられるケースもあるので、すぐ飲まないからといってあまり深刻に考える必要はありません。
赤ちゃん用麦茶の作り方

赤ちゃん専用の麦茶パックやペットボトル製品が市販されていますが、大人用よりも薄く作っているだけで基本的には同じです。麦茶には六条大麦や二条大麦などの種類がありますが、赤ちゃんはどちらでも飲むことができます※5。濃さにさえ気をつければ、大人用の麦茶を薄めて与えても問題ありません。
ペットボトルの麦茶を与える時も、そのままではなく必ず湯冷ましなどで2~3倍に薄めてから使用しましょう。赤ちゃん用に薄めた麦茶は、常温に冷ました後すぐに与えるのがベスト。保存する場合は冷蔵で1日以内を目安に、なるべく早く使い切りましょう。一度口をつけたものは雑菌が繁殖する恐れがあるため、必ず廃棄しましょう。
麦茶作りに使う水は安全性の高いものを

麦茶を作る時は、水出し用でも煮出し用でもたっぷりのお水が必要になります。日本の水道水は世界的に見ても高い安全性を誇りますが、消毒のために塩素を使っているほか消毒の際にトリハロメタンという化学物質が発生していることがあります。これらの不純物が赤ちゃんの体に負担をかける可能性があるため、赤ちゃん用の麦茶を作る時は水道水よりも安全性の高い水を使うのが望ましいといえるでしょう。
市販のミネラルウォーターなどを使うと塩素やトリハロメタンの心配はなくなりますが、硬水を使うのはNG。硬水は赤ちゃんの消化器官に負担をかける可能性があるため、ミネラルウォーターを使う場合は軟水を選ぶことが重要です。
赤ちゃんに与える麦茶にはウォーターワンの天然水がおすすめ

市販されているペットボトルのミネラルウォーターを赤ちゃんの麦茶作りに使おうと思ったら、頻繁な買い出しが必須になるほか、いざという時に切れてしまう恐れがあります。そこで、おすすめしたいのがウォーターサーバー『ウォーターワン』です。
『ウォーターワン』が定期的にお届けする天然水は軟水または超軟水でミネラルバランスがよく、赤ちゃんの水分補給にも適した品質です。水道水と違い塩素やトリハロメタンが含まれておらず、沸騰の手間を省いてそのまま麦茶作りに使用できるため、忙しい毎日の時短にもつながります。
『ウォーターワン』は定期的に新鮮な天然水が手元に届くため、買い出しに出かける必要がなく、買い物に行くのが大変な育児中でも安心・便利です。いつでも温水・冷水を使えるので、麦茶を作る時以外にペットボトルの麦茶を薄めたい時なども素早く使えます。お湯を使う離乳食作りの時も、お湯を沸かす待ち時間がなくなるので、その分時間を有効に使うことができます。
温水コックには標準でチャイルドロックが付いているので、お子さまのいるご家庭でも安心です。赤ちゃんの麦茶作りや離乳食作りにも活用できる『ウォーターワン』を、この機会にぜひチェックしてみてください。