WaterOneコラム

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ビタミンCを豊富に含むことで知られる“レモン”。あらかじめ水にレモンを浸したり、レモン果汁を混ぜたりしたレモン水を飲んだことがある人も多いのではないでしょうか?
爽やかな酸味を感じるレモン水は、サッパリした飲み口でおいしいだけではなく、レモンに含まれているビタミンCやクエン酸などが溶け込んでおり免疫力アップや美肌効果が得られるといわれています。そのため、健康面が気になる人や、キレイになりたいと考えている人におすすめです。
そこでこの記事では、レモン水の効果や、おいしいレモン水の作り方などをご紹介します。気になる人は、ぜひご自宅での飲み物にレモン水を取り入れてみてください。
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レモン水の効果
レモンにはビタミンC以外にも、クエン酸や食物繊維、リモネンなど様々な成分が含まれています。それらを取り入れることで一体どのような効果が得られるのか、レモン水で得られる効果を具体的に見ていきましょう。
ダイエット効果

ダイエットの時に意外と見落としがちなのが飲み物。頑張って食事を制限しているのに喉が渇いたらジュースを飲んでいる、ということはありませんか?ジュースには想像以上に多くの糖分が含まれているため、ダイエット中はできるだけ避けた方がベター。糖分の摂りすぎで、脂質を溜め込んでしまう恐れがあります。
カロリーゼロの飲み物であれば水やお茶などがありますが、特に脂質の代謝を促進したいならばレモン水がおすすめです。レモンに豊富に含まれるビタミンCには、糖質代謝を促す働きがあります。食事で取り入れた炭水化物から作られる中性脂肪は胆汁酸という物質によって分解されますが、この胆汁酸を作るためにはビタミンCが必要です※1。ビタミンCが不足した状態で炭水化物を摂りすぎると、中性脂肪が分解されずにどんどん溜まっていくことに。ダイエット中は食事を制限することが多く、なおさらビタミンCが不足しがちです。レモン水を定期的に飲むことで、ビタミンCの不足を防ぐことができます。脂肪がなかなか落ちないと悩んでいる人は、レモン水を毎日少しずつ飲んでみるのがおすすめです。
口臭予防

口臭は様々な原因から引き起こされますが、そのほとんどは口内の環境が原因だといわれています。なかでも、最大の口臭源となっているのが舌苔(ぜったい)。舌苔とは舌の表面に溜まる苔状の汚れを指し、その正体は細菌や食べかす、剥がれた粘膜など※2。舌苔には1億個もの細菌が存在するといわれ、増殖してしまうと口臭がひどくなるばかりかウイルスなどによる感染リスクも高めてしまうため、日頃からこまめなケアを行うことが大切です。
レモンに含まれる「クエン酸ナトリウム」や香気成分「シトラール」には、口臭関連菌を減少させる働きがあることがわかっています※3。口内の環境は日々変わっていくもの。日頃からレモン水を飲むことを習慣化すれば、細菌の増殖を抑えることができるでしょう。また、レモン特有の爽やかな香りには口臭を隠して気にならないようにするマスキング効果もあります。起床後や大事な打ち合わせ前など、口臭が気になるタイミングで飲むのもおすすめです。
骨密度の改善

丈夫で健やかな骨は、いつまでも生き生きと活動するために欠かせないものです。日本では骨の密度がスカスカになってしまう骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者が1300万人を超え、50歳以上の女性の4人に1人は骨粗鬆症になっているといわれています※4。また、成長期に丈夫な骨を形成できていないと、将来的な骨粗鬆症のリスクを高めることにもつながります。
骨の栄養というとカルシウムを思い浮かべるかもしれませんが、実はレモンに含まれるクエン酸やビタミンも丈夫な骨づくりに重要です。クエン酸やビタミンCは、カルシウムの吸収やコラーゲンの合成を促進し、強くしなやかな骨を作るのを助けてくれるのです※5。骨は硬いイメージがあるかもしれませんが、その状態は摂取する栄養素によって日々変化しています。レモン水を継続して飲むことで、健康な骨を維持する効果が期待できます。
免疫力アップ・健康改善

世界的に感染症が流行した時、特に注目を集めたのが免疫力です。免疫力とは体に備わっている防御機能で、体内に侵入してくる細菌やウイルスを防ぎながら、さらに侵入してしまった細菌などを除去する働きがあります。免疫力を下げてしまう原因は、栄養バランスの乱れや睡眠不足、ストレス、加齢など様々。免疫力を維持するためには、栄養バランスのとれた食事を摂って規則正しい生活をおくることが理想ですが、何かと忙しい毎日、それを実践し続けることは難しいですよね。そこで役立てたいのが、レモンに豊富に含まれるビタミンCです。
ビタミンCには「病原体の除去時に発生する活性酸素・活性窒素に対する自己細胞の庇護」「白血球(好中球、リンパ球、食細胞など)の産生、機能、移動」など、自己免疫を高め健康な身体を維持するのに役立つ働きがあります※6。レモン水を飲むことで不足しがちなビタミンCを補い、健やかな体を維持できるのです。
リラックス効果

アロマテラピーなどで知られるように、香りには様々な効果があります。アロマテラピーという言葉自体は1930年代に生まれたものですが、紀元前3000年頃から芳香油が使われるなど、香りが持つ力は古くから人々の間で活用されてきました。
そんな香り成分のひとつが、レモンに含まれる「リモネン」。リモネンはレモンをはじめ柑橘類の果皮に含まれる香気成分で、リラックス時に優位になる副交感神経の働きを促して心拍数を落ち着かせることができます。仕事で緊張する場面や、夜のリラックスタイムなどに爽やかな香りのレモン水を飲めば、より深いリラックス状態が得られます。
美肌効果

「ビタミンCは健康よりも美容のイメージが強い」、という人も多いのではないでしょうか。食べて良し・塗って良しの美肌成分で、市販されているスキンケアアイテムにもビタミンCが配合されているものがたくさんあります。
ビタミンCには、肌老化の原因となる「活性酸素種」を除去したり、ハリや弾力の素となるコラーゲンの合成を助けたりと、美肌に効果的な働きがたくさん。さらに、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制することで美白効果も期待できます。美白ケア製品はたくさんありますが、「ビタミンC誘導体」はよく知られている美白成分のひとつだといえるでしょう。
もちろん、飲むことでの美白効果も期待できます。美白効果を期待して飲む場合は、紫外線を浴びる前が効果的。日差しの強い日は、お出かけ前に水分補給も兼ねてレモン水を飲むと良いでしょう。
おすすめのレモン水の作り方をご紹介

このように、たくさんの嬉しい効果が得られるレモン水ですが、作り方はとても簡単。
基本の作り方は、コップ1杯程度(200ml)の水にレモン1/2個分の果汁を搾り入れ、よく混ぜればあっという間に完成。生のレモンを搾って果汁を作るのが面倒な時は、市販のレモン果汁を小さじ2~3杯程度入れると良いでしょう。
生レモン水をすぐ飲みたい場合は、レモン果汁を足すのがおすすめです。
生のレモンを使う場合は、1/2個分を1~2mm程度にスライスして水1リットルに漬けておくのもおすすめ。2~3時間でほどよい酸味が溶け出したレモン水が出来上がります。ピッチャーに入れれば見た目も爽やかで、カフェのような気分を楽しむことができるでしょう。
また、白湯にレモンスライスやレモン果汁を加えて「レモン白湯」にするのもおすすめ。体が温まり血行促進効果も期待できます。
上記で紹介したレモンの個数はあくまで目安です。酸味が好きな人は多めに入れるなど、自分の好みに合わせて飲みやすい量に調整すると良いでしょう。
レモン水のアレンジ方法

レモン水はアレンジ次第で、様々な味わいを楽しむことができます。例えば…
- より爽やかにしたい時は…ハーブやミントを加えて、スッキリ爽快感をアップ!
- 酸味をマイルドにしたい時は…はちみつを加えて“はちみつレモン”に。とろみがついて飲み心地にも変化が!
- 血行を促進したい時は…生姜を加えてめぐりをアップ!冷える日は、レモン白湯に生姜やシナモンを加えるのがおすすめ。
などのアレンジ方法があります。
砂糖やガムシロップを加えて飲みやすくする方法もありますが、たくさん飲むとカロリーの摂りすぎで生活習慣病を引き起こす恐れがあります。普段からレモン水をよく飲むという人は、砂糖やガムシロップではなく、自然のハーブなどを使ったアレンジがおすすめです。
レモン水を飲む際の注意点
良いこと尽くめのように見えるレモン水ですが、飲み過ぎは良くないなどの注意点もあります。いつもの暮らしに上手に取り入れていくために、レモン水を飲む時に注意すべき点をあらかじめ確認しておきましょう。
飲むタイミングによって効果が変わる

レモン水にはビタミンや香気成分など様々な成分が含まれていることもあり、飲むタイミングによって異なる効果が得られます。
寝ている間に雑菌が繁殖した口腔内をリフレッシュ。さらに、ほどよい酸味が腸を刺激して身体をシャキッと目覚めさせます。
ビタミンの吸収効果が高まるタイミングです。美白効果や免疫力アップ効果、疲労回復などを期待する人はこのタイミングで飲むと良いでしょう。
体が休息に入ろうとしている時のレモン水は、リラックス効果を発揮して睡眠の質をアップさせます。
飲むタイミングが違うと期待した効果が得られない場合もあるため、いつ飲むかを意識して取り入れると良いでしょう。
お腹がゆるくなる可能性がある

レモンをはじめとした柑橘類には、酸味成分や食物繊維が多く含まれています。適量ならば体に良い影響を与えますが、摂取しすぎるとお腹をゆるくしてしまう効果も。
特に、食物繊維の一種であるペクチンは便通を良くする働きがありますが、摂りすぎると腹痛や下痢を引き起こしてしまいます。お腹がゆるくなりやすい人や空腹時、下痢ぎみの時は、レモン水が胃腸に負担をかけてしまう恐れがあります。通常のお水や白湯を飲むようにしましょう。
飲み過ぎると歯がダメージを受ける

レモンに含まれるビタミンCやクエン酸は酸性の成分なので、こまめに飲んでいると口腔内が常に酸性になってしまう恐れがあります。口腔内が酸性に傾きすぎると、酸の働きによって歯の表面のエナメル質が溶けてしまい、歯の黄ばみや変色、知覚過敏の原因となる酸蝕歯(さんしょくし)になってしまう場合があります。
酸蝕歯という言葉は初めて聞くかもしれませんが、2015年の調査ではなんと約4人に1人が酸蝕歯であるというデータもあるほど身近なもの※7。酸によって溶けてしまったエナメル質は、自然に元に戻ることはありません。レモン水を生活に取り入れる時は、朝に飲む、夜のリラックスタイムに飲むなどタイミングを決め、1日中飲むのは避けたほうが良いでしょう。
ウォーターワンの天然水はレモン水にもぴったり

おいしいレモン水をつくるためには、おいしいお水が必要不可欠です。水道水は残留塩素が残っているためカルキ臭が気になる場合があり、さらに雑味があるためレモンの酸味と合わない可能性があります。ペットボトルのミネラルウォーターを使う方法もありますが、日常的にレモン水を利用する人はボトルのゴミがたくさん出て処分が大変です。
そこでおすすめしたいのが、ウォーターサーバー『ウォーターワン』。天然ミネラルウォーターの宅配型サーバーで、富士山・南阿蘇・沖縄・島根の4つの採水地から好みに応じた水を選べるのが特徴のひとつ。いずれも軟水でくせがなくゴクゴク飲めるおいしさなので、レモン水づくりにもぴったり。また、刺激が少ないので、調理用の水や胃腸がデリケートな赤ちゃんのミルクづくりにも適しています。
『ウォーターワン』は、いつでも冷水と温水が使えるので、そのまま飲むのはもちろん、それぞれを混ぜて白湯にするなど飲みやすい温度に調節も可能です。暑い時は冷たいレモン水、冷える時はレモン白湯などの調整も手軽にできます。
ウォーターサーバーを使って手軽においしいレモン水を
レモン水は健康や美容、リラックス効果など様々な良い効果がある飲み物です。適量を定期的に摂取すれば、より健やかな生活を送るためのサポートとなるでしょう。作り方はとても簡単で、水に市販のレモン果汁や生のレモンを入れるだけ。いろいろなアレンジがあるのも嬉しいポイントのひとつです。
おいしいレモン水をもっと手軽に楽しみたいなら、天然水を自宅までお届けする『ウォーターワン』がおすすめ。4つの採水地から好みの味わいを選べるうえ、飲みやすい軟水なのでレモンの風味がより際立ちます。冷水も温水もすぐに使えるので、冷たいレモン水とレモン白湯の使い分けも手軽です。日頃の健康・美容づくりのために、ぜひお役立てください。
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参考文献
- ※1:https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2020.920680/data/index.html
- ※2:https://www.jda.or.jp/park/trouble/index03.html
- ※3:https://confit.atlas.jp/guide/event-img/jsfst66/2Fp-02/public/pdf?type=in
- ※4:https://www.kouei.so.ecomas.jp/newpage/wp-content/uploads/2021/04/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%A0%E3%82%88%E3%82%8A%EF%BC%94%E6%9C%88%E5%8F%B7.pdf
- ※5:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33728061/
- ※6:https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/95/4/95_146/_pdf
- ※7:https://shika-furuya.com/diary-blog/9135