• 作成日：2025年06月02日
• 作成者：ウォーターワン

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普段、どのように氷を作っていますか？冷凍庫で製氷皿を使って冷やしたり、冷蔵庫の自動製氷器で作ったりと各ご家庭によって作り方は様々でしょう。その際に気になるのが、氷づくりに使用する水です。どうせ作るならおいしいミネラルウォーターを使った氷を作りたいものですが、「自動製氷器は水道水以外の水を使ってはダメ」と聞いたことがある、という人もいるのではないでしょうか。

一体なぜ自動製氷器は水道水推奨なのか、またウォーターサーバーのお水で氷を作ってはいけないのかが気になりますよね。そこでこの記事では、ウォーターサーバーのお水で氷は作れるのか、おいしい氷はどうやって作るのかを解説します。

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ウォーターサーバーの天然水で氷を作っても大丈夫？

水道水で氷を作ると、カルキ臭が気になって「まずい」と感じる人もいるかもしれません。そのため、おいしいミネラルウォーターを使いたいところですが、気になるのが「自動製氷器には水道水以外を使ってはダメ」という情報です。その理由は、自動製氷器は水を貯めておくタンクやそこから水を通す給水パイプがあり、塩素が含まれていないミネラルウォーターを使うと目詰まりを起こしたり、フィルターの腐敗や劣化を起こしたりする可能性があるため。そのようなトラブルを避けるために水道水の使用が推奨されています。

しかし、これはあくまで自動製氷器での話。製氷皿に水を入れて作る場合は、ウォーターサーバーの水を使用して氷を作成してもまったく問題ありません。ただし、前述の通りウォーターサーバーの天然水には塩素が含まれていないため、水道水に比べて雑菌が繁殖しやすいというデメリットはあります。では、水道水で氷を作った場合と天然のミネラルウォーターで氷を作った場合、それぞれどのような違いが出るのかを確認してみましょう。

水道水で作るメリット・デメリット

水道水は水道法によって品質基準が定められており、蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上保持することが義務付けられています^※1。塩素は一般細菌や大腸菌などの消毒に効果があるため、安全に飲める品質を維持するうえで欠かせないものだといえるでしょう。

残留塩素の健康への影響が気になる、という人もいるかもしれませんが、WHO（世界保健機関）の飲料水水質ガイドラインでの塩素の値は5mg/Lとされています^※2。この量は、生涯にわたって水を飲んでも人の健康に影響が生じない濃度とされているため、0.1mg/L以上という量は健康にはほぼ害がないと考えて問題ないでしょう。むしろ、残留塩素がない方が水の品質が劣化しやすくなり、雑菌の繁殖などによって健康に害を及ぼす可能性が考えられます。

しかし、健康面では問題ないとはいえ、残留塩素は味に影響を及ぼすデメリットがあります。水道水を「カルキ臭い」と感じるのは、残留塩素によるもの。水道水で氷を作った時も、このカルキ臭さが気になるという人は多いかもしれません。そのため、東京都では水道水の安全性はもちろん、おいしさという観点も考えて残留塩素が0.1 mg/L以上0.4 mg/L以下になるように都独自の水質目標値を設定して、残留塩素の低減化に努めているそうです^※2。

残留塩素があることによって長く品質を維持でき、安心安全な氷を作れるメリットがある反面、カルキ臭があるため特に繊細な味の違いを楽しみたいお酒や飲料水などの風味の邪魔になってしまう場合があります。また、水道水で氷を作ると残留塩素や空気が含まれますが、これらは氷にとっては不純物です。不純物が混じった氷は溶けやすくなるため、水道水の氷は溶けやすくなる場合があります。

ウォーターサーバーの水で作るメリット・デメリット

天然のミネラルがバランスよく含まれるミネラルウォーターは、塩素などの不純物が含まれていないため、水道水よりも溶けにくくおいしい氷になります。雑味がない分、お酒作りやスムージー作り、かき氷作りなど幅広い用途に適しているといえるでしょう。

また、ミネラルウォーターを使った場合、より透明度の高い氷ができるといわれています。そもそも、家庭で氷を作った時に中央が白く濁る理由をご存知でしょうか？それは、塩素や空気などの不純物が凍っているから^※3。水道水よりも不純物があまり含まれていないミネラルウォーターの方が透明な氷を作りやすいといえます。よりきれいな透明氷を作るためには、空気が凍らないようにゆっくり凍らせると良いでしょう。

ただし、不純物が少ないということは消毒効果のある塩素が含まれていないということ。ウォーターサーバーのミネラルウォーターで氷を作る時は、雑菌が繁殖しやすい点に留意する必要があります。前述の通り、自動製氷器に水道水が推奨されているのも、ミネラルウォーターには消毒効果がないためです。氷自体の品質が維持しづらくなるのはもちろん、製氷皿などの使用器具も水道水以上に清潔に保つ意識が必要となります。

しかし、ウォーターサーバーのミネラルウォーターで氷を作ってはいけない、というわけではありません。注意すべきポイントをしっかり押さえておけば、ウォーターサーバーの水でも、簡単に安心安全な氷を作ることができます。

ウォーターサーバーの水を使用した氷の作り方

ウォーターサーバーのミネラルウォーターを使用して氷を作る時は、自動製氷器の使用が推奨されていないため、製氷皿などを利用する必要があります。製氷皿のほかに、タッパーや牛乳パックなどの大きい容器を使用する方法も。なるべく手間をかけたくない方は製氷皿、ひと手間加えておいしく自分好みの形で作りたい方はタッパーや牛乳パック等がおすすめです。

製氷皿

自動製氷器を使わずに氷を作る際に活躍するのが製氷皿です。ウォーターサーバーから水を注ぎ、冷凍庫に入れるだけで作ることができるのでとても簡単。製氷皿を持っていない場合でも、100円ショップなどでリーズナブルに入手可能なうえ、四角形から丸い氷が作れる製氷器、かわいらしい動物の形のもの、ビニール製の袋に入れて作る製氷パックなど様々な種類が揃っています。

ウォーターサーバーの水を使って製氷皿で氷を作る際の注意点は、使用前に必ず製氷皿を丸洗いして、清潔な状態で使用すること。自動製氷器とは異なり、丸洗いできて清潔に保ちやすいのが製氷皿のメリットです。毎回使う前に洗うことを習慣づけていれば、雑菌の心配なく利用できるでしょう。製氷皿を使った場合、冷蔵庫の性能や作る氷の大きさにもよりますが、2～3時間程度で氷ができるといわれています。製氷皿はすぐに使える形で作れるのがメリットのひとつ。

タッパーや牛乳パック等

製氷皿は決まった形の氷を作るものですが、タッパーや牛乳パックを使って大きい氷を作り、好みの形に成形する方法もあります。バーなどでは、板氷から使いやすい形に切り出してお酒づくりに使用しますが、この板氷に近いものを家で作れば自宅でも同じように氷を使えます。作り方は、基本的に製氷皿と同じです。洗浄したタッパー容器や牛乳パックにウォーターサーバーの水を入れ、冷凍庫で12～24時間冷やします。半分ほどが凍ったら残った水を捨てて完成です。残った半分を捨てるのは、氷ができる時に不純物以外から凍っていくという性質があるため。つまり、半分ほど凍った後に残っている水には不純物が多く含まれているため、捨てることによってより純粋な氷が得られるのです。

凍る時間は水量によって異なるため、適宜様子を見ながら調整しましょう。また、タッパーを使用する場合、耐冷温度が-18℃を下回るものでないと冷凍中に破損する危険があるため要注意。成形時には一般的にアイスピックや包丁を使用しますが、不慣れな場合は怪我をする危険があるため、低温作業用グローブをつけるなど安全対策を徹底しましょう。

ウォーターサーバーの水で氷を作る際の注意点

ウォーターサーバーの水で氷を作る際は、残留塩素が含まれていないため特に衛生面に注意が必要です。安心安全な氷を楽しめるよう、以下の内容をあらかじめ確認して、氷作りを行いましょう。

使用器具はこまめにお手入れする

塩素が含まれていないウォーターサーバーの水で氷を作る場合は、雑菌の繁殖を防ぐためにこまめにお手入れして清潔さを保つことが重要です。特に、氷を作る際に使用する製氷皿やタッパーは使用前に必ず洗浄するようにしましょう。紙パックを使う場合は、使用前に洗うことはもちろん、毎回新しいものを使うことで雑菌の繁殖を抑えることができます。

カビなど雑菌が繁殖すると、飲み物の味が変わる・カビ臭いニオイや酸っぱいニオイがする、などの影響が出てしまいます。せっかく作った氷をおいしく楽しむためにも、使用器具のお手入れは欠かさないようにしましょう。

早めに消費する

水道水で作る場合に比べて氷の賞味期限が短いため、なるべく早めに使い切るようにしましょう。目安は、作ってから3日以内。冷たい冷凍庫の中に入れているので、雑菌が入らないよう十分に注意して作ればカビや雑菌は繁殖しないと思いがちですが、冷蔵庫内に入り込んでしまった菌が氷の表面に付着することもあるため油断は禁物です。長く保存していた氷の表面に黒っぽい点や白いもやもやとしたものが付着していたり、異臭がしたりする場合は、その氷は使用しないようにしましょう。氷カビは味やニオイの変化の原因になるだけではなく、食中毒のリスクを高めたりアレルギー反応の発症を引き起こしたりなどの健康被害につながる恐れもあるため注意が必要です。

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このように雑菌の繁殖に注意する必要はあるものの、不純物が少ないウォーターサーバーの天然水で作れば、おいしく透明な氷を楽しむことができます。そこでおすすめしたいのが、ウォーターサーバー『ウォーターワン』です。

『ウォーターワン』は富士山・南阿蘇・沖縄・島根の4つの採水地から選べる天然水を提供しているため、自分好みの味を選ぶことができます。おいしい氷づくりはもちろん、日々の水分補給も好みの味で行えるので、水分補給の習慣づけにもぴったりです。また、天然水の宅配水業界でトップクラスのリーズナブルさも魅力のひとつ。初期費用・配送料・サーバーレンタル量は0円で、お水の500ml換算時の料金はなんと約70円（※ウォーターワン沖縄 3年うきうきパック契約の料金）！たくさん水を飲む人や人数が多いご家庭でも、安心して毎日飲むことができます。

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