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新生児とは生後28日未満の赤ちゃんのことで、生後4週に入るまでの時期を指します。生まれて間もない体は首が座っておらず、筋肉も未発達なので全身がふにゃふにゃと柔らか。まだ昼夜の区別はなく、授乳は3時間おきが基本です。しかし、3時間もたずに欲しがることも珍しくありません。大人の感覚からすればかなり頻繁な食事回数ですが、これは新生児ならではの特徴だといえるでしょう。
なぜここまで頻繁な授乳が必要なのか、その理由や対処法をきちんと知ることで、飲み過ぎのリスクや赤ちゃんが出すサインにきちんと対応できるようになります。そこでこの記事では、頻回授乳の理由や対処法に加え、赤ちゃんのミルク作りに役立つウォーターサーバー『ウォーターワン』の天然水を活用するメリットも併せてご紹介します。
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新生児のミルクが3時間もたない理由

赤ちゃんによって個人差はありますが、生まれてから生後1ヶ月頃までの授乳の目安は
授乳間隔:2~3時間おき
1日の授乳回数:8~12回程度
1回あたりの目安量:生後2週間までは~80mL(徐々に増加)/ 生後2週間~1ヶ月頃は80~120mL
といわれています。
生後2~3ヶ月頃になると授乳回数は1日6~8回程度にまで減り、その代わり1回あたりの授乳目安量が140~160mLと大きく増加します※1。
生後2~3ヶ月頃と比較してもわかるように、新生児は一番頻繁に授乳する時期です。その理由は、新生児の胃が非常に小さく消化も早いため空腹になりやすいことに加え、成長期でエネルギー需要が高く体重増加が活発な時期だからです。生後0~4ヶ月の新生児期は、一生で一番成長するといわれる第一次成長期にあたります。生後1年間で見ると身長は約25cm伸び、体重は約3倍にもなるほどです※2。
それほどの成長を支えるエネルギーを母乳やミルクから補うため、どうしても授乳回数は多くなりがちです。また、お腹が空くほかにも、抱っこされたい・安心したいという気持ちから、泣いてミルクを欲しがる場合もあるとされています。
飲みすぎが心配なときの見極め方

新生児がミルクをたくさん飲んでくれるのは嬉しいことですが、心配なのが飲みすぎです。赤ちゃんは大人と違って、自分で適量をコントロールできません。そのため、気づかない間に飲みすぎている場合があります。
新生児が飲むミルクの量は個人差があるため、量だけで飲みすぎているかどうかの判断は難しいのですが、次のような症状がいくつか現れている時は飲みすぎの可能性があります。
- 吐き戻しすることが多い
- 授乳中によくむせる
- 泣いたりぐずったりが続く
- お腹が張っている
- げっぷやおならの回数が多い
- 便の状態が良くない
- 体重が急激に増加する
飲みすぎが続くと、体重が増えすぎるリスクや腸内環境の乱れなどを引き起こしてしまいます。また、吐き戻しを頻繁に行うせいで栄養や水分が不足して脱水症状になったり、誤嚥性肺炎などのリスクが高くなったりと様々なトラブルにつながることも。赤ちゃんの様子をよく見て、不安に感じた時は専門家に相談しましょう※3。
新生児のミルクが3時間もたないときの対処法
「ミルクとミルクの間は3時間空ける」とよくいわれるため、3時間もたずに赤ちゃんが泣き出してしまった時にミルクを与えて良いか悩んでしまうことがあります。そこで、3時間もたない時は以下のような対処法を試してみましょう。
母乳を与える

母乳は乳糖、脂肪、たんぱく質をはじめ、カルシウム、ビタミン、ミネラルなど、赤ちゃんにとって必要な栄養素がすべて含まれている理想的な食品です。母乳には免疫成分も含まれるため、頻回授乳が求められる時期にも適しているといえるでしょう。さらにミルクよりも消化が良いため、授乳間隔を3時間空けずに欲しがるタイミングでこまめにあげても問題なく、消化不良によるアレルギーを起こすことも少なくなります※4。
調乳する手間がないので、赤ちゃんの欲求に応じて与えることができるのも母乳ならではのメリットだといえるでしょう。ただし、頻回授乳が続くとママが睡眠不足になり、体への負担が大きくなってしまいます。パパと協力して母乳とミルクの混合栄養を柔軟に取り入れていくと良いでしょう。
ミルクを与える時間をずらす

授乳間隔は3時間空けないと赤ちゃんの胃腸に負担をかけてしまう、といわれるため、赤ちゃんが空腹で泣いてもミルクをあげずに3時間間隔を守っているという人もいるでしょう。しかし、空腹で泣いている赤ちゃんはなかなか泣き止まず、頑張って泣き止ませようとする対応が続くと両親も疲弊してしまいます。
そこで3時間というくくりだけで考えるのではなく、1日のトータルのミルク量で考え、時間をずらしながら柔軟に対応するのも方法のひとつです。例えば、1日トータルで840mLのミルクを飲むとしたら、140mLを6回飲んでも80mLを10回で飲んでも飲む量は同じ。一度に飲む量が少なければ胃腸への負担も少ないため、3時間間隔を厳密に守らなくてもそこまで気にすることはありません。急に授乳間隔を大きく変えると赤ちゃんも戸惑うため、少しずつ赤ちゃんに合うペースになるよう調整していくと良いでしょう※5。
他のことで気を紛らわす

授乳は親子の大切なスキンシップで、母と子の絆が強く形成され大変良い結果をもたらすとされています※6。肌と肌が触れ合うことで赤ちゃんも安心感が増し、お互いに幸福感や愛情を深めることができるのです。
赤ちゃんによってはスキンシップによる安心感が欲しいという気持ちから、3時間もたずに泣いてミルクを欲しがる場合もあるのだとか。この場合はひどい空腹で泣いているわけではないので、抱っこや揺れ、音楽、おしゃぶりなどで一時的に空腹を忘れさせる工夫を取り入れてみると良いでしょう。安心感や眠気など空腹以外の欲求を満たすことで、授乳間隔の調整にもつながります。
母乳とミルクを併用することのメリット

母乳は赤ちゃんに必要な栄養バランスが整っており、さらに免疫も与えられるため理想的だといわれますが、母乳があまり出ない時があったりママの睡眠不足を招いたりなどのデメリットもあります。
そこでミルクを取り入れながら混合栄養で育てることで、それぞれのメリットを上手に組み合わせられます。母乳とミルク、それぞれのメリットは以下の通りです。
- 赤ちゃんの成長に応じて成分が変化し、必要な栄養を与えられる
- 免疫を与え、丈夫な体づくりをサポートできる
- 授乳することで母体の回復も早まる
- 腹持ちが良いため、機嫌が良い状態が続きやすい
- 哺乳瓶で誰でも与えられる
- 母乳では不足しがちな栄養を補える
このように、それぞれに良いところがあり、併用することで母乳不足や体調不良時の育児負担を軽減できます。外出時や夜間の授乳にも対応しやすく、ママの生活リズムを整えるのにも役立つため、上手に取り入れると良いでしょう。
ミルクを作る水は安全なものを使うべき理由

新生児は生まれる前にママから受け取った免疫があるため、生後6ヶ月頃までは大人と同程度の免疫力があるといわれています。しかし、内臓はまだ未発達なため水に含まれる細菌や不純物の影響を受けやすく、水道水に含まれる塩素やトリハロメタン、硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムは体への負担になる可能性があり注意が必要です。赤ちゃん用のミルクを作る時は、軟水で清潔な水を使用するのが理想的。毎日飲ませるものだからこそ、水の質からこだわることが大切です。
新生児のミルク作りにはウォーターワンの天然水がおすすめ

赤ちゃんのミルク作りには軟水がいいといっても、そのために大量のミネラルウォーターをストックしておくのは大変。そこでおすすめしたいのが、ウォーターサーバー『ウォーターワン』です。
『ウォーターワン』がお届けする天然水は不純物が少ない軟水または超軟水で、厳選した4つの採水地の水を非加熱処理し、味わいとミネラルバランスを保ったままボトリングしています。軟水はカルシウムやマグネシウムの含有量が少なく、赤ちゃんのミルク作りにもぴったり。サーバーは温水と冷水がいつでも使えるため、沸騰させたり冷ましたりする手間をかけることなくミルクを作ることができ、夜間や時間がない時の授乳にも便利です。ミルク作りが必要なくなった後も、離乳食作りや毎日の調理用のお水などに幅広く活用できます。
温水コックには標準でチャイルドロックが搭載されているので、小さなお子さまのいるご家庭で安心して使える点もメリットのひとつです。新生児は寝る間もなくお世話する必要があり、両親にも体力的な負担がかかります。ウォーターサーバー『ウォーターワン』を活用することで、省ける手間は省き、ご自身の体をできるだけ労わってください。