ウォーターワンが執筆しています
生まれたばかりの赤ちゃんでも、汗をかく汗腺の数は大人とほぼ変わらないといわれています※1。小さな体に大人と同じ数の汗腺があるため必然的に密度が高くなるうえ、さらに体温調節が未熟な赤ちゃんは、大人よりも汗をかきやすくなっています。衣服や髪の毛がびっしょり濡れるほど汗をかいてしまうのもそのためです。さらに環境や着衣、体質によって寝汗が大量になり、「こんなに汗をかいて大丈夫なのか」と心配になることもあるかもしれません。
基本的に寝汗をかくこと自体は問題ありませんが、そのまま放置していると体が冷えたり肌が荒れたりする原因となってしまうため注意が必要です。そこでこの記事では、赤ちゃんがたくさん汗をかく理由や汗をかいた時の注意点、対策などをご紹介します。
不純物が少ない軟水だから、赤ちゃんの水分補給にも使える!ウォーターワン公式HPを見る
赤ちゃんが汗をかきやすい理由

新生児は体温調節機能が未発達なため体内に熱がこもりやすく、その熱を放出するために少しの環境変化でも汗をかきやすいといわれています。さらに、代謝が大人より高く体が温まりやすいため、寝ているだけで汗びっしょりになることも珍しくありません。特に深い眠りの時は、体温が下がる過程で汗が多く出ることもあるといわれています※2。ここでは、なぜ赤ちゃんが汗をかきやすいかについて見ていきましょう。
体温調節が未熟
赤ちゃんの体温調節機能は未熟で、自分で体温を調節する力が弱い状態です。体温調節機能は成長とともに徐々に発達していき、3歳までにある程度完成するといわれています。たくさん汗をかいたり寒さに慣れたりする経験は、体温調節機能を発達させるための大切な過程だといえるでしょう※3。
また、赤ちゃんは周囲の温度環境に大きく影響を受けるという特徴もあります。赤ちゃんは皮膚や皮下脂肪が薄く、さらに体重あたりの体表面積が大人のおよそ3倍もあるため熱が逃げやすくなっています。寒さだけではなく暑さにも敏感で、室温が少し高いだけでも体が熱くなり、熱を放出するために汗を多くかいてしまいます。寒さにも暑さにも敏感なため、赤ちゃんをとりまく環境の温度管理は重要です※4。
代謝が活発
ぐんぐん成長する赤ちゃんは、エネルギー代謝が盛んになっています。「体重1kgあたりの基礎代謝量」の平均的な数値を示した基礎代謝基準値を赤ちゃんと大人で比較してみると、以下のように大きな差があることがわかります。
- 1~2歳/男性:61.0、女性59.7
- 10~11歳/男性:37.4、女性:34.8
- 30~49歳/男性:22.5、女性:21.9
- 75歳以上/男性:21.5、女性20.7※5
このように、赤ちゃんと30代以上の成人の基礎代謝基準値には3倍もの差があることが分かります。これほど代謝が活発なため、就寝中でも体温が上がりやすく汗を多くかくこと繋がります。汗をかくこと自体は代謝が活発に働いており、健康に成長している証ともいえます。
汗腺が密集している
発汗は自律神経によってコントロールされている生理現象です。体温が上昇すると脳から交感神経に発汗の指令が出され、交感神経が汗腺を刺激することによって汗が作られます。そして皮膚表面に排出された汗が蒸発することで、気化熱で体の熱を奪い体温の上昇を抑えられるのです。
汗を作り出すための重要な器官である汗腺は、一人あたり200万~500万個あるといわれ、生まれてから大人になるまでこの数は生涯変わりません。赤ちゃんの小さな体に大人と同じ数の汗腺があるため、その密度は大人の7倍以上といわれています※6。汗腺が密集しているため汗が大量に出やすく、大人より汗の量が多く感じられるのです。
赤ちゃんが汗をかきすぎたときに気を付けたいこと

汗をかくこと自体は問題ありませんが、汗をかいたまま放置すると体が冷えやすく、風邪などの原因になる可能性があります。また、赤ちゃんは汗疹ができやすいため皮膚のケアも重要です。汗をかきすぎてしまわないよう、寝具や衣類の調整で汗の量をコントロールすることが大切です。
体の冷えに注意
気化熱とは、液体が気体に変わる時に周囲から吸収する熱エネルギーのことです。汗が体の表面で蒸発(気化)すると、この気化熱が発生して体温が奪われます。体温調節のために必要な機能ですが、大量の汗を放置したままでいると体を冷やしすぎる可能性があります。
冷えすぎると血流が悪くなり、内臓の働きも低下して免疫力が落ちるといわれています。特に首や背中が濡れたままだと、風邪をひいてしまうこともあります。汗をかいたら早めに拭き取り、着替えさせることが大切です。
汗疹対策が必要
汗をたくさんかきやすく皮膚もデリケートな赤ちゃんは、汗疹ができやすいため注意する必要があります。汗疹とは、汗をたくさんかくことで汗の出口に汗が溜まり、発疹やかゆみが出る皮膚トラブルです。
赤ちゃんのデリケートな肌は汚れや汗による刺激に弱く、また無意識に患部を掻きむしってしまうため悪化しやすいという特徴があります。汗をかいたら拭き取ったり着替えさせたりして清潔に保つほか、熱がこもりにくい通気性の良い衣服を選ぶとよいでしょう※7。
熱中症予防
近年は夏の暑さが厳しくなっているため、年齢を問わずに熱中症患者が増加しています。前述の通り、赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、大人以上に熱中症に弱いとされています。さらに、赤ちゃんは喉が渇いても言葉で訴えることができません。大人が注意していないと脱水のサインを見逃す可能性があるので注意が必要です。
気温が高い夏場などは、汗をかきすぎると脱水や熱中症の原因となるため、こまめな水分補給を心がけましょう。室内の場合は、室温管理と通気性の良い寝具を使用することが熱中症予防に繋がります。
赤ちゃんの寝汗対策

前述した通り、赤ちゃんの寝汗を軽減するためには室温や服装、寝具の見直しが必要です。快適な睡眠環境を整えることで、汗を適量にコントロールすることができます。湿度や体温に合った服装調整などを行い、汗をかきすぎないように注意しましょう。
室温と湿度の調整
赤ちゃんは周囲の環境温度に影響されやすいため、室内の環境を快適に整えることが大切です。赤ちゃんにとって適切な室温と湿度は、
〈冬季〉温度:20~25℃、湿度50~60%
〈夏季〉温度:25~28℃、湿度50~60%
とされています※8。エアコンや加湿器を活用して環境を整えましょう。
上記は大人に適した環境とあまり違いがないため、大人が快適に過ごせるのであれば赤ちゃんにとっても問題ないと考えてよいでしょう。ただし、赤ちゃんのベッドの位置によっては、日当たりがよく温度が上がりすぎる場合などもあるかもしれません。室温や湿度を測る時は、赤ちゃんがよく過ごす位置で行うと安心です。
通気性のよい寝具の使用
周囲の環境温度だけでなく、熱がこもりやすい衣服も大量に汗をかく一因となります。必要以上に熱がこもらないよう、ガーゼ素材など通気性がよい寝具を使うとよいでしょう。
また、寝ている間にたくさん汗をかくため、敷きパッドを吸湿性の高い素材に変えるのも効果的です。汗がいつまでもシーツの上に溜まっていると、湿気や熱がこもりやすくなってしまいます。通気性の良い寝具を使うことで、蒸れを防ぎ寝汗を減らす効果を期待できます。
重ね着を避ける
赤ちゃんは体温が高く汗をかきやすいため、冬でも半袖の肌着でちょうどよいとされています。温かくしてあげたいからとたくさん重ね着をしてしまうと、熱がこもって汗の量を増やす原因になってしまいます。
肌着は薄手で吸湿性重視のものを選び、寒さ対策はカーディガンやケープなど脱ぎ着しやすいものでコントロールするとよいでしょう。裏起毛の長袖などは熱がこもりやすく、汗による肌トラブルの原因にもなるため、赤ちゃんの間は避けた方が無難です。
赤ちゃんが寝汗をかいたときにしてあげたいこと

寝汗をかくことは汗腺の発達にも役立つため、寝汗を防ぎすぎるのもよくありません。大切なのは、寝汗をかいた後に体を冷やさないようにして体調を悪化させないことです。また、肌トラブルを防ぐため、こまめな汗の拭き取りも効果的です。寝汗をかいた時は以下のようなケアを行い、赤ちゃんの健康を守りましょう。
汗を優しく拭き取る
汗をかいたら、こまめに拭き取るよう心がけましょう。濡らしたガーゼやタオルで、押さえるように優しく拭き取るのがポイントです。ゴシゴシこすって拭き取ってしまうと、皮膚への刺激となり肌トラブルを悪化させる可能性があるため注意が必要です。
たくさん汗をかいた時は、シャワーで汗を洗い流すのも効果的です。汗をかいた後の肌は乾燥しているため、汗を拭き取った後に保湿ケアを行うと肌トラブルの予防になります。
着替えをさせる
衣服が濡れていると体が冷える原因になってしまいます。背中に汗をかいていたり、肌着が湿っていたりする場合は、こまめに着替えを行うのがポイントです。夜中でも必要に応じて着替えを行いましょう。速乾性のある肌着に着替えさせることで長く快適さを保てるので、素材選びからこだわるのもおすすめです。
こまめな着替えが難しい場合は、背中と衣服の間に汗取り用のガーゼハンカチを挟んでおき、汗をかいた時に交換するようにすれば着替えの手間を軽減できます。
体調をチェックする
赤ちゃんの汗が多い時は、発熱や脱水などのサインである可能性もあります。少し熱があっても元気があり、食欲もある場合はしばらく様子を見ましょう。
ただし、
□咳が出たりゼイゼイいう。
□飲んでは吐くを繰り返す。
□発熱や下痢がある。
□水様便が5、6回以上出る。
など、通常とは異なる異変があれば医療機関に速やかに相談しましょう※9。単なる寝汗と思い込まず、何が原因かをきちんと確認し、素早い対処が重要です。
赤ちゃんにおすすめの肌着

汗をかきやすい赤ちゃんの肌着は、素材選びが重要です。特に通気性と吸湿性が高い素材は汗をかきやすい赤ちゃんに適しているといえるでしょう。季節に合わせた肌着選びで快適さが変わるため、それぞれの素材の特性を知り、適したものを選びましょう。
ガーゼ素材
ガーゼ生地とは、絹や綿、麻などの甘撚りの糸を使って目の粗い平織りにした生地を指します。化学繊維にはない柔らかさと風合いがあり、軽くて通気性が高いため、汗をかきやすい季節に適した素材だといえます。ガーゼはゆるく織られているため柔らかく、肌への刺激が少ないのでデリケートな赤ちゃんの肌にも安心して使えます。また、洗濯した時に乾きやすいのもメリットのひとつです。
オーガニックコットン
通常のコットンとは異なり、農薬や化学肥料を使わずに育てられ、一定の基準をクリアした繊維および商品のみが「オーガニックコットン」と呼ばれています。日本ではまだ明確な定義はないといわれていますが、世界ではオーガニックコットンを認証する機関が複数存在しています。オーガニックコットンは肌触りが柔らかく、敏感肌の赤ちゃんに向いているといえます。吸湿性が高く汗をしっかり吸ってくれるため、季節を問わず使いやすい素材です。
メッシュ素材
「メッシュ」とは、英語で「ふるいの網目」という意味を表す言葉です。ふるいが細かなものを通過させるように、メッシュ生地も風や汗など穴より小さいものを通しやすい構造となっています。そのため通気性が圧倒的に高く、夏場の寝汗対策などに向いている素材だといえます。網目状で隙間があるので軽くて蒸れにくく、快適な状態を保つことができます。重ね着しなくても体温調節がしやすいため、熱や湿気がこもりやすい夏場などに特におすすめの生地です。
赤ちゃんに水やミルクを与えるならウォーターワンがおすすめ

このように、赤ちゃんの寝汗はきちんと対処することで体調悪化や肌トラブルを未然に防ぐことができます。また、汗をかくこと自体は体温調節機能の発達に必要なため、赤ちゃんが脱水を起こさずに正しく汗をかけるよう、こまめな水分補給も心がけるとよいでしょう。そこで、おすすめしたいのがウォーターサーバー『ウォーターワン』です。
『ウォーターワン』が定期的にご自宅までお届けする天然水は不純物が少ない軟水で、まろやかな口当たりで赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。また、冷水と温水がいつでも使えるので、忙しい時でも衛生的な白湯を簡単に作ったり、冷水と温水を混ぜることで常温水を作ったりすることができ、赤ちゃんに適した温度の水をすぐに用意できるので便利です。ミルクづくりにもすぐに使えるため、小さな赤ちゃんがいるご家庭ではミルクの準備の時短にも役立つでしょう。
温水コックには標準でチャイルドロック機能が付いているため、赤ちゃんや小さなお子さまがいるご家庭でも安心です。冷水側もオプションでチャイルドロック機能を付けることができるため、使用環境に応じて取り付けが可能です。赤ちゃんの水分補給のために、この機会にぜひウォーターサーバー『ウォーターワン』をチェックしてみてください。
不純物が少ない軟水だから、赤ちゃんの水分補給にも使える!ウォーターワン公式HPを見る
参考文献
- ※1:肌育研究所「赤ちゃんや子供の寝汗をなんとかしたい!寝汗の理由と対策を紹介」
- ※2:医療法人社団 誠道会「第1章:子どもの寝汗とあせもの関係」
- ※3:楓みみはなのどクリニック「子供の体温について」
- ※4:テルモ体温研究所「子どもの体温の特徴」
- ※5:千葉県「人はなぜ食べるのでしょうか」
- ※6:医学出版「汗腺の構造と発汗の機序」
- ※7:ヒフノコトサイト「赤ちゃん・子どもの『あせも』対策と予防法」
- ※8:子供英語タイムズ「【医師監修】新生児に快適な室温は?春夏秋冬の温度調節のコツと対策」
- ※9:ベビースマイル 赤ちゃんの健康情報「すぐに連れていかなくてもいい?赤ちゃんを病院に連れていく目安とは」








