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			熱々のお湯を準備するには、やかんや鍋、ケトル、電気ポットなどの様々な方法があります。やかんや鍋は水の量によって沸騰するまでに時間がかかるため、今すぐお湯が欲しいという時は不向きかもしれません。一方、ケトルや電気ポットは沸かす時間が短くて済むものの電気代が心配、という人もいるでしょう。
			
			そこでおすすめしたいのが、時間もかけず電気代も比較的安く済ませられる「電子レンジを使う」方法です。しかし、手軽で便利ではあるものの、使い方を誤ると「突沸」と呼ばれる危険な現象が起こる可能性があるため注意が必要です。そこでこの記事では、電子レンジで安全にお湯を沸かす方法や注意点、適した容器などを徹底解説します。
		
電子レンジでお湯を沸かす仕組みとは?

			電子レンジは、ボタンひとつで食べ物から飲み物まで温められる便利な製品ですが、どのような仕組みで温まるのかご存知でしょうか?
			
			電子レンジの内部では、1秒間に24億5000万回も振動する「マイクロ波」が発せられています。そのマイクロ波が食品内部の水分を振動させ、摩擦熱を発生させることで食品の温度を上げます※1。そのため、水分をほとんど含まない食品は電子レンジで温めることができません。また、電子レンジ内でマイクロ波の強いところや弱いところがあるため、部分的に熱かったり冷たかったりする“加熱ムラ”が起きることがあります※2。
			
			電子レンジで水を温めた場合も、加熱ムラが起こり均一な温度にならないことがあります。加熱ムラがあると火傷の原因となるため、飲む前に全体を混ぜて温度を均一にした方が良いでしょう。
			
			さらに、電子レンジでお湯を沸かす際に気をつけたいのが「突沸」です。通常、水は沸点を超えると沸騰しますが、電子レンジで温めると沸点まで温度が上がっても沸騰が起こらない「過加熱状態」になることがあります。過加熱状態のお湯は、コップを揺らしたりティーバッグを入れたりなどの刺激が加わると、爆発したように沸騰して周囲に飛び散ります。電子レンジは急速に加熱されることで直火での加熱に比べて過加熱状態になりやすいといわれているため、使用する際は注意が必要です※3。
		
電子レンジでお湯を沸かすメリット

お湯を沸かすのにやかんや鍋を使うと、調理器具を準備して火にかける手間がかかるうえ、火を消すまでその場を離れることができません。それに比べて、電子レンジは時間と手間を大幅に節約できる点が魅力。ガスを使わずに済み、しかも設定した時間に自動で止まるので、目を離していても特に問題はありません。短時間で手軽にお湯を用意でき、しかも安全性が高いという点が大きなメリットだといえるでしょう。
電子レンジでお湯を沸かす際の注意点

			前述した通り、電子レンジはガスコンロによる直火での加熱と比べて突沸が起こりやすいというリスクがあります。突沸が起こると周囲にお湯が噴き出す場合があるため、火傷の原因になってしまいます。
			他にも、使用する容器への注意も必要です。電子レンジに対応していない容器を使うと変形や破損の原因となり、さらに金属製の食器や装飾に金属を使った容器は発火の恐れがあるため電子レンジでの使用は絶対にNG。使用して良いい容器かどうか、あらかじめ確認しましょう。
		
安全にお湯を沸かすための正しい手順

突沸を引き起こす過加熱は、加熱しすぎることで起こります。以下の手順を心がけて、注意しながら加熱しましょう。
- 耐熱ガラスや電子レンジ対応のプラスチック製の容器に水を入れる。開口部が小さな容器や、小さなカップ・マグカップはなるべく使わない。
- 加熱前にスプーン等でかき混ぜる。
- 加熱しすぎないよう短い時間から、様子を見ながら温める。
- 加熱後はすぐに取り出さず、10~20秒ほど待ってから慎重に取り出す。
電子レンジの機種によっては、飲み物専用のメニューが用意されているものもあります。事前に取扱説明書をよく読み、専用メニューなどを上手に活用しましょう※4。
適した容器と適さない容器の違い

			電子レンジは、今や暮らしに欠かせない家電製品のひとつ。ボタンひとつで手軽に使えるため、大人から子どもまで日常的に使用しています。しかし簡単なあまり、何も考えずに電子レンジ不可の容器を温めてしまい容器が変形してしまった…という経験がある人もいるのではないでしょうか。
			
			耐熱温度が低いものやマイクロ波が当たることで放電が起こる金属などは、電子レンジには適さない容器です。あらかじめ、適した容器とそうでない容器を知っておくことで、より安全に電子レンジを使用できます。
		
- 耐熱ガラス
- 電子レンジ対応プラスチック
- 耐熱性が高い陶器 など
- 金属製:金属の電子にマイクロ波が当たって放電が起き、発火する危険性があります。
- 木や紙製の容器:内部に水分が残っており、焦げたりヒビが入ったりする可能性があります。
- ポリスチレン製の容器:耐熱温度が低いため、容器が溶けてしまうことがあります。
誤った容器を使うと電子レンジ本体の故障や火災につながる恐れがあるため、十分に注意しましょう。
時間の目安と温度の確認方法

電子レンジでお湯を沸かす場合は、
- 200mL程度なら500Wで約1分半~2分
			が目安です。
			突沸に気をつけて慎重に取り出した後は、温度を均一にするためにスプーンなどで軽くかき混ぜるとよいでしょう。再加熱する際は、様子を見ながら少しずつ加熱が基本。「短いかな」と感じる程度の温め時間を数回繰り返しましょう。
		
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